本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)
齊藤 正明
毎日コミュニケーションズ
売り上げランキング: 4399

 理系研究者がある日突然、会社の命令でマグロ船に乗せられた、という変わった体験を綴った本。ヘンテコな書名に釣られて読んだら、中身も面白かった。日本タイトルだけ大賞の審査員賞も獲得してるし。

 オビには「蟹工船」の名前出てるけど、どちらかというと「どくとるマンボウ航海記」とかのユーモア路線。本書の意図は、マグロ船での体験を元に人生訓を語る自己啓発書のはずだけど、そのへんにあまり興味のない自分とにも、豪快な体験談として楽しめた。30分ぐらいで軽く読めるし。

 たとえばこんな感じ。

私……「ところで、病気やケガをしたらどうするんですか?」
船長…「バファリン飲んじょけ」
私……「……」

私……「誰か、治療できる人はいるんですか?」

船長…「おるどー」

「治療できる漁師がいる」と聞いて、一瞬ホッとしましたが、船長の視線の先にいたのは、浅黒い日焼けした顔に、ボサボサ頭のコック長でした。

 いちおう、本書で出てくるマグロ船トリビアをメモってみる。ホラも混じってるかもしれないけど。

  • マグロ船には船長と親方とがいる
  • 風呂は船尾の甲板にあり、安全のため扉が閉まらないようになっている
  • マグロを水揚げしたあと暴れさせると、体温が50度にもなって身が焼ける
  • 1日17時間労働
  • 寝室は、長さ180cm、幅60cmで、高さも80cmしかない。しかもエンジン室の隣
  • メバチマグロで1匹約5万円
  • マグロの心臓を生で食べる
  • 今のマグロ船員は月給30万円ぐらい
  • 適水:漁場を変えること
  • マグロなどのサバ類は、小離鰭という小さなヒレが尾ビレのあたりに並んでいる
  • エイが釣れると、危険なので船の外壁にぶつけて取る
  • すれちがう船と物資交換

 ちなみに、本書では詳しく書かれてないけど、著者のインタビューによるとマグロ船に乗ったのは「ブラック会社」な状況だったそうな。

コメント

私も読みました。

私も読みました。

タイトルだけ大賞?
中身も最高に面白くないですか?

斎藤さんはきっと運の良い人なのだと思います。

これだけ学びの多いマグロ船に乗れたのですから。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/701-bdd0b129

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly


FC2Ad