FC2ブログ

本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「宇喜多の捨て嫁」

 木下昌輝氏のことは「決戦! シリーズ」で、真田信繁と幸村を描いた「日本一の兵」を読み、トリッキーな話を書く人だなと思った。本書はそのデビュー作にして5冠を受賞した作品で、やはりトリッキーでよかった。

 戦国の梟雄として名高い宇喜多直家の生涯を、連作短編形式で描く。1話目が四女の視点から直家の非情さを描いた表題作で、最晩年にあたる。そこで出てきた要素やエピソードが、伏線のように2話目以降にそれぞれ現れて、意味がわかるようになっている。

 各話で視点となる人物が異なり、そのたびに直家の印象が変わってくるのが面白い。内容は悲劇の連続なのだけど、書き方は乾いている。そして結末。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/1418-0b33d749

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly


FC2Ad