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「「みんなの意見」は案外正しい」

著者:ジェームズ・スロウィッキー
出版社: 角川書店
ISBN: 4047915068

 専門家一人の意見より「集団の知恵」のほうが正確になる、という主張を、さまざまな事例をまじえて平易に解説した本。GoogleのペイジランクやLinuxの開発モデルなども事例のひとつにあげられている。

 主張自体はよくあるが、集団の知恵が失敗するケースを数多くあげて、うまくいくための条件を細かく考察しているのが面白い。むしろ成功事例は序章と第1章だけで、2章以降は失敗するパターンごとの分析になっている。

 ちなみに、集団として正しい答えを出す条件は、各人がまわりの意見を聞かず、リスクを回避しない(失敗する自由がある)ことだそうな。

 ただし、日本人としては、フレキシブルな組織の例としてトヨタが何度か挙げられているのにちょっと違和感がある。いや、トヨタが硬直化しているという意味ではなく、そんなにフレキシブルなのかなという意味で。

「みんなの意見」は案外正しい
ジェームズ・スロウィッキー 小高 尚子
角川書店 (2006/01/31)

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