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読書やコンピュータなどに関するメモ

「逆風野郎!」

逆風野郎 ダイソン成功物語
ジェームズ・ダイソン 樫村 志保
日経BP社
売り上げランキング: 142772

 「羽根の(露出して)ない扇風機」Air Multiplierでまたダイソンが話題をふりまいて、ちょっと前に読んだこの本を思い出した。革命児なのか、ハッタリ屋なのか、はたまた両方なのか、と言われるジェームズ・ダイソンの自伝で、これが面白い。

 なにしろ尊敬する人がバックミンスター・フラーとイザムバード・キングダム・ブルーネル。「大事なのはすべてにおいて人と異なること」とクリエイティビティを最重視する、反逆的で野心的なキャラ(ただし、飛躍的発展よりも漸進的発展を重視するとも言う)。本書の内容もハイテンションで挑発的だ。

 経歴も波乱万丈。美術学校の在学中に底の平らな上陸艇をデザインして軍にも採用。続いてタイヤのかわりにボールを使った一輪車を作って起業し、成功するも、代理店にパクられたり会社を追い出されたり。そこから例の掃除機を開発し、販売してくれる会社がなくて世界をかけ回ったり、大手メーカーとモメたり、ライセンス問題で戦ったりして、裁判も常にいろいろ抱えてるんだとかで、ちょっと喧嘩っぱやそう。デザインへのこだわりもかなりのものらしい。

 そんなあれやこれやの過程が、赤裸々というか克明に書かれていて、なかば野次馬根性で読んだ。ビジネマンの参考になるかどうかはわからないけど。あと、ダイソン製品は使ったことがないし、冒頭の疑問の答えは私にはわからない。

 ちなみに枝葉ネタで、日本で売り込んだときの処世術として、日本の風習に合わせたふりをするより、いかにもガイジンっぽくふるまったとか。あと、アメリカ人が背が高いのはハンバーガーをたくさん食べているからと日本マクドナルドのトップが言った、という藤田田氏の昔のネタを知っているのに驚いた。

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