FC2ブログ

本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「興行師列伝」

興行師列伝―愛と裏切りの近代芸能史―(新潮新書)
新潮社 (2020-01-24)
売り上げランキング: 20,415

 江戸時代の芝居小屋から、明治時代の歌舞伎座、新国劇、映画と移り変わる興行の世界を、興行主をリレーしていく形で、その活動を軸に描いた本。章を追うごとに、博打から経営の色が強くなっていく。

 取り上げられるのは、歌舞伎座、松竹、吉本、大映、東宝の創業者。いずれも清濁あわせもつというか、反社や政治とずぶずぶな闇も、その夢も、桁外れな人物である。吉本せいの2枚の写真を並べたところとか、著者さん狙ってるな。この中では比較的クリーンな小林一三も、興行では失敗続きだったり旧日本軍協力だったりという側面コミで描かれている。

 それにしても永田雅一と長谷川一夫の奇妙な関係は、事実は小説より奇なりだなあ。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/1516-798f3c9f

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly