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読書やコンピュータなどに関するメモ

神州纐纈城

 頭が疲れて、普通の文章を読んでも頭に入らないときなど、ストーリーテリングに長けていて波瀾万丈のエンタメ小説やマンガが無性に読みたくなることがある。たとえば浦沢直樹のマンガとか。「天地明察」を読んだのも、そんなときだったかと思う。

 今回は「神州纐纈城」を読んだ。

神州纐纈城 (河出文庫)
国枝 史郎
河出書房新社
売り上げランキング: 233009

 幻想的な描写が印象的な怪奇譚だが、トントンとリズムよい文章に惹き込まれ、気付くと最後まで到達していた。いや正しくは未完なんだけど。

 いろいろ登場人物や人間の業と因果がもつれ絡まる内容なんだけど、主要人物どうしはあまり絡まずに終わるのが、未完をより感じるところでもあり、必要以上に話が通俗的なデッドシリアスにならないところでもあり。

 解説で三島由紀夫も書くように、日本的な時代小説というより、ヨーロッパのロマン小説っぽい。もっというと、現代マンガの時代モノというか。

 ちなみに、私は文庫本で読んだけど、青空文庫でも読める。

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