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守り人シリーズ

 NHKで実写ドラマ化されたのをきっかけに、未読だった和製ハイファンタジー「守り人」シリーズを全巻少しずつ読んでみた。名作だと聞いていたけど、実際に読んでみたら、ものすごく面白かった(小並感)。

 名作として多くの人に親しまれ語り尽されているので、私がいまさら付け加えることはないだろう。まあ、さんざん言われていることだけど魅力を一つ挙げると、それぞれの国がそれぞれの文化や歴史や風習を持ち、それぞれの登場人物がそれぞれの人生を生きていることが凄いと思った。まったく同じ価値観を持った人は存在せず、それぞれの人生が交差したところに協力や対立が生まれる。

精霊の守り人 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
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 第1作「精霊の守り人」は、「精霊の卵」を宿したチャグム皇子と、それを守るべく雇われた女用心棒バルサの最初の冒険の話。ほぼ新ヨゴ国で完結しているのだけど、後の全シリーズの舞台設定ができあがっていると感じる。なお、実写ドラマの第1シーズンはこの巻から。

闇の守り人 (新潮文庫)
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 第2作「闇の守り人」は、バルサが故郷のカンバル王国に戻る話で、養父ジグロの過去の因縁が語られる。ここから、「守り人」がバルサもの、「旅人」がチャグムものになる。ちなみに、実写ドラマの第3シーズンでは、この巻の内容をやるとか。

夢の守り人 (新潮文庫)
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 第3作「夢の守り人」は、幻想色の強い話。大呪術師トロガイの過去と、それにつながる異界の因縁が物語られる。

虚空の旅人 (新潮文庫)
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 第4作「虚空の旅人」は、チャグムを主人公に、舞台が一気に国際的になる。海の国サンガル王国の内乱危機に、南のタルシュ帝国の影が。

神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)
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神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
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 第5作「神の守り人」は、ロタ王国を舞台に、邪教とされた破壊神の力を持った幼い少女とその兄を、バルサが守ろうとする話。実写ドラマの第2シーズン「悲しき破壊神」の前半の主要ストーリーだ。

蒼路の旅人 (新潮文庫)
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 第6作「蒼路の旅人」は、ついにチャグムがタルシュ帝国に触れる。実写ドラマの第2シーズンの、チャグムのパート前半に相当する。

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)
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天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)
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天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)
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 第7作「天と地の守り人」は、ついにチャグムとバルサが再会を果たし、これまでのさまざまなストーリーが流れ込んで、タルシュ帝国との戦いが描かれる。

 ちなみに、第1部が実写ドラマの第2シーズンの後半に相当する。ドラマではタルシュ帝国の王子が一人という設定になっているけど、どういう結末になるんだろう

流れ行く者: 守り人短編集 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
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 「流れ行く者」は短編集。ローティーンの頃のバルサのエピソードが語られる。一部のエピソードが、実写ドラマの第1シーズンで回想シーンに使われているらしい。

炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
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 「炎路を行く者」も中・短編集。「蒼路の旅」ラスト付近を起点にした、タルシュのヒュウゴの回想「炎路の旅人」と、バルサの回想「十五の我には」の2編が収録されている。「天と地の守り人」の最後でヒュウゴの狙いが明らかになったときには驚いたけど、「炎路の旅人」ではそれを育んだヒュウゴの少年時代が描かれる。

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