本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い」

 「食い逃げされてもバイトは雇うな」の続編。前書が「数字リテラシー」を啓蒙する本であるのに対して、今回は「「数字リテラシー」リテラシー」を啓蒙する本になっていると思う。

 著者は、会計士の立場から、ビジネスは会計だけではないと説く。会計はあくまでも「答えはひとつ」の世界のもので、ビジネスは「新しい答えを見つけてナンボ」と。しかし、会計士さんが事業計画そのものの欠点をずばり書くというのはびっくりした。

 といいつつ、会計ネタも参考になった。「女子大生会計士の事件簿」のエピソードも2編入ってるし。「世界一やさしい会計の本です」あたりのテイストかも。

  • タチが悪いのは「事実だけど正しくはない数字」
  • 利益が上がりすぎたので利益を減らす工作
    • 成長性の演出
    • 資産と費用の違い
    • 節税保険
    • 会計の縛り:将来のお金の使い道が決まってしまう
  • 不労所得のリスク:価値変動が大きい
  • 「費用対効果」を持ち出したがる人にご用心
    • 前提は? 効果の対象は?

 あと勝手に引き合いに出して恐縮ですが、kinnekoさんの「広告主よ、それでいいのか?」という言葉の答えも本書のエピソードと関係あるかなと。企業の広告費は、必要な額を割り出して支出する性格のものではなくて、獲得した予算を的確に消化するものだということで。もともと商品に上乗せして消費者からいただいた金ですし。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/369-f3e9e4ff

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly


FC2Ad