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「鳥類学者無謀にも恐竜を語る」

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (生物ミステリー)
川上 和人
技術評論社
売り上げランキング: 6,109

 研究対象との間の時間が長いわりに恐竜の学説というのも変化が速いらしく、最近では鳥類が恐竜の子孫だというのがわりと定説らしい。

 というわけで、恐竜と鳥を結びつけた四方山話を、鳥類学者の人が語ったエッセイ。体系的とか啓蒙とかの路線ではなく、ポピュラーサイエンスというより、もうちょっとゆるいサイエンスエッセイだと思う。

 その特徴が最もあらわれているのが、第3章の「無謀にも鳥から恐竜を考える」だ。色とか鳴き声とか歩き方とか渡りとかの鳥の特徴をとり上げ、「恐竜でも同じようなことがあっただろうか」と想像してみせる。で、ちょっと科学的に考察してみて、結論がしばしば「それはナイ」だったりするのも面白い。

 読者から見ると「恐竜を通して鳥類について知る本」だったりもする。ハヤブサはタカの仲間だと思われていたが、DNAによる分類の結果スズメと近縁だとわかったとか。

 語り口はひょうきんで、毎ページぐらいの割合でジョークがはさまっている。ちょっとネット民っぽいノリ。イラストも、図鑑っぽくもあり、トボけた感じでもありというのがいい塩梅だ。絵の人は想像上のヨクナシヨクリュウが気にいっているみたい。

 というわけで、春ごろに評判になっていた本をいま読んでみたら、なるほど面白かった。

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