本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「Software Design」2014年8月号

 このエントリーを書いている2日後には9月号が発売されるんだけど、これは7月に発売された8月号。ようやく通読したのでメモ。

 第1特集が「ログを読む技術」。第1〜4章が、ログの基本とWebサーバー(Apache httpd、nginx)のログ、MYSQLのログ、ログローテーションとログウォッチの基礎編。第5章が「MSP直伝・プロがやっているログ監視」で、ログから障害原因を絞り込んだり、ログ監視の負荷を抑えたりといったTipsが集まっている。第6章が、スモールスタートのログ管理としてFlouentdを使う話を、Rettyでの例をまじえて語っている。

 第2特集が「Linuxカーネルのしくみを探る」。forkとexecからプロセスが立ちあがる仕組みを、仮想メモリ管理やvDSOなどを含めて細かく解説。最後に、Linuxカーネルのソースコードを読むガイドも。

 特別記事「OpenSSLの脆弱性“Heartbleed”の教訓」の後編も掲載。実際のソースコードでの問題点や、その修正の問題なども解説されている。

 単発記事で「使ってみようtcpdump」。HTTPのプロトコルをtcpdumpで覗く例や、tcpdumpの出力をWiresharkで解析する例など。

 新連載で、サーバーワークス代表取締役の大石良氏による「サーバーワークスの瑞雲吉兆仕事術」が登場。第1回は、前半でスマートフォンとクラウドが登場したことによる仕事のやりかた変化を語りつつ、後半でSIerのエンジニア、ユーザー企業のエンジニア、Web系エンジニアのネガティブな部分を取り上げるというちょっと挑発的な話に。

 おなじく新連載で、USP研究所の鎌田広子氏によるほろ酔いインタビュー「かまぷの部屋」も登場。第1回は、JPNICの奥谷泉氏。

 「Linuxカーネル観光ガイド」連載がLinux 3.15の機能で、ページキャッシュで捨てられてはまた乗るようなケースでうまくキャッシュする変更と、パフォーマンスのために電源管理(Cステート管理)を制限するPM QoS。「ハイパーバイザの作り方」連載が、仮想シリアルポートの実装。

 RHELの「.SPECs」連載が、何気にRHEL 7の新機能・変更点の話。「Debian Hot Topics」連載が、Hurdの状況、glibcへ戻った話、Squeeze LTSのための協力者が必要という話、ファイルからパッケージを探す話、OSC 2014 Hokkdaido出展レポート。「レッドハット恵比寿通信」連載が、平初氏によるFedora Project/Fedora JP Projectの話と、アップストリームファーストの話。「Ubuntu Monthly Report」連載が、SoftEther VPSのサーバー側とクライアント側をUbuntuで動かす話。FreeBSDの「チャーリー・ルートからの手紙」連載が、gccからClangへ、さらにIntelコンパイラへの移行の話。

 Android開発連載が、Google I/O 2014で出たAndroidとその周辺の新技術の紹介。Emacs超入門連載が、日本語入力のSKKと拡張ローマ字入力のAZIKの紹介。AWS入門連載が、環境構築の後編で、MFA(多要素認証)の導入。

 結城浩氏連載が「Tradeoff」の技術的意味とその原因、日常生活での意味。enchant連載が、現場に戻る話から、Gemini、Skylab。はんだづけカフェ連載がmbedにBLEチップを付けてiOSで試す話。Digital Gadget連載が、展示に使う技術。Hack For Japan連載が、宮城県の離島である浦戸諸島でのハッカソンのレポートで、特にハッカソン終了後に持続するようにした話。温故知新連載が、カセットテープ。マンガ「ひみつのLinux通信」が、ejectネタ。

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