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読書やコンピュータなどに関するメモ

「日経Linux」2017年6月号

日経Linux 2017年 06 月号
日経Linux 2017年 06 月号
posted with amazlet at 17.06.29

日経BP社 (2017-05-08)

 先月に発売された号だけど、メモとして。

 特集1が「Windowsパソコン復活最終案内」。Part 1が「選べる! 三つのコース」はWindows風、Mac風、Android風のLinuxディストリビューション選びで、Windows風がLubuntu(コラムでZorinOSも)、macOS風がelementary OS(コラムでVoyagerも)、Android風がRemix OS for PC(コラムでAndroid-x86も)。Part 2が「完璧! データ&周辺機器移行術で、ファイル、テキスト、マルチメディア、ブラウザー、メール、プリンター、無線LAN、グラフィクスの移行を解説。Part 3が「お薦め! 移行後のLinuxアプリ」で、定番アプリを14本紹介。Part 4が「ハードのアップグレード」で、メモリーの増設、ストレージの増設、グラフィックス強化、USB接続のLANやBluetoothなどを紹介している。Part 5が「移行支援ディスクの使い方」で、付属の移行ディスクを使った移行の方法について。

 特集2が、Windows 10のCreators Updateで強化されたBash on Ubuntu on Windowsの解説「Windows乗っ取り活用大作戦」(私も執筆に参加しました)。Part 1が「始め方」で、Bash on Ubuntu on Windowsを有効にする方法とLinuxのコマンドラインの基礎。Part 2が「Windows版Linuxの活用術」で、WindowsコマンドとLinuxコマンドで連係できるようになったのを利用したワザを紹介。Part 3が「Windows版Linuxの進歩」で、Creators UpdateでのBash on Ubuntu on Windowsの強化点を紹介している。

 特集3が、GPIO・I2C・SPIが使えるインターフェイスICのFT232HLをUSB経由で使う「Linux PCで楽しむ電子工作」。Part 1が、I2C接続の小型LCDをつないでPCの状態を表示する。Part 2が、I2Cで温湿度センサーをつないでサーバーの環境を測定し、Muninでグラフ化する。

 「Raspberry Piで楽しむPCオーディオ」連載が最終回で、これまで扱った機能をまとめる。前月に自作したI2S DACボードを使い、Raspberry PiにVolumioをインストールし、有機ELディスプレイを動かす。

 まつもとゆきひろ氏の「プログラマのこだわり」連載が、インプットメソッド。まつもと氏のUnixワークステーション/PCとスマートフォンにおける日本語入力システム遍歴が語られる。

 「Linux 100%活用ガイド」連載が、ストレージの使いこなし。パーティション作成とMBR方式とGPT方式のパーティション、Ubuntuで使えるファイルシステム、LVM。

 「最新SELinux入門」連載が、SELinuxのセキュリティポリシー設定を分析するsesearch、seinfo、semanageの使い方について。実際に近いシナリオで実習する。

 「初心者のためのラズパイサーバー構築」連載が、USBストレージをマウントしてSambaによるファイルサーバーを作る。「会話で学ぶ初めてのLinux」連載が、基本コマンドとシェルの使い方。「LibreOfficeのデータ処理」連載が、スプレッドシートの華といえるピボットテーブル。「ラズパイではじめる電子工作」連載が、人感センサーを使い、測定結果をCSVファイルに出力する。「Linuxで旧型PCを復活! 改二」連載は、2009年のミニタワーPCでドライブを増設してRAID 0を組み、OpenMediaVaultをインストールしてファイルサーバーにする。カーネル新機能連載が、仮想コンソールごとにスクロールバックを使う機能。

 巻頭レポートが、CanonicalのUnityとUbuntu Phone終了、Vine Linux 6.5。世界のディストロ連載が、Ubuntu Budgie。フリーソフト連載が、画面の中でブロックを組み合わせて遊ぶLeoCAD。美女Linux連載が、sysctlによるカーネルパラメータの変更。

 みんな大好き「#!シス管系女子 Season5」は、SSHサーバーの公開鍵認証のメリットと、総当たり攻撃を締め出すfail2ban。

「日経Linux」2017年5月号

日経Linux 2017年 05 月号
日経Linux 2017年 05 月号
posted with amazlet at 17.06.29

日経BP社 (2017-04-08)

 何か月も前に発売された号だけど、メモとして。

 特集1が「安心して使えるフリーソフト」。ネタをメモしておくと、Virtualbox、ConkyLibreOffice、Okular、Dropbox、aobook、Mozc、Skype、GIMP、digiKam、Inkscape、VLC、Audacious、Apache HTTP Server、WordPress、Samba、Nginx、FileZilla、WireShark、Thunderbird、Sylpheed、Eclipse、Visual Studio Code、Android Studio、git-gui/gitk、Vagrant、Ansible、Docker、Chainer、TensorFlow。

 特集2が、軽量デスクトップLinuxの「軽量Linuxベストイレブン」。軽さを追求した「FW」は、省電力ディストロWattOSと、メモリ256MBでも動くPuppy Linux。機能の充実した「MF」は、XfceデスクトップのXubuntu、LXDEデスクトップのLubuntu、macOS風のVoyager、Windows風のZorin OS Lite、XfceをカスタマイズしたLinux Lite。こぼれ球を拾う特化型「DF」が、PC版AndroidのAndroid-x86、オーディオプレイヤー向けのAudiophile Linux、Raspbianのデスクトップ環境をPCで使うPIXEL for PC。サーバー向けの「GK」がNAS用のOpenMEdiaVault。

 特集3が、Raspberry Pi Zeroの「600円ラズパイでハイレゾ音楽&ミニ工作」。Part 1が「携帯音楽プレーヤーにする」で、pHAT DAC PIM138をつないでポータブルオーディオプレーヤーにし、Audaciousでハイレゾ再生や、Shairort Sync、MPDなどを使う。Part 2が「Wi-Fiリモコンカーに仕立てる」で、安価なDCモーターをRaspyで制御し、PyGameでソケット接続してリモート操作する。

 新連載「初心者のためのラズパイサーバー構築」が登場。初回は、サーバーとは何かと、Raspbianでのサーバー基本操作、基本設定。

 まつもとゆきひろ氏の「プログラマのこだわり」連載が、ポインティングデバイス。まつもと氏はトラックポイント+トラックボール派とのこと。

 「ラズパイではじめる電子工作」連載が、スイッチの工作と、RIi.GPIOライブラリでのスイッチの検出、そしてスイッチを入れるとmicroSDカードにRaspbianを書き込むプログラム。

 「最新SELinux入門」連載が、コンテナーからほかのコンテナーへのアクセスやコンテナーからホストOSへのアクセスをSELinuxで止めるしくみと、セキュリティポリシーの設定の要素。

 「会話で学ぶ初めてのLinux」連載が、Ubuntuのデスクトップ画面の説明と、デスクトップアプリ、サーバーアプリ、コマンドの実行。「Linux 100%活用ガイド」連載が、GNOME端末の操作や、ほかの端末アプリであるTerminator、Guake、Sakura。「LibreOfficeのデータ処理」連載は、Calc上での文字列処理。「Raspberry Piで楽しむPCオーディオ」連載は、I2S DACボートの自作。「Linuxで旧型PCを復活! 改二」連載は、HP Pavillion dv6(2012年)のディスクをSSDに換装して、elementary OSをインストールする。カーネル新機能連載が、stat()を拡充したstatx()。世界のディストロ連載が、国産古参ディストロPlamo Linux。

 巻頭レポートが、Ubuntu 17.04β、Wine 2.0/2.4、Skype for Linux Beta。フリーソフト連載が、壁紙や格言をインターネットから取得する壁紙チェンジャー「Variety」。美女Linux連載が、adduser、addgroup、gpasswd。

 みんな大好き「#!シス管系女子 Season5」は、認証ログでsudoの実行ログを確認する話と、zgrep。

 あと別冊付録で、過去の特集や連載をもとにした「春からはじるめLinuxマスター コマンド入門」。

「日経Linux」2017年4月号

日経Linux4月号
日経Linux4月号
posted with amazlet at 17.06.29

日経BP社 (2017-03-08)

 何か月も前に発売された号だけど、メモとして。

 特集1がRaspberry Pi Zeroを扱った「600円ラズパイがやってきた!」。Part 1が準備編で、必要な周辺機器やピンヘッダーなどを紹介。Part 2がデスクトップ編で、Raspbianをインストールしてシステムを更新し、不要なサービスを止めるなどの軽量化をする。Part 3がサーバー編で、USBハブでUSBメモリーと有線LANを追加し、Raspbian Liteをインストールし、Sambaでファイルサーバーを構築し、NginxのRTMPモジュールで動画ストリーミング配信サーバーを構築する。Part 4が周辺機器編で、Bluetoothドングルをつないで、Bluetoothのキーボードやマウス、スピーカーやヘッドホンを接続する。Part 5が電子工作編で、カラーセンサーで周囲の色を調べてそれに応じた音楽を鳴らす音楽プレイヤーを作る。Part 6が人工知能編で、Bluemixクラウド上のNode-REDで開発したIoTサーバーでWatsonの翻訳APIを使い、Raspberry PiのWebページから呼び出す。Part 7が自作基板編で、HAT風ボードとして有線LANボードを自作する。

 特集2が「Linuxの始め方30」。ネタをメモしておくと、Ubuntuをライブ起動で試す、VirtualboxやVMwareの仮想マシンで動かす、Docker Toolboxを使ってDockerでさまざまなLinuxを動かす、Bash on Ubuntu on Windowsを使う、JavaScriptによるLinuxエミュレーターをWebブラウザーで動かす、Macでhomebrewを使ってGNUツールを動かす、XLinuxでiPhone上でLinuxを体験、GNURoot DebianでAndroid内でDebianを動作、不要になったPCにUbuntuをインストール、デュアルブート、外付けドライブにインストール、Macでのデュアルブート、さくらのVPSやAWSでUbuntu、Raspberry Pi、Chromebook、Linuxプリインストールサーバー、System76などの海外のLinuxプリインストールPC、各種公式サイト、各種Linuxニュースサイト、LPI-Japanの教科書、スマートフォンのLinux学習アプリ「リナすた」「Linuxファイル操作コマンド問題集」、Linux系フォーラム、イベントや展示会、スクール、UbuntuのLaunchpad。

 特集3が、旧型PC復活ネタの特別版「LinuxでPC復活実例4パターン」。4種類の王道パターンとして、Core 2 DuoノートでUbuntu、省スペースデスクトップをUbuntu Serverでサーバーに、非Intel CPU(VIA)にLubuntu、液晶一体型PCにLinux Mint Cinnamonを入れてネットPC兼ファイルサーバーに、を解説している。

 今回は新連載が多数。そのうち、先月までの連載の仕切り直しも多い。

 まつもとゆきひろ氏の新連載「プログラマのこだわり」が登場。毎回、こだわりのアイテムを1テーマとりあげるエッセイで、今回はキーボード。まつもとゆきひろ氏は、わざと日本語キーボードを選んでUSA配列にして使うらしい。

 新連載「最新SELinux入門」も登場。第1回は、SELinuxによって得られる効果や、SELinuxの基本的な仕組みを学ぶ。従来から使われているTEのほか、コンテナーや仮想マシンを分離するMCSについても。

 新連載「会話で学ぶ初めてのLinux」は、前回までのLPIC連載の位置づけで、会話形式でLinuxに入門する。初回は、Linuxとは何かについて。最後にLPICなどの試験の紹介。

 新連載「Linux 100%活用ガイド」は、前回までのLinuxステップアップ講座連載の位置づけ。今回はメッセージツールがテーマで、新Skype for Linux Alphaと旧Skype for Linux、ChromeアプリによるLINE、コマンドからのLINEメッセージ送信、Slack、HubotによるSlakc Botの作成。

 新連載「LibreOfficeのデータ処理」は、前回までのLibreOfficeお役立ち機能連載に相当。今回は、Calcで大量データを集計する方法で、条件による並べかえや、オートフィルター、チェックボックス、リストからの入力。

 新連載「ラズパイではじめる電子工作」の第1回は、LEDをブレットボードで接続してPythonから点灯や消灯する。

 新連載「Linuxで旧型PCを復活! 改二」は、おなじみの旧型PC復活ネタの新シリーズ。今回は2003年モデルのVAIO Z1(PAE非対応のPeitium M)にPuppy Linux Tahrpupをインストールする。

 美女Linux連載も仕切り直しで、今回はfindによるファイル名検索や、grepによるファイル内の検索。

 「Raspberry Piで楽しむPCオーディオ」連載は、500円代の有機ELディスプレイをI2C接続して、日本語フォントを使って曲名などを表示する。

 カーネル新機能連載が、KVMでのFXSAVE/FXRSTOR命令対応。世界のディストロ連載が、KDEを採用したNetrunner。

 巻頭レポートは、Raspberry PiをノートPC化するキット「Ti-Top」国内発売、Creators Update目前にWindowsアプリを起動できるようになったWindows Subsystem for Linux、KDE Plasma 5.9とそれをベースにしたKDE neon新版、Raspberry PiのGPS拡張ボードGPSCAP、Ogaki Mini Maker Faire 2016でのRaspberry Pi展示。フリーソフト連載が、執筆に集中できる全画面ワープロ「FocusWriter」。

 みんな大好き「#!シス管系女子」もSeason5が開始。今回はインターネットに開いたsshサーバーを安全にするためのPermitRootLoginや公開鍵認証の設定、ポート番号の変更。

「日経Linux」2017年3月号

 半年ぐらい前に発売された号だけど、メモとして。

 特集1が、AIっぽい技術を実用用途に使う「誰でもできる人工知能30」。Part 1が「写真や画像を想像」で、chainer-goghに絵を描かせる、Torchで白黒画像をフルカラーにする、waifu2x-converter-lglslで画像を拡大、Deep Dreamで画像を幻想的に加工、Girl Friend Factoryで人物画像を自動生成。Part 2が「全体を認識して当てる」で、NVIDIA DIGITSで画像認識、dlibで顔の器官検出、word2vecで単語を類推、ImageNetで写真に写っているものを判別、Quick, Draw!で手書きイラストを採点。Part 3が「気が利く秘書役になる」でAutowareで自動車の自動運転を体験、MMDAgentの対話エージェント、Chainer+しょぼいカレンダーでアニメを推薦、Magentaで作曲、Logojoyでロゴマークを作成、SENSYで服のコーディネートを提案。Part 4が「会話を楽しむ」で、Twitterボット作成、ロイディでIRC人工無能、ALANで人工無能、Zo aiで英語チャット、AI少女 ひとみで音声対応チャットボット、りんなと会話。Part 5が「ゲームの達人になる」で、DQNでPONゲームを理解、DeepMind Labで3D迷路を解く、Universeでドライビングを自動学習、技巧で将棋AIを作る。Part 6が「手軽に学習する」で、CSLAIERで手軽にディープラーニング、Kurでプログラミング不要の深層学習、AI特化LinuxディストリビューションのAI Linux、Amazon EC2のGPUインスタンス。

 特集2が「今年ブレイクするフリーソフト厳選29」(私も執筆に参加しました)。ソフト名だけメモしておくと、Unity 8、Ubuntu Budgie、Audacious、Clementine Music Player、OpenShot Video Editor、Kdenlive、HandBrake、Brave、Corebird、Ramme、Inkspace、rg(ripgrep)、emoj、Zstandard、PowerShell、Neofetch、FreeOffice、LXQt、Fluentd、osquery、GoAccess、Redash、Infer、Clair、Visual Studio Code、Rust、IFTTT Button widget、Simple Docker UI、Ofelia。

 特集3が「Linux&カメラ 120%活用術」。Part 1が静止画で、Shotwellによる写真管理、Gimpで加工、darktableでRAW現像。Part 2jgaアクションカメラで、Shotwellによる管理、Kdenliveによる映像編集、MEncoderでタイムラプス合成、OBSでライブ配信。Part 3が全天球カメラで、ポータブル・パノラマプレイヤーで表示、Spatial Mediaでメタ情報を付加、GIMP+exifcutterでメタ情報を保持して編集。

 特別企画が「ラズパイ似のOrange PiでLinuxを動かしてみた」。Orange Pi PC 2について、製品構成や情報源を紹介し、周辺機器を揃え、8種類の公式イメージからUbuntu XFCEをインストールし、環境を構築し、GPIOでEDを制御し、Orange Pi PC 2用SDKでカーネルをビルドする。

 連載の最終回が一気に6つ。多くは次号からの仕切り直しだけど。

 まず、「経験値ゼロからのRaspberry Pi超入門」連載が最終回で、コマンドラインの使い方。端末と仮想コンソール、ls、pwd、cd、cp、mv、rm、mkdir、apt-get、Bashの補完を解説。

 LPIC連載も最終回で、シェルスクリプトの使い方。source、実行権限、変数、引数、出力、if、test、case、read、for、seq、whilte、関数定義を解説。

 Linuxステップアップ講座連載も最終回で、プログラムを自動実行する方法。「自動起動するアプリケーション」、cronの個人用設定とシステムワイド設定、GNOME Scheduleを解説。

 LibreOfficeお役立ち機能連載も最終回で、一味違うスライドの作り方。スライドマスターとテンプレート、写真の挿入、表やグラフ、図のアニメーション、スライドのノート、クリップアートの増やし方。

 「ラズパイ誰でも簡単プログラミング」連載も最終回。pigpioでリモートからGPIOを操作して、LEDやサーボモーター、センサーを制御し、Webカメラと組み合わせる。

 LinuxでPCリノベーション連載も最終回。ThinkPad X220iを、外装の傷を修復し、mSATA SSDを追加し、Ubuntu 17.04の開発版をインストールし、Unity 8を試す。

 「Raspberry Piで楽しむPCオーディオ」連載は、I2SインターフェイスでSoCから直接音声を出力する方法。I2S DACボードを接続してVolumioやRaspbianで有効にしてハイレゾオーディオを再生する。カーネル新機能連載が、カーネル4.10からのnftablesのステートフルオブジェクト。世界のディストロ連載が、各種サーバーを簡単に立てられるNethServer。

 巻頭レポートは、Bash on Ubuntu on WindowsでopenSUSEを使うハック、LibreOffice 5.3、CES 2017、軽量ディストリビューション「Quirky 8.1.6」(私が書きました)、Raspberry Pi Zero用のピンヘッダー「GPIO Hammer Header」。フリーソフト連載が、軽量ミュージックプレイヤー「Sayonara Player」。美女Linux連載がcronによる自動実行。

 みんな大好き「#!シス管系女子 Season4」は、rsyncでリモート側もroot権限で実行するため、--rsync-pathやsudoers編集をする。今回はボケなし。

 あと別冊付録も「シス管系女子 特別版」。単行本に入っていた誕生編と、作者Piro氏が選ぶお進めの一本としてログファイルをパイプで処理する話、シス管系女子の歴史、Piro氏が運営する関連サイト/アカウント。そして目的別セレクションとして、「リモートアクセス」「テキスト編集」「システム障害調査」「シェルスクリプトと自動実行」の4テーマごとにいくつかのエピソードを再掲載している。さらに未掲載エピソードとして、技術書典で配布した「コマンド操作でファイルを移動・コピーしたい」も掲載。

「日経Linux」2017年2月号

 半年ぐらい前に発売された号だけど、メモとして。

 第1特集が「ラズパイ 2017年式入門」で、PC活用編、サーバー編、電子工作編の3パートかななる。まず最初に各モデルを紹介する買い方ガイド。PC活用編が、キーボードやモニターなどの取り付けに始まり、Raspbianインストール、日本語などの初期設定、付属アプリ紹介、追加アプリの紹介、Lubuntu 16.04 LTSのインストール。コラムでタッチパネルによるタブレット化。サーバー編が、Raspbian Liteインストール、SSH設定、Apache httpdインストール、WordPressのインストールと初期設定、ダイナミックDNSの設定と外部公開、押しボタンによるシャットダウン機構の追加。電子工作編が、全体の概要、はんだ付け入門、ブレッドボード入門、テスター入門、電子工作用Pythonライブラリ、温湿度・気圧センサーからの値の取得、LEDのための抵抗値の求め方、光センサーと分圧回路による明るさ判別。

 ちなみに、付属DVD-ROMにRaspberry Pi電子工作動画あり。

 第2特集が「Linux中級者へのメソッド45」。Part 1がインストール編で、デュアルブート、起動オプション、通常リリースとLTS、HWE、Debian、Fedora、CentOS。Part 2がアプリケーション編で、Ubuntu Software以外のUbuntuソフトウェアやApp Grid、PPA削除、独自ビルド、設定ファイルの管理。Part 3がコマンド編で、nanoとvi、sudo、man、エイリアス、シェルの補完、標準入出力。Part 4がサーバー編で、SSHの公開鍵認証、cron、平日休日判定(ちなみに拙作jpholidaypが使われてました)、LVM、phpMyAdmin、mod_rewrite。Part 5がトラブル編で、LibreOffice、仮想コンソール、lightdm再起動、バックアップ、ログ、top。

 第3特集が「PCオーディオはLinuxにお任せ。AsunderやRubyripperによるリッピング、ハイレゾ音源の入手、spekによる音源の比較、USB-DAC/DDC、Audaciousによる再生、lowlatencyカーネルなど。最後にPCオーディオ向けLinuxディストリビューションとして、Ubuntu StudioAV Linux、AudioPhile Linux、VortexBox、Voyage_MPD、Volumio、Light MPDを紹介している。

 特別企画で「ハードウェアによる高速動画エンコードを体験しよう」。IntelのSandy Bridge以降で組み込まれた動画ハードウェアエンコーダーIntel Quick Sync Video(QSV)を、プロプライエタリなIntel Media Server Studio(MSS)によって使う方法を解説している。LinuxカーネルにMSSのパッチを当て、MSSをインストールし、libdrmとlibvaを差し替える。そのうえでQSV対応のffmpegをビルドして動画を変換する。

 中井悦司氏の「Python & Jupyterでデータ解析入門」が最終回。データ解析で例題によく使われるタイタニック乗員データを使い、データの前処理や、データの取り込み、ビジュアライズ、グラフによる相関関係の図示、機械学習によるデータ予測を実習する。

 「経験値ゼロからのRaspberry Pi超入門」連載が、トラブルへの対処。タスクマネージャによるプロセスの確認、システムモニター(gnome-system-monitor)によるディスク使用量などの確認、システムログ(gnome-system-log)によるログの確認、タスクの終了、ディスクを空ける方法、BaoBabによるディスク使用量の解析、ネットワーク・ツール(gnome-nettool)によるネットワークの状態確認、再起動、日本語入力の切り替え。

 Linuxステップアップ講座連載が、ゲームで、AisleRiotソリティア、マインスイーパ、GNOME上海、数独、Ubutuソフトウェアでの追加を紹介し、ゲームパッドを設定し、QJoyPadでゲームパッドにキーを割り当て、プロプライエタリなグラフィックドライバを追加し、glmark2で描画性能をテストし、Steamをインストールする。

 LPIC連載がシェルの活用で、ワイルドカード、環境設定ファイル、エイリアス、標準入出力、リダイレクト、パイプ、xargs、tee。LibreOfficeお役立ち機能連載が、Calcのグラフを極めて2軸グラフを操作する。「Raspberry Piで楽しむPCオーディオ」連載は、Volumioをインストールして、上海問屋のUSB-DACでハイレゾ音楽を再生する。「ラズパイ誰でも簡単プログラミング」連載は、USBカメラからpygame.cameraで撮影するプログラムを作り、LEDでカウントダウンする機能を追加する。

 LinuxでPCリノベーション連載が、ディスク欠品の2011年のノートPCで、USBメモリからChromium OSを動かす。カーネル新機能連載が、カーネルのスタックの場所を変えてオーバーフロー対策するvirtually mappedカーネルスタック。世界のディストロ連載が、メディアセンターのKodiディストロであるOpenELEC。

 巻頭レポートは、RaspbianのPC版である「Debian+PIXEL」(私が書きました)、Raspberry Pi財団創設者のEben Upton氏インタビュー、Linuxカーネル4.9、Orange Pi。フリーソフト連載がAtomエディタ。美女Linux連載が、awkによるフィールドの抽出。

 みんな大好き「#!シス管系女子 Season4」は、社外からアクセスできるサーバーからさらにトンネルを張って、社内サーバーにアクセスする方法。

「日経Linux」2017年1月号

 去年に発売された号だけど、メモとして。

 特集1が、(Bash on)Ubuntu on Windows(Anniversary Update版)などを解説する「Windows版Linux超活用」(私も執筆に参加しました)。Part 1が、Ubuntu on Windowswとは何かを対話形式で解説する。Part 2が、Ubuntu on Windowsを有効にする方法や、ConEmuやXmingをインストールする方法について。Part 3が、Ubuntu on Windowsでできるワザを1ネタ1/2〜1ページずつで紹介している。Part 4が、Linuxのコマンドの基礎を解説。Part 5が、Window上のVirtualBoxでUbuntuを動かす方法について。コラムでInsider Preview Programでの最新版についてと、Windows 10評価版について。

 特集2が「GoogleをLinuxで使い倒す」。Part 1が、UbuntuのオンラインアカウントにGoogleアカウントを設定して、Evolutionで連絡先を使い、DashやShotwellからGoogleフォトを使い、GoogleドライブをNautilusやgoogle-drive-ocamlfuseから使う。Part 2がGoogle製フリーソフトで、Google Chrome、Google Earth、Chromium OSを紹介する。Part 3が、TensorFlowをインストールしてサンプルを動かす。

 特集3が、小笠原徳彦氏による「インクジェットプリンター設定のコツ」。Linuxでのプリントの仕組を解決したあと、エプソン、キヤノン、ブラザー、日本HPそれぞれのプリンターの設定方法を解説する。コラムで、CUPSのWebUIでリモートから設定するときの注意点を解説。

 特別企画がFedora 25について。主なソフトのバージョンや、主な新機能(ソフトのバージョンを中心に)、インスール方法、初回ログイン時の初期設定、MozcとChromeのインストールを説明している。

 新連載「Raspberry Piで楽しむPCオーディオ」が登場。初回は、Raspbianのインストール、無線APとしての設定、Bluetooth設定、MPDのインストール。コラムで、A+/B+以降のRaspberry Piのオーディオ出力に通常の3極プラグを差し込んではいけないという話。

 もう1つ新連載「ラズパイ誰でも簡単プログラミング」も登場。初回は、IDEとしてPyCharmをインストールし、プロジェクトを作成し、LEDとスイッチをつないでgpiozeroから制御する。

 中井悦司氏の「Python & Jupyterでデータ解析入門」が、円の面積をモンテカルロ法で計算する方法と、積分と微分の原理を動画で再現する方法。コラムでフーリエ級数を動画で体験する方法も。

 「経験値ゼロからのRaspberry Pi超入門」連載が、Windowsとの連携。Windowsの共有フォルダにPCManFMでアクセス、Raspberry PiにSambaを入れてWindowsからアクセス、DLNAサーバーRygelを入れてWindows Media PlayerやVLCからアクセス、ReminnaでWindows画面にアクセス、Raspbianにxrdpを入れて画面にWindowsからアクセスする方法。

 LPIC連載が、ファイルシステムについて。VFSとiノードから始まり、ディレクトリ構成、mkfs、mkswap、mont、swapon、/etc/fstabを解説する。Linuxステップアップ講座連載が、パッケージ管理で、debパッケージの概要やaptコマンド、apt-fileコマンド、dpkgコマンドについて。LibreOfficeお役立ち機能連載が、年賀状の差し込み印刷。LinuxでPCリノベーション連載が、Core 2 Duo世代のミニPCに、USBタイプのNICを増設して、ClearOSでUTMにする。カーネル新機能連載が、Dirty COW脆弱性対策のメモリチェックコード。世界のディストロ連載がKNOPPIX。

 巻末レポートが、Zorin OS 12、Linux版SQL Server、独自開発のRaspberry Pi向けOS「Minoca OS」、Raspberry Piを警告灯にする「Crystal Signal Pi」。フリーソフト連載が、円形のランチャー「Gnome-Pie」。美女Linux連載が、パーミッションの概念と、chownやchmodによる操作について。

 みんな大好き「#!シス管系女子 Season4」は、rsyncの--deleteによる同期と危険性について。あ〜あ、やっちゃった。

 別冊付録として、過去のカーネル関連記事をまとめた「Linuxカーネルが全部わかる本」も付いてきた。たぶん、私が過去に書いた分も入っていると思う。

「日経Linux」2016年12月号

 去年の号だけど、メモとして。

 特集1が「ズルいLinux活用48本」(私も執筆に参加しました)。Part 1が「お家をスッキリ整理」で、バーコードから書籍リストを作る、パスワードを自動生成、UbuntuにPPAを追加、LVM、ソフトウェアRAID、nohupでバックグラウンド処理、xdg-openで開く。Part 2が「デジタル秘書で省力化」で、cronからTweepyでツイート、テレビ王国から録画予約、KeePass2、CloudPrint、特定メールアドレスからのメールをMailnagで通知。Part 3が「面倒な家事を肩代わり」で、WordPressでブログ、クックパッドからレシピをランダム表示するスクリプト、SoaS&Edubuntu、Raspberry Pi+赤外線センサーからツイート、udevルールでUSBメモリー挿入を検知してファイルをコピー。Part 4が「趣味が広がるマル得テク」で、MagentoによるECサイト、ギターエフェクトRakarrack、古典シンセサイザーを再現するmonoBristol、CDリッピングのabcde、地球外生命体探しのBOINC。Part 5が「英語&ITをスキルUp」で、Ankiによる暗記法、Python IDEのPyCharm、ポップアップ辞書GoldenDict、インデックス検索Recoll、マインドマップのXMind、公開VMイメージを配布するOSboxes、分散コンパイルのdistcc、個人用WebフィルタリングのDansGuardian。Part 6が「手早くお仕事早帰り」で、LibreOffice CalcとWriterによる差し込み印刷、mogrifyによる画像変換、Docker、pdftk、HUD、Pandoc、NetworkManagerによる無線AP作成。Part 7が「コマンドが10倍速く」で、pecoによる履歴検索、bashの前方一致検索有効化、bashのyank-last-arg、コマンドラインでパス名を覚えるfasd、trash-cli、sed、rename、bashのglobstar、日本語ファイル名のNFD→NFC変換、bashのエイリアス、GNU parallel。

 特集2が「最新Ubuntu 16.10で知るLinuxの近未来」。冒頭が、16.04 LTSと16.10にまつわるリリースサイクルの話。Part 1が、Ubuntu 16.10の進化で、Unity 8、GNOME 3.22アプリの大幅採用や、Nautilus 3.20による大きな変化、グラフィカルセッションでのsystemdの採用、netplanによるネット設定管理、Linux 4.8など。Part 2が各種フレーバの紹介で、Ubuntu MATE、Ubuntu Studio、Ubuntu GNOME、Kubuntu、Xubuntu、Lubuntuを紹介。Part 3が開発中の機能で、Unitiy 8や、LubuntuのLXQt、budgie-remixフレーバー、32bit版ISOの廃止予定、Snapパッケージについて。Part 4が、インストールのハウツー。

 特集3が「ラズパイOS大図鑑 13」。公式のRaspbian、Ubuntu MATE&Ubuntu、CentOS、Fedora(イメージ作成が必要)、Chrome OSのRaspberry Pi版のChromiumRPI、FreeBSD、メディアセンターKodi用のOSMC、音楽プレイヤーOSのVolumio&Moode Audio Player、NASのOpenMEdia Vault、複数のRaspberry Piを教育用に使うPiNet、Webアプリ開発体験のCoderを紹介している。

 特別企画として、「機械学習を活用 ロボットアームでから揚げを盛り付ける」が掲載。TensorFlowの機械学習でから揚げを画像認識し、皿は背景差分とハフ円変換で認識し、ロボットアームでから揚げを皿に盛り付ける。

 まつもとゆきひろ氏の「作りながら学ぶプログラミング言語」が最終回で、あとがきと落ち穂拾い。改めて連載の目的として言語のデザインを上げ、連載の毎回のテーマをふり帰る。そして、連載で考察した言語Steemについて、概要や初期からの反響、連載中の進化を紹介。連載で扱えなかったこととしてGCを上げ、NaN Boxingを使ったlibgcによる実装を語っている。最後に書籍化について触れていて、12月に「言語のしくみ」として発売された。

 Raspberry Pi+AWSでIoT連載も最終回。Amazon API GatewayとAWS Lambdaでデータ取得APIを作り、さらにElasticsearchによる検索や、CloudWatchによる可視化に対応する。

 中井悦司氏の「Python & Jupyterでデータ解析入門」が、Matplotlibのanimationモジュールを使った物理シミュレーションの動画(グラフ)。ランダムウォークに、物体の放物線、モンキーハンティング、打ち上げ花火を動くグラフにする。

 「経験値ゼロからのRaspberry Pi超入門」連載が、標準アプリとしてファイルマネージャーやChromium、LibreOfficeを解説し、さらにテキストエディタや電卓、画像ビューアー、PDFビューアー(Xpdf)、アーカイバーを紹介している。

 LPIC連載が、ターミナルの使い方と、コマンドライン、パス、カレントディレクトリ、コマンドの種類、環境変数、入力補完、コマンドヒストリー、キーバインドについて。Linuxステップアップ講座連載が、Ubuntu上のVirtualBoxでほかのOSを実行する方法。LibreOfficeお役立ち機能連載が、LibreOffice Calcでの端数の丸め機能。PCリノベーション連載が、Mac Pro(Early 2008)をベースに、ファームウェアをアップデートし、rEFInd BOot Manager」を入れ、elementary OSをインストールする。カーネル新機能連載が、Dockerで使われるOverlayfsのSELinux対応。世界のディストロ連載が、Ubuntuベースの軽量ディストロLinux Lite。

 巻頭レポートが、Fedora 25、「みんなのラズパイコンテスト2016」結果、Red Hat Forum 2016 TokyoのCEO会見レポート(私が書きました)、さくらのIoT Platform β。フリーソフト連載が、SnapやAppImage(あるいはDocker)と同様にアプリに依存ソフトを同梱するパッケージシステムFlatpack。美女Linux連載が、USBメモリーの自動マウントや手動マウント。

 みんな大好き「#!シス管系女子 Season4」は、rsyncの--update --times。1コマだけ「マンガでわかるGit」の紹介ありw

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