「反転―闇社会の守護神と呼ばれて」
バブル時代に、暴力団や地上げ屋から毎日のように札束を受け取っていた(本書より)というヤメ検の自伝。著者は現在、許永中の右腕とされて告訴されている。ちなみに許永中は、イトマン事件などで知られるフィクサーで、一説によるとイトマン事件で消えた数千億円は北朝鮮に送られたという噂も(真偽不明)。
とてもおもしろかった。ただし、なんだかな感も残る。
全体は大きくわけて4つのパートからなる。1つ目のパートは生い立ちの部分で、苦労して成功しましたみたいな話なので、全体の中では比重が軽い。
2つ目のパートは検事時代。実際のエピソードを詳しく書いていて、ここがいちばん面白い。検察の拷問や上部の圧力、癒着などの実態も告発している。それを通して、自分がいかに潔白な人間かを訴えたいらしい。それはともかく、出前の品数から新聞記者が嗅ぎつけた話などもおもしろかった。
3つ目のパートは弁護士時代。ここで著者はブラック紳士たちと交流していく。面白いのは、ブラック紳士たちの個人的エピソードや、(著者から見た)各事件の話、芸能界や政界(元総理親子や亀井氏など)とのつながりの話。同時に、ブラック紳士たちっていい人なんだよ、自分も含めて貧しい生い立ちからなり上がった人たちなんだよ、でも国からはカタキ扱いされてるんだ、と訴えたいらしい。いい人というのが、自分に付け届けや利益供与をしてくれるということのような気はするけどそれはさておき。
4つ目のパートは、著者が逮捕される話。なんというか、急にアリバイ主張みたいな書き方になり、そのうえ上のような流れで読むと、真偽はともかく、なんだかな感はある。
それはさておき残念なのはブラック紳士たちの裏についてはあまり触れていないこと。特に許永中について、よくも悪くもあまり詳しい話がないままに親しい仲という設定になっていて、ちょっととまどった。
とてもおもしろかった。ただし、なんだかな感も残る。
全体は大きくわけて4つのパートからなる。1つ目のパートは生い立ちの部分で、苦労して成功しましたみたいな話なので、全体の中では比重が軽い。
2つ目のパートは検事時代。実際のエピソードを詳しく書いていて、ここがいちばん面白い。検察の拷問や上部の圧力、癒着などの実態も告発している。それを通して、自分がいかに潔白な人間かを訴えたいらしい。それはともかく、出前の品数から新聞記者が嗅ぎつけた話などもおもしろかった。
3つ目のパートは弁護士時代。ここで著者はブラック紳士たちと交流していく。面白いのは、ブラック紳士たちの個人的エピソードや、(著者から見た)各事件の話、芸能界や政界(元総理親子や亀井氏など)とのつながりの話。同時に、ブラック紳士たちっていい人なんだよ、自分も含めて貧しい生い立ちからなり上がった人たちなんだよ、でも国からはカタキ扱いされてるんだ、と訴えたいらしい。いい人というのが、自分に付け届けや利益供与をしてくれるということのような気はするけどそれはさておき。
4つ目のパートは、著者が逮捕される話。なんというか、急にアリバイ主張みたいな書き方になり、そのうえ上のような流れで読むと、真偽はともかく、なんだかな感はある。
それはさておき残念なのはブラック紳士たちの裏についてはあまり触れていないこと。特に許永中について、よくも悪くもあまり詳しい話がないままに親しい仲という設定になっていて、ちょっととまどった。
修正2008-03-19:「数千万円」→「数千億円」
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/372-142720de

