本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「昔には帰れない」

昔には帰れない (ハヤカワ文庫SF)
R.A. ラファティ
早川書房
売り上げランキング: 192,925

 2012年末に、突如ラファティの短編集が発売された。ラファティ好きなら言われなくても読むでしょう。

 (相対的に)ストレートなホラ話「素顔のユリーマ」を冒頭に置いて、巻末に向けてカオス度を高めていく構成になっているようだ。訳者あとがきによると「第一部はぼく(伊藤典夫)が気に入って訳した作品で、ラファティとしてはシンプルな小品」「第二部はちょっとこじれているかなあという作品と、朝倉さんの長めの翻訳」とのこと。

 第一部では、ナードの逆襲っぽい「素顔のユリーマ」、アイデア寓話「ぴかぴかコインの湧き出る泉」、ほら話「昔には帰れない」あたりが、第二部では、何が起こっているのかわからない「そして、わが名は」、土着的なのに壮大な「大河の千の岸辺」、ベースのアイデアそっちのけで斜め上の話になる「一八七三年のテレビドラマ」あたりが、私には印象的だった。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/1117-dad27862

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly


FC2Ad