「謹製イロイロマンガ」「帽子男」「五万節」
上野顕太郎のマンガが版元をまたいで3冊同時発売された。もちろん買った、ヒマだからな。
「謹製イロイロマンガ」は、あちこちに掲載された未発表短編を集めたもの。自分としては、さまざまなマンガや映画などを麻雀ネタでパスティーシュした「上野麻雀」が単行本に収録されたのがうれしい。ネタ細けぇ〜!
ほか、学習雑誌に連載された「熟語漫画」など、計448ページのボリュームで満腹。
「帽子男」と「五万節」は、既刊の「帽子男は眠れない」と「帽子男の子守唄」(絶版)を再構成し、その他の作品も含めて復刊したもの。
「帽子男」は、題名のとおり帽子男シリーズだけをまとめた本。「断崖の帽子男」を見ると、修正も入ってるらしい。新作の「帽子男は二度死ぬ」編も読めて、なんつーかシリーズとして芸風変わらないすね(いい意味で)。
「五万節」は、掲載当時に上野顕太郎の名を世に知らしめた(私のまわりでだけど)「うえけん五万節」をはじめとして、短編を掲載。こっちは多才な感じ。デビュー作「煙草撲滅委員会」と、デビュー前に新人まんが賞の特別奨励賞を受賞した「Dを訪ねた2人」も読める。審査員の山上たつひこの「ギクシャクとしたおもしろさ」という評がイイな。
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