「女子大生会計士の事件簿」5・6巻
「女子大生会計士、はじめました」に続いて、本編も発売された。しかも2冊同時。さらに完結編。
今回の話は2冊続いているし、「はじめました」のネタも引いている。なので、「はじめました」→「5」→「6」の順に読むのがおすすめ。
ストーリーは…ハジけてるなぁ。
ネタバレなので、今回の会計知識のメモは「続きを読む」で。
- 「二千円札と無敵のお嬢様」事件
- 偽の美術品を会社の金で高額で買い、差額を美術商から個人で受け取って私財に
- 上場企業の内部監査室
- 評価の妥当性、実在性
- 「とびっきり推理なバースデー」事件
- 内部不正:バイトなどが商品を持って帰ったりすること
- 不正が起きると、損害賠償請求権や棚卸減耗損などの数値に変化が現れる
- 空のダンボールに商品が入っているように見せかけ棚卸資産として計上
- 統制環境:厳しいノルマや吊し上げが粉飾の温床に
- 「探しものは0パーセント」事件
- 連結外し
- タックスヘイブンでファンドを作り、集めた金で土地を買収し、自社で買い取る
- 支配力基準:出資割合が50%以下でも、その会社を支配している一定の事実があれば、連結対象となりうる
- 「最後は本当の姿で」事件
- 自社株の売却を利益に計上
- 買収した企業の役員に自社株を発行したあと現金で買い取り、自社の金融部門で運用
- 自社株売却は、会社の業績を計れる材料ではないので利益に計上しない(と、著者が登場人物に言わせている)
- MSCB(転換価格修正条項付転換社債)、MSワラント(行使価格修正条項付転換社債)
- 「ラストダンスは私に」事件
- 部門を売却する形をとって借金を売上に計上
- 利益至上主義:売上ではなく利益だけを見る立場
- が、売上や費用など勘定科目のそれぞれが会社の活動を反映している
- 期中監査:内部統制の運用状況などを決算前に監査
- 上場企業が資金を残していると株主から突き上げられるためほかの企業を買収するケースも
- 「真夏の白昼夢」事件
- 建築会社の社員が建材店から現金でコーディネート料を受け取り、建築会社が建材店にコーディネート料分をバック
- 3者の税務署管轄が違うことを利用した脱税
- 裏金にも
- 脱税と認定されると過去7年間の追徴課税
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