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読書やコンピュータなどに関するメモ

「僕がアップルで学んだこと」

僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる (アスキー新書)
松井博
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 104,057

 AppleのScott Forstall氏がiOS6の地図問題で失脚したときに、本書への言及を見かけて気になっていたけど、ようやく読んだ。

 本書は、Appleの社風について、元Appleの中の人が書いている本。テーマとしては、そうした経験を経て得られた仕事術、ということなのだけど、それ以上にその社風そのものに興味を持って読んだ。まさに、「猛禽文化」

 本書から猛禽文化っぽい記述をメモ。

  • アップルの管理職として社内政治を経験すると、ほかの会社(グーグル等)はお遊戯のように思える
  • 「お前はこのグループの独裁者になるんだぞ」と言われた
    • 上司からの命令は絶対で、「右向け右」と言われたら右を向かないと辞めさせられる
  • 立ち回りのうまい者は何の躊躇もなく問題を他部署の責任に仕立てたり、他部署の手柄を自分の手柄にしたりする
  • 「尻拭い」を一度でもするとつけこまれるし、無駄な仕事を断れない奴と評価される
  • 社内で、各部署が何をやっているかや、誰がキーパーソンなのか、誰が何に影響力を持っているのか、情報を収集しておく
  • 自分や部署の業績をメールやWebなどを使って社内で宣伝する
  • シリコンバレーでも屈指の労働時間の長い会社
  • 売り上げの2.3%しか研究開発に投資していない
  • 大した学歴がなくてクレイジーな人が社内で相対的に減ってきている

 軟弱者の自分にはとても勤まりそうもないけど、こういう社風によってAppleの端正な製品が作られているのだなと思った。

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