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「日経Linux」2019年7月号

日経Linux 2019年 7 月号
日経Linux 2019年 7 月号
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日経BP (2019-06-08)

 次の号も発売されてしばらくたっているけど、通読メモ。

 この号の最大の特徴は、付録としてLinuxが起動するUSB接続のmicroSDカードリーダーライターが付いてくること。ちなみにDVDも付いている。

 特集1が、本誌発売時ちょっと前にリリースされたUbuntu 19.04の「Ubuntu 19.04最新徹底活用」。Part 1が「徹底紹介・新しいUbuntu 19.04」。起動オプションや初期セットアップ、デスクトップアイコン不可とデスクトップファイルからの起動の禁止、ファイルへの星付け、アプリケーションメニューの縮小、HiDPIの小数点刻みのスケーリング、「設定」のアプリケーション、Yaruの更新、「ソフトウェアとアップデート」のLivepatchタブなど。また、インストール手順とVirtual Boxへのインストールも紹介。さらに、Ubuntu Budgie、Kubuntu、Lubuntu、Xubuntu、Ubuntu MATEでの変更点も紹介している。

 Part 2が「活用初期編:フリーソフトを本気で使う」。GNOMEの主な変更点のほか、注目アプリとして、Simplenote(deb)、Slack(deb)、PowerShell(snap)を紹介。また、Wine 4.0も紹介。snapコマンドの使い方と、LibreOffice 6.2.2の変更点も紹介している。

 Part 3が「活用中級編:Ubuntuを自在に操る」。Windows 10風のカスタマイズ、Déjà Dupによるバックアップ、dpkg --get-selectionsによるパッケージ構成バックアップ、Timeshiftによるシステムバックアップを紹介している。

 Part 4が「活動上級編:高度な機能を使いこなす」。NetworkManagerの使いこなしでは、静的IPアドレスの設定や、WireGuard VPNクライアント機能の設定を解説している。クラウドイメージの活用では、クラウドイメージをダウンロードしてVirtualBoxやlibvirtで設定する方法を解説している。

 特集2が、付録のmicroSDカードリーダーライターを活用する「余ったmicroSDカードでUbuntuじゃないディストリを試す」。まず冒頭でLinuxディストリビューションの概要を説明する。準備編では、ワザ1のWin32 Disk Imagerでイメージを書き込む方法と、UNetbootinでパーシステンス領域を使う方法、ワザ2のMultiSystemでブートローダーを書き込む方法、ワザ3のPinguy Builderで既存のLinux PC環境をmicroSDカードに書き込む方法を説明している。

 ディストリ編では、Debian系としてDebian、Linux Lite、Endless OSを、Red Hat系としてFedora、CentoS、PCLinuxを、Arch系としてArch Linux、Manjaro、SystemRescueCdを、Gentoo系としてGentoo、Sabayon Linux、CloudReadyを、その他としてPuppy Linux、openSUSE、Slackwreを紹介している。

 特集3が「工作キット Google Voice / Vision Kit 電子パーツや別マシンと連携させる7つのワザ」。「#1 デスクトップ環境を遠隔操作」では、VNCでリモートデスクトップを使う。「#2 独自の動作や応答を組み込む」では、Voice Kitのサンプルプログラムをカスタマイズして声でシャットダウンできるようにする。「#3 音楽をステレオで再生する」では、呼び掛けるとomxplayerで音楽を再生するようにする。「#4 LED/スイッチをつないで制御」では、両キットのLEDを点灯し、GPIOにスイッチを接続する。「#5 サーボモーターをつないで制御」では、声でサーボモーターを動かして角度を変える。「#6 温度センaーをつない接続」では、GPIOのADCにアナログの温度センサーをつなぐほか、CPU温度が上昇したらLEDで警告する。「#7 別のラズパイを遠隔操作」では、Voice Kitからssh経由で他のRaspberry Piを操作する。

 特集4が「NVIDIAの低価格AIボード「Jetson Nano」で物体認識を試す」。Tegra X1ベースのJetson Nanoの概要から、Ubuntu 18.04のきせってい 、パフォーマンス設定、CPUやGPUの温度計測、GPIOを使えるようにする方法、デモプログラムによる画像認識を試す方法を紹介している。

 特集5が、なかば連載の「ラズパイで楽しむLinuxライフ」で「Ubuntu Server、MATEをラズパイで動かそう」。Ubuntu Server編では、arm64/armhf版の説明やAvahiの導入、固定IPアドレスの設定など。Ubuntu MATE編では、インストールや、日本語の設定、GPIOの使いかたなど。

 まつもとゆきひろ氏の「プログラマのこだわり」連載が、Quora日本語版でまつもと氏宛に来た質問(および一部それ以外)とその回答の紹介。

 「Linux、ラズパイ、Windows全対応! ネットワークのいろは」連載が、Raspbian・Ubuntu・WindowsのGUIで固定IPアドレスを割り当てる方法と、Apache httpdを立ち上げる基礎、TCP・UDPの基礎、telnetやncによるWebアクセス、nc -lによるデータ受信。

 「ハード&ソフトをちょい足し! 新しいラズパイの遊び方」連載が、Raspberry PiをIEEE 802.1q VLAN対応のL2スイッチNETGEAR GS105 Ev2に接続し、4つのVLANに接続して、fwbuilderで設定してファイアウォールにする話。

 「Linux 100%活用ガイド」連載が、DockerをUbuntuリポジトリからインストールして使う方法。LinuC/LPIC連載が、catやless、head、tail、nlなどパイプにつないで使うコマンド。

 カーネル新機能連載が、CPUの投機的実行にもとづくMDS脆弱性と、CPUのマイクロコードでVERWなどの命令にバッファークリアを加える対策、Linuxカーネル側での対策、SMT無効化、MDS対策をまとめてオンオフできるLinux 5.2以降でのカーネルオプション「mitigations=」。

 巻頭Linuxレポートが、Fedora 30。世界のディストロ連載が、Webブラウザーの画面から管理するClearOS。フリーソフト連載が、複数の写真をコマ割り形式で1枚にまとめるPhotoCollageと、全画面表示のワードプロセッサーFocusWriter。

 みんな大好き「#!シス管系女子Season6」が、-lオプションなしのxargでまとめて処理する方法。と、目的にたちもどっていちばん早い解決策を考えること(笑)

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