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読書やコンピュータなどに関するメモ

「仮面ライダーSPIRITS 超絶黙示録」

 マンガ「仮面ライダーSPIRITS」の解説本。なのだけど、これが、昭和ライダーの全エピソード・全シーンを覚えてないと書けないような、超こだわりの本なのだ。ライスピのここのシーンはあのエピソードのあのシーンへのオマージュ、とか、これは企画段階のときのあの設定にもとづいている、とか、マニアックな検証が続いている。おかげで、マンガ単行本のサイズなのに、1冊読むのに何日も。

 という一方で、データ偏重ではなくて、元番組への愛に満ちあふれてもいる。本書の100問インタビューでも、村枝アニキがこんな泣かせることを言っている。

(一番大切だと思うことは)やはり映像に対する最大限のリスペクトをもって描くことでしょうね。「時間と予算も限られていたんだろうけど、たぶん当時のスタッフは、こういうビジュアルを目指していたんだろうな」と、ポジティブに捉えることが第一だと思います。(略)とにかく僕は、斜に構えて、映像を否定するようなアレンジは嫌いなんです。

 それに応えて、解説でも、マスクの空気穴のような部分までいかにライスピでデザインとして昇華しているかなどを検証してくれている。

 というわけで、ライスピファン必見。

 そのほか、マンガ家さんやクリエーターさんからのメッセージや、ライスピの元になったライダーの「落書き」なども見所。ちなみに、用語辞典で「三浦市」の項にくろば亭の名前が突然出てくるけど、解説者さんのお気に入りなのかな。

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