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読書やコンピュータなどに関するメモ

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第109回カーネル読書会に参加

 Linuxカーネルに関する勉強会の第109回カーネル読書会に参加してきました。久しぶりの開催でした。

(三浦広志さん)

 開始時間前にアンカンファレンス的に、みんな大好きslコマンドの話。最近のオプションの話から始まって、プラットフォーム非依存な方法でなにか汽車の音を出す方法はないかという話になりました。ビープを鳴らすコマンドなども言及しつつ、ビープじゃ汽車の音は無理だということに。ホワイトノイズ系を鳴らす一般化された方法があればいいんでしょうね。

Opening remarks(よしおかさん)

 開会の言葉。日本のオープンソース開発者を増やすことや、世界のカーネル開発者と宴会することが目的でやってきて、だいたい叶ったと。  話の途中でビール(ザ・プレミアム・モルツ<コクのブレンド>!)が届いて、以降はみんなでビールを呑みながら進行しました。

Future of Printing Standardization(小笠原徳彦さん)

 Linuxからの印刷について、モバイルやクラウドをからめた技術がどうなっていくのか、標準化動向を解説してくれました。IEEE PWG(Printer Working Group)の活動として、どこでもプリントするためのPDF Directや、プリンタを発見するためのAvahi/Bonjourベースの仕組み、設定やデータをすべてHTTPベースでやりとりするIPP、AirPrintみたいなことをするIPP Everywhere、クラウドサービスからローカルプリンタに出力するためにLANとWANのゲートウェイとなるIPPSIXが解説されました。

昔のLinuxの話 1991-2000(小山裕司さん)

 Sun 4、MS-DOS、テレホーダイ、昔のSun OSといった話題を枕に、まずLinuxが1991に公開されてから1.0あたりまでの状況を紹介。そしてご自身の活動として、1992年にLinuxというOSのソースコードが公開されたと聞いて動かし、書籍を書いた話をされました。当時のUnixの本は古い話ばっかりだったので自分たちで使っているUnix環境のことを書いたこと、CD-ROMを付けたこと、書籍のPSデータを公開したことなど。あと、rmsのことをdisるLinux本が出て中身はSlackware画面紹介だけだったので、頭に来て対抗してSlackwareを翻訳して後のPlamo Linuxになった話なども。

Workqueueの話(吉田茂さん)

 今回のメインセッション。名前ネタとか、ミラクルリナックスの大きくない社内に吉田さんが5人いるとか、ソースのコメントに書かれた変数名の間違いを指摘してLinuxカーネル貢献者デビューしたので新人にはカーネルハッカーと呼ばせようとか、まず枕で笑わせてツカんでいました。  本題はワークキューの仕組みであるConcurrency Managed Workqueueについて。昔のWorkqueueはシングルスレッドだったのに対してマルチスレッド対応したのがConcurrency Managed Workqueueとのこと。実際のソースをたどりながら、フラグを立てているところとか、動いているスレッドが構造体に記録された次のスレッドを起こしてスリープするとかの処理を説明しました。  Q&Aでは、「カーネルソースはどこから読むのがいい?」の質問に「お客さまから質問のあったところ」とジョークを返したあと、「ハード固有でないのでスケジューラがいいといわれる」と回答。さらに「カーネルのソースの入手はtarballから? gitから?」という質問に「誰がどう変更したかがわかるのでgitから」と回答したとろ、ビールの入ったよしおかさんがgitとGitHubのすばらしさを力説しはじめて止めが入るという展開になりましたw

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