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「桜花忍法帖」上・下

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 アニメ化のニュースを見て、「バジリスク」の続編が書かれていることを知った。しかし、山田風太郎の小説「甲賀忍法帖」を、せがわまさきが漫画化した「バジリスク」の続編を、山田正紀が小説で書くとは、なんか名前の語呂あわせみたいだ(笑)。

 「甲賀忍法帖」とも「バジリスク」とも、けっこうノリが違うので、原作厨には怒る人もいるかも。私は別物として楽しんだけど。二次創作とかスピンオフっぽい感じ。

 甲賀忍法帖が動物をモチーフにした忍法だとすると、こちらはSFやファンタジーのような超能力や魔法の世界といったところか。山田風太郎風というより、その影響を受けた後世の、半村良や夢枕貘を思わせる伝奇小説っぽくも感じる。

 なにしろ、徳川秀忠が忍者によって亜空間を見せられ、江与(お江)があの女傑2人の霊を呼び出す。最後には戦国で毎度おなじみのあの人物が再臨し、あの戦国ヒロインも降臨するという。

 それぞれタイプの違う美女によるチームという設定はアニメに抜いているかも。ただ、桜花と有情とか、絵にしづらい要素も多いなあ。

 ほかの山田風太郎作品っぽいねたや、バイオレンスジャックばりの設定、根来転寝(ねごろ・ごろね)みたいな杉浦茂っぽいネーミングとか、遊びもいろいろ。

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