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「利休にたずねよ」

利休にたずねよ
利休にたずねよ
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山本 兼一
PHP研究所
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あれからだ、利休の茶の道が、寂とした異界に通じてしまったのは。

 この小説によると、千利休の美学は、詫び寂びを表にかかげながら、内に艶と情熱を秘めているとか。その道はぜんぜんわからないのだけど、章ごとに視点となる人物を変えて、その天才的な審美眼や点前、求道、そして謎を、それぞれの視点から描写する。

 直木賞受賞作ということだけど、納得。

 手法としては、利休の自害を冒頭とし、章ごとに時代を遡っていきながら、そのときどきのエピソードを描く。最初に結論があるようで、その実、衝撃の結末が…

枯れ寂びて、なお欠けたところに美しさはある。完全な美などなんの感興もない。

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