本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「星新一 1001話をつくった人」

 「星新一ってすごい人だよねー、10代の頃はよく読んだよ(だけどそれ以後は…)」という人も多いんじゃなかろうか。と一般化して正当化するのはいけないか、それは私だ。

 そんな星新一の生涯をまとめた伝記。ちょっと前に出た本だけど、年始ごろにようやく読んだ。感想:今まで読んでなくて損した。

 父親の星一の生涯から、「星親一」の生涯、そして星新一の生涯まで、調査データのないページがないというぐらい取材しまくって、しかもそれをひとつの物語としてまとめている。

 時代小説好きのオヤジとしては星一の生涯のバックにある明治の歴史を、(元?)SF者としては、日本SF黎明期の物語を、そして新しく読んだ本の読者としては日本SFの神の実像を、丹念に物語ってもらって堪能した。単なるお涙ちょうだい話ではない。

 読みながら、できのよくなかった(といわれる)時期の作品も含めて、作品群を再読したくなった。

星新一 一〇〇一話をつくった人
最相 葉月
新潮社 (2007/03)
売り上げランキング: 9605

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