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読書やコンピュータなどに関するメモ

「Debug Hacks」出版記念イベント

Debug Hacks -デバッグを極めるテクニック&ツール
吉岡 弘隆 大和 一洋 大岩 尚宏 安部 東洋 吉田 俊輔
オライリージャパン
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 書籍「Debug Hacks」の発売記念トークイベントが、新宿のジュンク堂で開かれた。ちょうど持ってなかったので、買いがてら、イベントに参加してみた。

 今回は、内容とかの技術的な話じゃなくて、執筆裏話が中心。作業工程の話がいろいろ聞けた。バタバタしながらも、オンスケジュールで出版できてよかったですね。

 本の中身はこれから読みます。以下、メモ(敬称略)。

自己紹介

  • 大岩
    • 発起人のひとり
  • 大和
    • 大岩と、本を書きたいねといってたら実現
  • 吉田
    • あとから参加
    • 仮想化あたりを担当
    • 自分の本がオライリーから出るなんて
    • イベントやって、人気作家みたいでうれしい
  • 安部
    • 発起人の3人のひとり
  • 島本
    • コントリビューター
    • ミラクルではない
    • 安部の知り合い
    • アメリカからリモートで執筆

裏話

  • 源流の源流(大岩)
    • 社内で20%ルールを検討
      • 結局やらなかった
    • でも自分は開発したいものはない
    • では本を書こう
    • ダンプの見方とか
    • 会社のブログに書いていた
    • アセンブラの話に、はてブがけっこう多くついた
      • 売れるんじゃないかと思ったw
  • はじまり(大和)
    • 2008年5月ぐらいに、やろうという話に
    • 「ミラクル出版局」名義で会議室を予約
    • 読者対象なども含めて具体的に話す
    • 毎日のように
    • 記事の候補をリストアップ
  • 出版社に声をかけるが、反応悪い
    • 「システム管理者向けのほうが…」
    • 「会社の宣伝?」
    • 「自費出版?」
    • 出版あやうし
  • 6月、吉岡と吉田が合流
    • プロファイリングや仮想化のネタもできそう
  • 8月、島本と美田がコントリビュータとして参加
    • カーネルハッカー
  • オライリーとの出会い(吉岡)
    • 5月末のLinux World Expo
    • オライリーのブースで話を持ち込む
    • 即決
  • オライリーとの打ち合わせ(安部)
    • すごく盛り上がる
    • ちなみにオライリーの人が安部と大岩をずっと間違えていたw
      • だいぶ後で気づいたらしい
  • 出版時期は、4月のフレッシュマンシーズンにあわせる(大岩)
    • スケジュールが遅れなかったのは奇跡w(吉岡)
  • 社内の執筆ガイドライン(就業規則)を確認(吉岡)
    • 会社の宣伝にもなるということで、就業時間外に書いて社内リソースを使えるコースに
  • 7月、オライリーから稟議の返事なし(安部)
    • 6月末に目次案を出した
    • 3週間たっても返事がない
    • Goの連絡がキター
    • ちょうどオタワのLinuxシンポジウムに行っていたとき
      • →島本に参加してもらう
  • コンセプト(吉田)
    • トラブルシューティングや単純なコマンドは対象外なのでボツ
      • ネタは持っていたのだけどw
        • NICのドライバが死んだときにモジュールを読み込みなおしてしのぐ、とか
  • 「Linux Debug Hacks」という書名はボツに(吉岡)
    • 出版後にツッコまれたw
  • ゴキブリの表紙はボツw(大和)
    • ほか、バグ取りホイホイとか蚊取り線香とか
  • 9月ごろから執筆(吉岡)
    • 就業時間外
  • 原稿はgitで管理(安部)
    • 分散管理
    • 便利
    • Hackネタでもgit bisectとかやりたかったけどボツに(吉岡)
      • 僕がbisect嫌いなのでw(安部)
        • どんどん深みにハマるので
  • commit数の推移(大和)
    • 2月に校正大会
    • テスト勉強と同じで、みんな最後に集中してcommit w
      • 12月はcommit数が落ちた
    • 自分の場合、簡単なものからコンスタントにやっていたが、途中から疲れたり、再現が難しかったり(大岩)
    • 吉岡は1月までほぼcommitなしw
      • 夏休みの宿題を8/30にやるタイプなのでw(吉岡)
    • 大和はほぼコンスタントに(吉岡)
  • 月曜日に編集会議(吉岡)
    • 相互レビュー
    • 勉強になった
    • どうやって知ったか、などが最初書かれていなかったので、ツッコミ
    • かなり激しいツッコミをもらった(吉田)
      • 毎週勉強会を開いていたようなもの
  • リモートでの作業(島本)
    • 全体がどうなっているかわからない
      • 最初は、スケジュールも本数もわからなかったw
    • gitリポジトリは外部から使えなかったので、ミラクルの人に依頼
    • 12月ごろにはMLも流れなくなって不安
      • いっぽう校正大会の時期はMLがばんばん
  • 美田は、あまり詳しい話を聞かずにさくっと参加してくれた(大岩)
  • ボツネタ(安部)
    • Crashモジュールを使って楽してデバッグ
    • tcpdumpでデバッグ
    • ベンチマークツール集
  • 編集、校正(吉田)
    • 「2月中に原稿をいただかないと、4月に出せませんよ」とオライリーさんの催促
    • 建国記念日に校正大会
    • 章構成が変更に(5章→6章)
    • 用語の統一
      • 苦労して直したつもりでも、最後に編集さんから赤が
    • Hack数を64個にするはずが、数字がダブっていて65個にw(後にさらに1個追加)
  • 締め切りだけど吉岡の原稿が…w(大和)
    • しかも大分出張
    • 締め切り間際に編集者さんに電話したら、ちょっと怖かったw
  • 4/21に見本誌がミラクルに到着(吉田)
    • Tシャツも
  • 4/23にDebug Hacks Conference開催(吉岡)
    • 100人の枠が1日で埋まる
    • 最終的に140名枠、120人ぐらい来場
    • 会場100冊完売
    • Tシャツも100枚売れた
  • 今後の野望(吉岡)
    • Japan Linux SymposiumでBOF
    • 英語版など
    • 書ききれなかったネタで2nd
    • Debug Hacks Conference 2010

Q&A

  • 各Hackの担当は
    • 最後に小さく書いてある
  • 声をかけた出版社はどのぐらい?
    • 数社
    • オライリーさんが一番反応がよかった
    • ミラクルのマーケさんが出版社に売り込んだときに、伝言ゲームで、著者の思いが伝わらなかったかも
  • 会社としての制約は
    • デバッグの技法は会社ではなく人やコミュニティのもの
    • 会社の宣伝にもなる
      • プレスリリースも出した
  • 印税は
    • ページ数に比例して分けた
    • コントリビューターさんはHack数単価でお願いした
  • 事前に用語を決めるとかは
    • 最初はちょっと決めた…はず…だけど、書き出したらそれはどこかにw
  • 会社の広報の査読は
    • してもらえなかったw
    • そんなことは夢にも思わなかった(マーケさん)
  • オープンにしたりは
    • 気持ちはある
      • が出版という形態との組み合わせはどうか
    • 本というメディアはあなどれない
    • 元ネタや発表資料は公開している
    • ひとりでも多くの人に読んでもらいたい
      • 図書館にもぜひリクエストを
  • プライベートや家族の問題はw
    • モチベーションがなくなることはなかった(大岩)
      • 一人でやってたら折れていたかも
    • 自分は早起き体質で、奥さんが遅いので、奥さんが起きるまでに作業w(大和)
    • 家族サービスはふつうにやらされた(安部)
    • 奥さんの理解があった(島本)
      • でもドライブにつれていったり
    • 独り身で楽だった(吉田)
    • 私はプレッシャーは…(一同w)(吉岡)
      • 私の貢献は手配師的なあたりで

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