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「Q.E.D. iff」10巻、「C.M.B.」38巻

 人気ミステリーコミックシリーズの最新刊が、今回も2冊同時発売された。以下、ネタバレに気をつけているつもりだけど、未読の方は念のためご注意を。

 「Q.E.D. iff」は「アウトローズ」と「ダイイングメッセージ」の2編を収録している。

 「アウトローズ」は、豪華客船で開かれた金庫破りゲームに燈馬君と水原さんのコンビが参加する、派手なエピソードだ。集まった参加者たちも謎めいていて、ゲーム自体にも裏がありそうで……ということで、話が二転三転する。本格推理というわけではないけどけっこう伏線も張られているし、この手の話でときどきある「二転三転してるうちに登場人物が何をしたかったんだったかわからなくなる」こともなくて楽しめた。

 「ダイイングメッセージ」は、バブル時代に南の島に建てられたまま廃墟になったホテルから白骨死体が見つかり、30年の時を超えて誰が犯人で誰が被害者かを追う。「濃い」登場人物たちが話を掻き回してるなと思ったら、そういう結末だったのか。

 「C.M.B.」は、「目撃証言」と「光の巨人」の2編を収録している。うち「光の巨人」は、前・中・後編の3話分の長さだ。

 「目撃証言」は、恋人を殺した罪で服役した男が、出所後に自分の無実を証明できるという謎の目撃者を追う。ひねりが効いた話で、ちょっと、「Q.E.D.」15巻のあの話や、「Q.E.D.」24巻のあの話を連想した。

 「光の巨人」は、13世紀に北欧神話を記した文献「エッダ」の成立過程と、現代で調査先から謎のメッセージを送ってきた父を探す少年の話を交錯させた冒険潭。「C.M.B.」36巻の「ルバイヤードの物語」に似た話の構造だ。

 「エッダ」のことは知っていたけど、書いたスノッリのことは知らなかったので、こんな面白い人物だったとは。そして話は現代のアイスランドを舞台に、ある物を追うある組織(インディージョーンズでもあれを追ってたな)との戦いとなる。岩に温泉にオーロラ。あと、十徳ナイフがあればどんな困難でも解決できるというのが「マクガイバー」っぽいなとちょっと思った。

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