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日本OpenStackユーザ会第7回勉強会に行ってきた

 日本OpenStackユーザ会第7回勉強会に参加してきました。

 今回は、HP、Canonical、Midokura、Red Hat、Dellの取り組みが並んでて、けっこう派手なネタだったんじゃないかと思います。

 以下、メモほぼそのまま(敬称略)。

OpenStackへの企業の取り組み(日本OpenStackユーザ会)

  • 初めての人のために
  • 3分でわかるOpenStack
  • AWSみたいなインフラ必要だよね、といって作ったのがOpenStack
    • Rackspace + NASAが作った
    • 完全オープンソース
  • 誕生から2周年
    • 10月にFolsomが出る予定
  • 事例
    • クラウドサービス
    • サービス基盤
    • 研究開発基盤
  • 構成
    • 基本
      • Nova
      • Swift
      • Glance
      • Keystone
      • Horizon
    • 最近
      • Quantum(動的ネットワーク管理)
      • Cinder(ブロックストレージ)

HP&OpenStack(真壁徹 日本HP)

  • HP Cloud
    • しばしばベータと書かれるけど、正式リリース済み
  • HP Converged Cloud Vision
    • Converged = 統合された
    • パブリッククラウド、プライベートクラウド、マネージドクラウドを統合管理
    • 複数のアプリケーションやインフラを抽象化
      • インフラのレイヤーの抽象化:OpenStackを主要技術に
      • 現在はパブリッククラウドのみだが、将来はすべてに
  • HP Cloud Services
    • OpenStackを使ったパブリッククラウド
    • IaaS
    • 将来はPaaS、SaaSも
  • 「ユーザーをロックインしないパブリッククラウド」
  • 正式サービス:Object StorageとCDN
  • Computeはpublic beta
    • アップデートのときに再起動などがある
    • 涼しくなることには正式サービス? SLAも
  • Block Storage、MySQL:private beta
  • 2011年9月にベータ開始
    • 大規模環境での実績を作ってから正式サービス
  • 規模
    • 3つのDC
    • サーバー数は非公開だが、トップが雑誌でぽろっと言っちゃった
      • 万の単位
  • IaaSで今後
    • データ変換
    • データ暗号化
    • Import/Export
    • Network Services
  • PaaS
  • 値段
    • AWSと同じクラスでは同じ
    • 安値より、業界最高SLAを目指す
    • Object Storage:SLA 99.99%
  • 事例
    • DreamWorks
      • アニメのレンダリング環境
      • follow the sun:北米とインドで24時間制作体制
      • 課題:可用性、拡張性、レイテンシー
      • 拡張性と可用性をSwiftで
      • panzuraのNASヘッド
    • HP BookPrep
      • ミシガン大学図書館の本をすべてスキャン
      • Swiftで数百テラ
  • Project Moonshot
    • ARMやAtomによる低消費電力高集積サーバー
    • 手のひらに4台乗るサーバー
    • 72ノード/1トレイ
    • 2880ノード/1ラック
  • HPのOpenStackへの貢献
    • きちんと動いているところを示すこと
  • デモ
  • http://www.hpcloud.com/
  • アベイラビリティゾーン
  • フレーバー 6種類
  • セキュリティグループ
  • OSイメージ
    • 素のOS
    • OS+サービススタック
  • sshキーペア生成
  • ボリュームをサーバーにアタッチ
  • Floating IP選択
    • クラスAのIPアドレス(会場w
    • これで有効活用(会場w
  • CDNにアタッチ
  • 月$20分の無料試用券を配布中

Juju - Makes your life easier in hyper-scale world(Takenori Matsumoto Canonical)

  • Canonicalの紹介
    • Ubuntuの後ろにいるcommercial company
    • professional support
    • 設立8年
    • 550人、世界中
  • Ubuntu
    • 2000万ユーザー
  • UbuntuとOpenStack
    • 12.04にはEssex
    • 12.10にFolsom
    • 12.04にFolsomをバックポート
  • MAAS、Juju、LXC、KVM、Xen,Ubuntu Cloud infrastructure、AWSOME
  • Ubuntu Service Orchestration
    • Juju
  • なぜ必要か
    • 多数のマシン
    • サーバーは不確実なもの
    • 直接管理する必要があるか?
  • マシンではなくサービス
  • サービスとサービスの関連づけ
  • Charm
    • ベストプラクティス、デプロイ方法などをフォーマット化
  • MAAS
    • Jujuと組み合わせると強力
    • 物理サーバーをプロビジョニング
    • PXEブート,Cobbler
  • デモ
    • SwiftをJujuでデプロイ
      • Charmを変更したのでローカルから
      • $ juju deploy --repository /home/hoge/charms local:swift-proxy
      • $ juju deploy --repository /home/hoge/charms --config /home/hoge/charms/swift-storage.cfg local:swift:storage
      • $ juju add-unit swift-storage
    • Gourceで可視化
    • statusをHTMLで可視化
    • juju sshでIPアドレスを指定しなくてもログイン
    • 関連づけ
      • $ juju add-relation swift-storage:swift-proxy swift-proxy:swift-proxy
      • swift-proxy-relation-*のようなスクリプトでデプロイを定義
    • $ juju destroy-environment
      • Gourceのグラフが消えていく

OpenStackへの取り組み(杉原智衛 Midokura)

  • MidoNet
    • IaaSをターゲットとした仮想化基盤
  • なぜOpenStack
  • OpenStackの標準機能では、Midokuraがら理想するネットワーク仮想化は実現できない
  • OpenStackは実装の観点からよい取り組み
    • Quantumによるモジュール構造
    • ベンダーロックインにならない
  • MidoNetプラグイン関連の取り組み
    • 発見した不具合の報告や修正
    • Essex
      • Nova(L3)・Quantum(L2)プラグイン実装完了
    • Folsom
      • ほとんどのネットワーク機能がQuantumに移る
      • 状況が刻々と変わる
    • 設計・開発の議論への参加
      • Linuxのネットワーク実装
  • MidoNetプラグイン(Essex)
    • GitHubで公開
    • Floating IP
    • Security Groups
    • VIFドライバ
    • Quantum標準API
  • デモ
  • 構成
    • 2つのISP接続
    • 2台のエッジサーバーがBGP
    • 2台のコンピュートノード
  • 仮想トポロジー
    • 仮想マシン立ち上げにあわせてトポロジーを作る
  • プロバイダー仮想ルーター
    • 物理的にはどこにも存在しない
    • トラフィックやNATを制御
    • プロジェクト(テナント)ごとにプロジェクト仮想ルーター
    • Novaのネットワーク1つに仮想ブリッジ
  • プロジェクト作成、ネットワーク作成、VMの起動は済んでいる状態
  • $ sudo nova-manage network create
  • MidoNetのコントロールパネル
  • 仮想ルーター
  • 仮想ブリッジ
  • VM 4からVM 1にping
  • arpで確認
  • 別のホストにいても仮想的に同じブリッジに
  • 物理ホストに関係なく仮想ネットワーク
  • Floating IPとSecurity Groups
  • VM 4にFloating IPをOpenStackで割り当て
    • MidoNetでNAT
  • Security Groups
    • add rule
    • IPを表示するWebアプリ
  • ロードバランス
  • 1つのVirtual IPへのアクセスを3台のサーバーにふりわける
  • OpenStackにはない機能
  • MidoNetを直接たたく
  • IPを表示するWebアプリをリロードすると、ランダムに変わる
  • おまけ
    • プラグイン開発は
    • デバッグが苦労
      • 炸裂するランタイムエラー
      • 柔軟なAPIとデータモデル
      • meta programming、decorator、リスト内包表記
      • デバッグプリントが友達
    • devstack
      • プラグイン開発に欠かせないが、すぐ壊れる

OpenStack APECイベント報告(モーフ・ラボ 金野諭)

  • 北京1600名、上海700名
  • CSDN(Chinese Software Development Network)主催
  • 検証・実証フェーズという印象
  • KTはSwiftを使ったサービス提供済み
  • docs.openstack.orgへのアクセス
    • 人口比で見ると台湾が飛び抜けて高い
  • セッション抜粋
    • KT
      • Swift
      • リファレンスデザインでは足りなかった
      • チューニング、ビリング、レポーティング、キャッシング
    • clodena
      • 台湾のSIerの子会社
      • OpenStackとSPICEを使ったVDI
    • eBay
      • X.commerce
      • 新しいEコマースのプラットフォーム
      • OpenStackベースで
      • Cloud Foundryも
    • ネットワーク
      • キーワード:Quantum、SDN、OpenFlow
      • 足りないLBやSecurityの議論
      • キャッチアップのスピードが速い
    • ITRI(台湾)
      • Directory ServerでARP管理
    • 台湾はコモディティハードウェア中心 -> ソリューションへの動きが国レベルで?
    • 上海交通大学
      • 新しくはないが実践的な内容
    • NEC
      • OpenFlow + OpenStack
      • Trema

質疑応答

  • Q: ミドクラに。テナント単位の仮想ルーター。専用に割り当てる?
    • A: 特定のノードにひもづくものではない。実体はない。中央の構成情報の中に情報としてあり、MidoNetのコントローラが処理。SPOFはない
  • Q: MidoNetの管理ネットワーク
    • A: 分散されている。仮想ネットワークとは別
  • Q: MidoNet。MTU 1500(?)
    • A: encapsulation。オーバーレイネットワーク共通の問題
  • Q: HP CloudのOpenStackのバージョン
    • A: Diabloでスタート
  • Q: HP Cloud。日本のリージョン
    • A: 本社におねだりしているところ。Asia Pacificには来年来るだろう

OpenStackへの取り組みと関連オープンソース技術のご紹介(中井悦司 レッドハット)

  • ネタ部分はレッドハットのものではなく個人のものなので
  • OpenStackへの取り組み
    • 今年の春 OpenStack Foundation設立
    • そのタイミングでRed Hatも参加
      • Foundationができた時点で、すでにRHは開発参加企業3位(ただし人数ベースw)
  • つい最近発表
    • Red HatがOpenStackディストリビューション
    • 公式見解としては、「来年前半ぐらいにFolsomベースで出せるとうれしい」ぐらい
    • EPELのパッケージはある
    • 確実にインストールして使えるようにパッケージングする
  • Folsomのブループリント(新機能提案)
    • by Gary Kotton(RH)
    • Quantum:仮想ネットワークをプラグインで取り替えられる
    • が、同時に1つのプラグインしか使えない
    • いろいろな仮想ネットワークを同時に使えるようにする提案
    • 実装はいまNTTの研究所の人がやっている
    • 異なるプラグインの仮想ネットワークをL2でつなぐ構想も?
  • OpenStackに関連するOSS
  • Red Hat Storage Server / GlusterFS
  • 両者の関係
    • RHがGlusterを買収
    • GlusterFSの開発はもっとコミュニティベースに
    • バージョンを固定してバグをつぶしたバージョンを元にRH Storage Server製品
  • Swift互換とはいうが、足りない部分も
    • Keystoneから使えない、など
  • 妄想
    • KVMからブロックストレージとしてRHSを使用
    • ハイパーバイザーに手を入れて特別のプロトコルでハイパーバイザーからブロックストレージとして使うのも、将来的にはある?
  • CloudForms
  • できること
  • 環境構築作業の自動化
    • Jujuのような
    • アプリのインストールも含めて自動化
  • システムテンプレートとアプリケーションブループリントの2つの設定ファイル
  • EC2、vSphere、RHEVに対応(製品として)
    • 同じ設定で異なるプラットフォームにデプロイ
  • Deltacloud Library
    • 複数のクラウドを共通のREST APIで操作するライブラリ
    • プラットフォームごとのDeltacloudドライバー
      • それがあれば、CloudFormsに手を入れなくても対応
      • 厳密にはプラットフォーム依存の部分も
    • apache.orgで公開
  • CloudForms
    • Aeolusがupstream
      • 中井さんのブログに環境構築手順の解説
  • RHのクラウドへのスタンス
    • これから、技術的にとがってはいない企業がクラウドを使う
    • それらの企業が使うために必要なものをRHが提供

Crowbarの紹介(増月孝信 デル)

  • JujuやCloudFormsなどと同様、プロビジョニングのツール
  • もう少し汎用的なフレームワーク
  • パブリッククラウドをベースにしたシステムを運用管理する
  • デルとOpenStack
  • プロジェクトの初期メンバー
    • 検証、ホワイトペーパー
  • Crowbar
    • 運用を中心にシステムを設計する立場
  • OpenStackのエキスパートエンジニア
  • 業界初のOpenStack Cloud Solution
  • Crowbar
  • DevOps
  • 開発と運用管理の壁を取り除く
    • 開発者は新機能が重要
    • 運用管理者は安定稼働が重要
  • リリースサイクルの間隔を短くする
  • Crowbarとは
    • 「A Zero Touch Cloud Installer」
    • Chefベース
    • Barclamp
  • いままで
    • 1つのゴールデンマスターを展開
  • Crowbar
    • コンポーネントごとに
  • レイヤーごとのモジュラー構成
  • 物理リソース
  • コアコンポーネント&OS
  • クラウド基盤&拡張性
  • APIs、ユーザーアクセス、ECOパートナー
  • ライフサイクル
  • ノードのディスカバリー
  • Barklampをノードにひも付け
    • proposal
  • アクティベート
  • プロビジョニングが始まる
  • Crowbar 1.x
  • BarklampはChefのレシピ等の構成情報
  • PXEブート
  • Barklampによる自動構成
  • ChefとCrowbar:Chef単体で対応が難しい部分をサポート
    • ベアメタルサーバーの検出
    • HW構成
    • Chef Clientの導入
  • ChefのインストーラーとしてCrowbarを使うという手も
  • ビルドは大変なので、ISOイメージからインストールが簡単
  • メモリは2GB、NICは1つ
  • Crowbar 2.0
  • 7月から話が出ている
  • 実装のリファクタリング
    • 外部インターフェイスを変えずに内部を書き換え
  • Chefへのハードコードを減らす
    • 通常のChefレシピの書き換えを減らす
  • PXEブートのUEFI対応
  • ネットワークレイヤーを抽象化
    • ネットワーク設定を変更できるように
  • OSCA(Open Standard Cloud Association)

OpenStack + KVM = お名前.com (郷古)

  • こんなのがあったらと自分たちで考えた機能
    • ISOアップロード
    • Virtio ON/OFF
    • など
  • OpenStack
    • compute
  • RabbitMQ
  • コンパネは.NET
  • VLANを追加
    • お客さんには1つのIPアドレス
  • Diabloのgriddynamics.netパッケージから始める
    • 動かない
  • クラウドとVPSの違い
    • 停止すると削除されちゃう
  • dashboardをそのままお客さんに出すのをあきらめる
  • shutoffコマンドを作った
    • ACPIを使ったシャットダウン
  • dashboardではnoVNCを使っている
    • 単体で
  • 独自拡張
    • vmインスタンスのlimit
    • ロギング
    • VIFの名前
  • コンパネ
    • libvirtではKVMのrebootがない
    • 再起動はshutoff + start
  • noVNC
    • 「クリックして開始」にしてリクエスト数を減らす
    • IE8以下は非対応(Chrome Frame使って)
    • WebSocket
      • nginxのwebsocket proxy
  • リソースグラフ
    • collectd
    • rrd
  • html5シリアルコンソール
    • Webとsshで
    • anyterm
    • nova-consoleのajax-termをanytermにすりかえ
    • バックエンドにconserver
    • virsh consoleを叩く
  • ISOアップロード
    • sftp
    • 最初はGlusterFSで構築していたが、3.3betaだったのでバグって没
  • Nagios + cobbler
  • virt resizeを追加
  • Google Chromeをバージョンアップすると、noVNCが動かなくなる
    • upstreamをマメにチェック
  • rootのパスワード、プライベートキー
    • OpenStackのインジェクション機能
  • virtIOのオンオフ
    • API追加で
  • いま
    • computeノード 200ノードぐらい
    • Diabloのまま
  • ESSEXの検証はじめた
    • APIをモジュールとして追加できないか
    • インスタンスの追加アルゴリズムもモジュール化できれば
      • Webだったら並べる、とか選択

質疑応答

  • Q: RH。EPEL版パッケージとの関係
    • A: リポジトリは完全に独立。パッケージの中身も微妙に違う。RHの社内上位レポジトリからEPELを作り、そこからのフィードバックを上位リポジトリに反映して、そこから製品に。
  • Q: お名前.com VPS。課金情報は
    • A: VPSなので月額課金のみ
  • Q: お名前.com VPS。GlusterFSを検討した理由
    • A: ISOイメージアップロードがsftpなので、NFSなどでマウンントする必要で、Swiftではダメで、GlusterFSを試した
  • Q: RH。ネットワークを取り替えられるように。構成の選び方の情報
    • A: みなさん考えてください、というところ。鉄板構成の設計書を作るのがSIerの腕の見せ所

ビットアイルの紹介(高倉)

  • 2000年設立
  • 2001年DC開始
  • 都心型DC
  • 6000ラック超
  • 2009年からクラウド
  • ビットアイル総合研究所

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