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読書やコンピュータなどに関するメモ

「40代、職業・ロックミュージシャン」

 40代の大槻ケンヂが、同世代からちょっと上ぐらいのロッカーと、日常生活について話す対談集。読者側でも、40代ぐらいの人には、登場するゲストの名前を聞いただけで興味を持つ人もけっこういるのでは。

ラウドネス、ZIGGY、THE冠、SHOW-YA、筋肉少女帯、GO-BANGS、LINDBERG、JUN SKYWALKER(S)、RED WARRIORS、たま、中村あゆみ、爆風スランプ、ROLLY、バービーボーイズ、SION、…

 そこそこよれて、そこそこ世間に通じて、地道なんだかワイルドなんだかわからない感じが、大槻ケンヂの“のほほん”調でまとめられている。金髪にスーツで子供の授業参観に出るとか、子供を家族に預ける体制を作って再結成ツアーとか。ツアー車を運転してドサ回りとか、バイトとか、ガテン仕事をやってたら現場監督が自分のCDを持ってたとか。子育て関係の話もいろいろ。

 しまいには、怪しい仲間が集まるので町内の理事の立場で「僕からちゃんと話をしときますから」とか。それにしても、二井原実が校歌を作るとかすごいな。

 あとは40代に限らず、ロックミュージシャンの日常話もいろいろ。ライブの待ち時間は長いので、家に帰って「相棒」再放送を観てるとテンションが下がって危険とか。ツアーやライブハウスの待遇のヒドさなども。本書のテーマになるあたりだと、ベテランバンドだと楽屋がサロンパスくさいとか。まあそんな、文字どおりの楽屋話も面白い。

 くたびれ方面の話が多いけど、30代終わりにジム通いを始めて現役ハードロッカーを貫く寺田恵子は漢らしい。ダイヤモンド☆ユカイの、現在の奥さんとの結婚前と後の対談が続きで載ってるのも見所かな。

サブカル・スーパースター鬱伝
吉田 豪
徳間書店
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 「40代、職業・ロックミュージシャン」が表だとすると、裏が「サブカル・スーパースター鬱伝」か。

 「サブカルものは40歳で鬱病になるって本当?」というテーマで、そうした経験を持つサブカル方面の40代著名人を吉田豪がインタビューしている。大槻ケンヂも登場。あまりそういうイメージのない菊地成孔が、パニック障害にかかって駅前の喫茶店で服を脱ぎ出したりとか。

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