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読書やコンピュータなどに関するメモ

「僕たちは宇宙のことぜんぜんわからない」

僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない この世で一番おもしろい宇宙入門
ジョージ・チャム ダニエル・ホワイトソン
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 5,161

 「無知の知」を“謙虚さ”と解釈するのが好きじゃない。どこまでわかっていてどこからわらないかを、ひたすら突き詰め続けるというのが、学問の出発点なのではないかと思う。

 本書は題名のとおり、量子や大統一理論あたりの、わかっていることとわからないことの最前線を題材に、一般向けにフランクでユーモラスでジョークたっぷりな語り口で解説するポピュラーサイエンス本だ。本文の内容を元にカリカチュアライズしたマンガチックな挿絵が要所要所に入っている。路線は少し違うけど、「ホワット・イフ?」のような感じ。

 本書は冒頭から、宇宙の中にあるあらゆるもののうち、わかっているのは約5%しかないという話で始まる。残りが27%のダークマターと、68%のぜんぜんわからないなにか(ダークエネルギー)だ。

 続いてChapter 12まで1章ずつ、素粒子、質量、重力、空間、時間、次元、光速、宇宙線、反物質のテーマごとに解説する。それぞれ、わかっている部分の解説が平易でわかりやすい。そして、「ここまではわかっている。でもその先がまったくわからない」「ここまではわかっている。でもなぜかそうなのかはまったくわからない」といったように、わからないことについても解説される。

 その先、存在しない(?)Chapter 13をはさんで、それまで学んだ要素が結びついていく。ビッグバン、宇宙の大きさ、万物理論、宇宙に知的生命体がいる確率など。

 全体的にわかりやすく説明しているうえに、「わからない」ぎりぎりのところを覗くワクワク感が、文系人間の私にも伝わってきた。

 あと、仕事を選ばないことで有名なハロー○ティさんが、本書のマンガにも登場していた(笑)。

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