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読書やコンピュータなどに関するメモ

「Land of Lisp」

Land of Lisp
Land of Lisp
posted with amazlet at 13.04.21
M.D. Conrad Barski
オライリージャパン
売り上げランキング: 19,047

 表紙ばかりが話題になってそれきりのような気がする今日このごろだけど、表紙のノリが中身にも生かされていて面白い。

 内容は、テキストアドベンチャーとか思考ゲームとかのゲームを作りながら学ぶCommon Lispチュートリアル。表紙のLispエイリアンも登場するイラストがいろいろ挿入されていて、愉快な感じで読める。「グランド・セフト・ワンプス」のところとか、イラストが暴走しているしw。関数型プログラミングを擬国化した「美しき哉 関数型プログラミング」と、Lispの特徴をスペースオペラ風に表現した「LISPの国」の、2つのマンガも入っている。ちなみに、著者はLispエイリアンの作者らしい。

 教える内容としてはCommon Lispらしいネタを中心にしていて、リストによるデータ構造や、loopマクロ、format、関数型スタイル、マクロ、内部DSL、遅延データ構造などを盛り込んでいる。初対面のCommon Lisperの話題としてよく出る「loopをどう思う?」という点では、本書はloop推進派。とはいえ、「レトロな打ち込みゲーム」は暴走してるw。イラストには「GOTO 50」という文字が見えるし。米国でもベーマガみたいな文化があったのね。

 本書はおそらく、理論より実際に手を動かして試しながら読み進めるのが想定された本なのだと思う。そうして、データ構造や、Webサーバーの作成、SVGを表現する内部DSL、枝刈りや遅延データ構造など各パーツを学んでいったのが、最後にダイス・オブ・ドゥームの完成形に結実する。

 ちなみに私として、Lispエイリアン以上にキモカワだったのが、「6.5章」とか「13.5章」とかが設けられているところ。で、6章にも「6.5節」があって、カオスで面白い。そのぶんマークアップは大変そう。本書はReVIEWで制作されたということなんだけど、そのへんはどう記述したんだろう。

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