FC2ブログ

本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「初代「君が代」」

 「君が代」は1999年に正式に日本の国歌となった。この現在の「君が代」は2代目で、初代は異なるメロディだった。YouTubeを探すと、現代に初代「君が代」を演奏している様子が見られる。

 本書によると、明治初期の英エジンバラ公来日にあたり、通訳が英国軍楽隊隊長フェントン氏に「日本の国歌を教えてくれ」と言われたそうな。で、当時の日本には国歌の概念がなかったので、通訳が上司に相談したところ「歌のことなどいちいち聞くな」と怒られて、急いで作ったのが初代「君が代」だという。元ネタは、通訳の出身の薩摩に戦国時代から伝わる「蓬莱山」と、大奥の「おさざれ石の儀」だとか。

 ただ、本書の書き方にはちょっと癖があって、ノンフィクションの書き方と、小説風の書き方が混在している。TVの歴史解説番組にあるパターンだ。で、核心のところに来ると小説形式になり、話の根拠があいまいなまま決定事項のように描かれるため、それにどれだけ根拠があるのかが内容から読みとれない。たとえば上記の由来の部分でも「宗助は、怒りを必死で押さえ」といった表現が並ぶ。

 というわけでやはりTV番組を見るぐらいのスタンスで読むのがちょうどよさそうだ。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/1431-ea552a9b

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly


FC2Ad