本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「Software Design」2012年10月号

 また発売から半月以上たっちゃったけど、通読したのでメモ。いつにも増して、自分に響く記事が並んでいた。

 第1特集は、DevOps(開発のスピードに柔軟に応える運用、開発で自動化する運用)で定番の、サーバー環境セットアップシステム「Chef」。Chefの基礎や、knifeのさまざまな使い方、Chef Soloでの使い方、Vagrantでレシピをテストする技、KickstartからChefを呼び出すアメーバピグでの事例などを解説。Kickstartへのパラメータを、カーネルのブートパラメータとして渡すというのは、なるほど。

 第2特集が、Linuxでのプリント。アプリとCUPS、スプーラ、foomatic、PPD、プリンタのそれぞれが何を担当しているかという構成から、そこでの実際のデータの流れ、プリンタのディスカバリ、プリンタの種類などまで、体系的に解説。しかも、座学だけじゃなくて、データの流れをハンズオン形式で確認するところまでカバーしている。Appendixとしては社内PCをLinuxに置きかえたアシスト社の事例も載ってて、ベタなトラブル例で参考になる。

 単発記事で「SSH力をつけよう」。基本的な使い方から、各種設定、エスケープキャラクタ、ポートフォワーディング、多段接続、VPNトンネリング、トラブルシューティングなど、簡潔ながらいろいろなTipsを紹介している。

 短期連載で、奥一穂氏による「JSX入門(前編)」。JSXの概要や狙い、JavaScriptの差分の文法などを解説。

 新連載でsyuu1228氏による「ハイパーバイザの作り方」。第1回は、VT-xに至るx86仮想マシンの歴史と、VMEntry・VMExitの動作の解説。

 新連載といえば、レッドハットによるエッセイっぽい連載「レッドハット恵比須通信」も始まってた。第1回は藤田稜氏。

 ほか、Linuxカーネル連載が、ちょうど9月末にリリースされたLinux 3.6のBtrfsの新機能。Ubuntu連載が翻訳のプロセスについて。Windows 64bit Emacs連載がDLLを読み込んでEmacs Lispから使う機能。USPシェルスクリプト連載がrsyncによるDropbox風同期システム作り。iOS連載が、LLVMの歴史とiOS/OS Xとの関係について。Android連載が、MicroBridgeによるフィジカルコンピューティング。「システムで必要なことはすべてUNIXで学んだ」が、NanoBSDによるDNSサーバーやDHCPサーバーのアプライアンス。Hack for Japan連載がオープンデータハッカソン。はんだづけカフェ連載がScratch。pha氏連載がSNS疲れ。

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