本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「日経Linux」2016年4月号

 1年ぐらい前の号だけど、メモとして。

 この号はリニューアル号で、特に特集1「Linux人気ジャンル5大入門」の作りに力が入っていた。「入門1」が図解中心でLinuxの基礎の基礎を解説。「入門2」がUSB活用入門で、インストールメディア作成や、Chromium OSのカスタム版CloudReadyのインストール、イメージバックアップツールSystembackによるレスキューメディア作成、fstabのマウント、USBメモリーのベンチマーク。「入門3」がサーバー入門で、1ネタを1日に割り当てて1ページずつ、Sambaインストール、SSHサーバー、WordPress、Sambaのアクセス権限、rsyncによるバックアップ、L2TP/IPsecによるVPN、ダイナミックDNSによる公開を説明している。「入門4」がカーネル入門で、1/2ページずつFAQ形式で解説している。「入門5」が管理者入門で、企業のシステム管理者の作業をマンガ形式で、1ページ1ネタで紹介している。

 特集2は「パソコン復活&強化の処方箋」で、古いPCをLinuxで復活させるネタ。Part 1はノートパソコンの話で、スペックごとにディストリビューションを選び、メモリ増強やSSD換装、USB 3.0・IEEE802.11ac・Bluetoothインターフェイスの追加といったハード増強をする。Part 2がサーバー化の話で、SambaやLVMによりファイルサーバーにする。Part 3はタブレットの話で、BayTrails向けディストロのFedletをインストールしたり、VNC端末にしたりする。

 区切りをつけて再スタートする連載が3本。中古PC再生連載が新シーズンになり「LinuxでPCリノベーション」としてスタート。今回は状態があまりよくないThinkpad X200 Tabletを題材に、買い方や修繕を手厚く解説している。LPIC連載も新シーズンが始まり、解説記事っぽい形式に。初回は起動や周辺機器について。美女Linux連載も新シーズンに入り、topやps、killあたりを解説。

 Raspberry PiのPythonプログラミング連載が最終回で、前回のデジタル気圧・温度計を操作するWebアプリをCGIや軽量フレームワークBottleで作る。

 まつもとゆきひろ氏の「作りながら学ぶプログラミング言語」は、Steemの「ストリーム」の概念を再整理し、リネームしたり再設計したりする話。こういうのって、さすが実際に言語処理系のプロジェクトを経験している人ならではの問題意識だ。

 中井悦司氏のLinuxサーバーの基本原理連載が、systemdによるサービス管理や、journaldによるログ検索など。特に、unitとtargetの関係を中心に解説している。

 Linuxステップアップ講座連載がパスワード管理で、apgによるパスワード作成や、GPGによるファイル暗号化、KeePassによるパスワード管理などを解説。LibreOffice書類作成術連載が、LibreOffice Calcで円グラフを作ってLibreOffice Writerに入れる方法について。カーネル新機能連載が、ASLRの変動幅を利用者が設定できる仕組み。

 Raspberry Piモノ作り連載が、センサーとサーボをつないでサンプルプログラムで動かすところ。Raspberry Piロボット連載は、ジャイロセンサー(改)を積んでまっすぐ走らせる話。

 巻頭レポートが、各社のAtom x5-Z8300搭載スティックPC、Raspbianのバージョンアップ、新ディストリビューションKDE Neon立ち上げ、ReactOS 0.40α、日経BP ITインフラSummit。フリーソフト連載が複数ディストロのISOイメージを1本のUSBメモリーに入れるMultiSystem。世界のディストロ連載が、インストーラーなしで自分でインストールする方針のCRUX。別冊付録に「Windowsではできないこと30」が付いている。

 みんな大好き「#!シス管系女子 Season4」は、ufwやiptablesでのソースIPアドレスによるブロック。

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