本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「Q.E.D.」48巻、「C.M.B.」26巻

 人気ミステリーコミックシリーズが今回も2冊同時発売。

 以下、ネタバレに気をつけているつもりだけど、未読の方は念のためご注意を。

 「Q.E.D.」は、「代理人」と「ファイハの画集」の2編を収録。今回はどちらも人が死ぬ話。

 「代理人」は、極度の人見知りの作家にとって唯一の窓口である著作権エージェントの殺人事件。同じエージェント会社の新人が作家といっしょに犯人を探す話。

 ネタバレぎみになるけど、事件の起点がトリックになっている。あの場面が伏線というかヒントだったのか。あと、作家や作家志望者の気持ちもテーマになっていると思う。

 「ファイハの画集」は、才能はあるが貧しいモロッコの少女が進学を夢みてスペインに不法入国する話と、そのとき起こった事件、さらにそれを追うアラン・ブレード一行の話。スペインの街中を飛び回る活劇つき。これも、あれが伏線だったのか。それにしても、エリーさんってやっぱり気まぐれな天才を扱うのが上手いなw

 「C.M.B.」は、「ゴンドラ」「ライオンランド」「兆し」の3編を収録。

 「ゴンドラ」は、料理タレントとその義弟の事件の倒叙もの。刑事コロンボ同様の倒叙ものの見せどころとして、そこに決定的なミスがあったのか、というシーンのキレが勝負。

 「ライオンランド」は、密猟に悩むケニヤの動物保護区を背景に、ライオンに殺された戦士と、それを見てトラウマで心を閉ざした弟分の謎、それを治療すべく“悲しい記憶を消す薬”を追ってサバンナを行く一行の話。最初と最後の呪医のモノローグが、ストーリーの基調となっている。

 「兆し」は、中国の文化大革命期を舞台に、歴史上繰り返されてきた、虐殺に至る集団心理を描く作品。トウガラシの意味が切ない。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/1242-6d77f780

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly


FC2Ad