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読書やコンピュータなどに関するメモ

「ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する」

 全米ベストセラー「Freakonomics」の翻訳。といっても私は原書を知りません。が、訳書が発売されてちょっとした話題になっているようなので読みました。

 こりゃ面白いです。「反社会学講座」とかを面白く読んだ人にはウケるんじゃないかと(元ネタか?)。

 相撲の八百長とか、教師のインチキとか、KKKとか、麻薬の売人とか、犯罪発生率と中絶率とか、子育てと学力とか、とにかくやや下世話なテーマについて経済学や統計学のやりかたで切り込んでいます。訳者あとがきにあるように、専門家が妙に下世話なテーマに近付いてみました感みたいなのが少ないのも特徴。

 本書のおもな切口となっているのは、2つの現象の相関関係で、面白い発見がいろいろある。が、そこは悪ガキ教授、相関関係と因果関係は別物だよということで、因果関係の仮説をいろいろ引っぱっては崩してみせるのが面白い。「終章」は、それアリかよと思わされたし。

 ただし、紹介されるエピソードがネタっぽいのが難点か。2章のKKKネタがリライトされたそうだし、どこまで信じていいかは読者しだいということかと。

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
スティーヴン・レヴィット スティーヴン・ダブナー 望月 衛
東洋経済新報社 (2006/04/28)

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