LinuxCon 2009の参加報告を聞いた
第99回カーネル読書会で、Linuxカーネルハッカーの方々がLinuxCon 2009という国際イベントに参加してきた報告を聞いてきました。
個々の内容がどうというより、どんな論点があるのかを知りたいという、日経新聞を読むような文系モチベーションで参加しましたが、いろいろ参考になりました。以下、自分として気になった部分を、発表者をごっちゃにして抜き書きしたメモです。
- LinuxCon 2009って?
- 第1回。Linux Foundation主催
- 幅広い参加者層で、OLSとは違う雰囲気
- LinuxConは開発者中心で、併催のPlumbers Confはマネージャー中心
- 同じネタをPlumbersとかけもちしている人もけっこういたw
- でも純粋にビジネスな人は見かけなかった
- スタッフはボランティアスタッフが中心
- 主催者も驚く大盛況
- 同時セッションが多かった
- OLSに比べるとわりと普通っぽい雰囲気
- みんなちゃんと椅子に座ってるしw
- 地下にディスカッション用のラウンジが設けられた
- メンテナーの人はセッションよりそちらに集まって議論している人が多かった
- 有名メンテナーが積極的にデモしていた
- 活発な野良議論
- ちょうどカーネルのマージウィンンドウが開いていた時期
- 求人の貼り紙をするボードがあった
- LinuxConな技術者がPlumbers Confな人に自分を売り込む例も
- 読むと、企業がどんな製品を作ろうとしてるのかわかるw
- ユーザー登録にtwitterのアカウントを登録する欄があったので登録したら、会期中のつぶやきがオフィシャルサイトに載りまくって焦ったw
- Linusはシャイで、懇親会にはあまり参加しないらしい
- priempt-rtが開発中
- プリエンプティブに加え、ロックされてたらほかの箇所を先に、など
- クリティカルセクションをちゃんと守ってないドライバが多いので、それが一気に露呈するのではないか
- 「サービスソフトのrpmやdebを作るときに、upstartに合わせるべきか」の議論
- 後方互換性を保ちつつupstartに対応すべき、という流れ
- USB 3.0をサポートするのに何が必要か
- 「デバイスを持ってないからデバッグできない」とか
- 組み込みのトラック
- 日本のメーカーからの参加者はほぼゼロ。死活問題では?
- ドライバのパッチをメインラインにマージしないと、次のバージョンで開発しなおしになり、製品の市場競争を落とす
- 製品の開発が終わるとプロジェクトが解散しちゃうので、保守がされない
- LinusによるGitハンズオン
- 実用性というより、LinusがどうGitを使っているかが興味深かった
- 開発用ではなくて、パッチをいかに楽にマージするかに注力するスタイル
- コンフリクトをどう直すか、とか
- linusツリーのメンテナ以外には役には立たないようなw
- LinuxConのセッション会場で次々とUbuntuの起動音がこだまする。Ubuntu人気だなw
- IntelのMoblinが盛り上がっていた
- Greg K-Hによるカーネルコミッター入門講座「Write your first patch」で、参加者がその場でパッチを投稿したりしていた
- 日本のJapan Linux Symposiumでもやる、Gregも楽しみにしていた、と
- TOMOYO Linuxの原田さんのプレゼン資料。勢いで作ったバージョン(OpenSouce Edition)を当日発表用に、前もってきっちり作ったバージョン(Enterprise Edition)を掲載用にw
- KSM: Kernel Samepage Merging
- kvmの仮想マシン間で、同一内容のanonyousページをマージ
- madviceで対象を指定
- 書き込みが発生したらCOW
- Red Black treeで管理
- 「300%集約度を上げた」というアナウンスがあったが、詳細は不明
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