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「数学者たちの楽園:「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち」

数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち
サイモン シン
新潮社
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 これも寝つく前に頭を休める気楽な読書で読んだ。

 アメリカのおばかTVアニメシリーズ「ザ・シンプソンズ」とその姉妹作「フューチュラマ」には、ハーバード大学で数学の学位や修士・博士号をとった脚本家チームが参加していたという。本書は、そうした「ザ・シンプソンズ」の内幕と、登場した数学ネタの両方を、ノンフィクション「フェルマーの最終定理」を書いたサイモン・シンが紹介した本だ。読後感は、本書でも言及されているマーチン・ガードナーの数学エッセイあたりに近いかも。

 たとえば、映画やドラマ、アニメなどでよく、学者が黒板やホワイトボードに一面の数式を書いているというお約束のシーンがある。「ザ・シンプソンズ」では、おばか親父のフォーマーが、黒板に4つの数式を書いていて、その1つが「398712 + 436512 = 447212」。つまりフェルマーの最終定理を破っている式だ。実際にはこれは近いけどイコールじゃなくて、この数字は番組のためにコンピュータでいちばん近くなる組合せを求めたのだという。ちなみに、ほかの3つの数式も、同様に本物を知っている人向けに微妙にズレた数式を狙ったものだとか。

 また、数学好きの人におなじみのジョークというのも盛り込まれているらしい。たとえば「πr2は誰でも知っているが、今日のパイは正義(square)だ」というセリフとか。野球場の大型スクリーンに映された「8191」「8128」「8208」という数字とか。あと、しばしば出てくる「1729」という数字の謎とか。看板や本の書名など、小さく出てくる言葉にも数学ネタが仕込まれているのだそうだ。

 そのほか、数学パズルものとか、セイバーメトリックスの実践とか、さまざまな数学関連ネタが出ているらしい。しまいには、体と心を入れかえる機械で混乱するというエピソードを数学的に証明して、数学的にも意味のある「フューチュラマの定理」というのもできたんだそうな。

 ちなみに本書によると、投資家のウォーレン・バフェットも数学好きで、非推移的サイコロで相手を煙に巻いていたとか。さらにビル・ゲイツがそれを初見で見破ったとか。

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