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読書やコンピュータなどに関するメモ

「Q.E.D.」46巻、「C.M.B.」24巻

 今回も2冊同時発売。なんとなく、どちらに収録されているエピソードも、いつにも増して構成が凝っているように思った。

 「Q.E.D.」は、「失恋」と「巡礼」の2編を収録。いずれも、表面上の謎というより、真相がわかったときに視界が開けてくる感じが印象的だった。あと、前巻から、2文字タイトル続き。

 「失恋」は、寄席の楽屋で起きた事件。ストーリー上の時期は、前巻の「初恋」と同時進行。表面のトリックはわかりやすいのだけど、塔馬君によりその背景にあるストーリー全体が明かされる感じがよかった。あと寄席のこととか。「他人の押す幸せスイッチ」ってのもあるなあ、気をつけよう。

 「巡礼」は、妻を殺された男が犯人を許した事件と、それを追いつつ原稿を没にしたノンフィクションライターの二重の謎を解く話。パズラー的にフェアというわけじゃないけど、そのピースがそのように嵌まってそんな真相が、と衝撃の結末だった。すごい。

 「C.M.B.」は、「二笑亭」「ダイヤ泥棒」「レース」「箪笥の中の幽霊」の4編を収録。

 「二笑亭」は、火事で両親を失った青年が二笑亭のレプリカを建て、妹や親族が止めようとする話。どこから事件が始まっているか、何が起こっているのかが謎という展開がスリリング。

 「ダイヤ泥棒」は、いつものキメ台詞から始まる倒叙物、なんだけど……おっと、ネタバレはそこまで。

 「レース」は、結婚を目前にしたイギリス貴族の娘が、父の死と、かつて起こった父と叔父の事件の真相を知ろうとする話。背景の謎によって表面上の謎が解ける様が印象的。

 「箪笥の中の幽霊」は、マウを主人公にした番外編で、森羅君は登場なし。降霊会で起きた殺人事件の話。マウの部下たちも大変だねぇ。

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