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Ubuntuのi810switchをThinkPad X60s対応にする方法

 ThinkPad X60sのUbuntuを7.04に入れ替えてから、ふと気づくとi810switch(画面をプロジェクターなどの外部出力に切り替えるコマンド)が使えなくなっていた。6.06のときは使えていたんだけど。

$ i810switch crt on
PCI id of i810 is not recognized.

 調べると、既知のバグらしい。

 X60 + Ubuntu 6.10で、i810switchのソースを入手してパッチを当てて使っている人のレポートも見つかった。

 ついでなので、.debパッケージを作りなおして自分用にパッケージを作ってみる。Debian系では、dpatchというしくみを使ってパッチファイルをソースアーカイブに含め、オリジナルのソースを残したままビルド時にパッチを適用する方法が推奨されている。参考にしたのはこちら。

 まずソースを入手。

$ apt-get source i810switch
$ wget http://librarian.launchpad.net/6823931/i810switch-0.6.5.i945.diff
$ cd i810switch-0.6.5

 i810switchパッケージのソースはdpatchに対応していない。そのため、/usr/share/doc/dpatch/examples/rules/rules.new.dh.gzを参考に、debian/rulesファイルを変更して、dpatchに対応させる。

$ vi debian/rules

変更:

build-stamp: configure-stamp
   ↓
build-stamp: configure-stamp patch
clean:
   ↓
clean: clean1 unpatch
clean1:

追加:

patch: patch-stamp
patch-stamp:
	dpatch apply-all
	dpatch cat-all >patch-stamp
	touch patch-stamp
unpatch:
	dpatch deapply-all
	rm -rf patch-stamp debian/patched

 もしかするとパッチをdebian/patchesに置くだけでいいのかもしれないけど、とりあえずdpatch-edit-patchでパッチを再作成。

$ mkdir debian/patches
$ echo 03_i945 > debian/patches/00list
$ dpatch-edit-patch 03_i945
$ patch -p1 < /path/to/i810switch-0.6.5.i945.diff
$ exit
$ dch -v 0.6.5-2-emasaka1
(適当にコメント書く)

 あとはパッケージをビルドしてインストール。

$ dpkg-buildpackage -uc -us -rfakeroot
$ cd ..
$ sudo dpkg -i i810switch_0.6.5-2-emasaka1_i386.deb

 試す。

$ i810switch crt on
Enabling CRT display...

 成功。

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