本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「日経Linux」2012年6月号

 執筆に参加しましたので、報告と宣伝を兼ねて。

 特集1「Linuxだからできる新発想の活用法30」では、写真を撮影日で探す(jhead + grep + find)、Webの情報を電子ブックリーダーに(wkhtmltopdf + instapaper text API + PDF::API2 + Calibre)、Instagramの写真を縮小してEvernoteに(Instagram + ifttt + Dropbox + inotifywait + ImageMagick)、画面キャプチャーで情報共有(Gyazo)、の4本を書きました。“Linuxでライフハック”というお題をいただき、Linuxらしさとして“複数のコマンドや機能をつなげる”というのをメッセージとしてネタを選んだのですが、考えすぎだったかもしれません。ちなみに、p.39の3段目のリストで「wkhtmltopdf」とあるのは、「web2calibre」の間違いです、すみません。ほかの方のネタは、純粋に役に立つものだと思います。ペンギンかわゆす。

 また、巻頭のレポートコーナーで、Ubuntu 12.04の紹介を2ページだけ書きました。書いたときはβ版で、発売日にはすでに正式版が出ているというタイミングでしたが。

 自分の書いたものはさておき、第2特集「本当に使いやすいLinuxデスクトップ環境」では、Part 3でXの仕組みとWaylandの仕組みを細かく解説していたのが参考になった。へー、Waylandのサーバーとクライアントの役割分担ってそうなってるんだ、と。

 新連載「Android 4.0で始めるアプリ開発」は、あんざいゆき氏が執筆。UIの機能と操作デザインの両面をからめて、ドラッグ&ドロップを実装する実例で紹介。

 レポートで、話題の低価格ワンボードLinuxのRaspberry PIの、紹介と使ってみたレポート。そっち系では、ARMマシン連載がサーバー化で、UBuntuのarmhfサポートや、JDKの性能差など。特別企画は、デジ像メディアプレーヤーのファームウェアを変更したりソフトを追加したりしてWebサーバーやDLNAサーバーを動かす話。

 第3特集「ログ活用の勘所」は、rsyslogdのバックエンドでPostgreSQLにログを集めて、統計やグラフで分析する話。そっち方面ではほかに、本格Linuxサーバー構築・運用連載が、pg_dumpによるDBのバックアップと、sarやMuninによる監視。

 ほか、アジア連載が、ベトナムのベンチャーとその気質について。OpenStack連載が最終回で、Swiftの解説と、Essexの紹介を少し。旧型PC+ディストリビューション連載が、VAIO type Sでリモートデスクトップ端末用LinuxのThistation。昔はVAIO+Linuxはいろいろ大変だったな。Android向けWebアプリ連載が、jQueryによるDOM操作やイベント処理。CPU連載が、MMUやキャッシュメモリのあたり。歌声合成Utauの後編は、伴奏の追加。Linux完全移行超入門が、コマンドライン操作の基礎。libreoffice --onvert-toなどの豆知識も。カーネル機能連載は、カーネル内のソフトウェアwatchdogのhangcheck。人気の連載マンガ「シス管系女子」はscpで、谷町先輩も登場w

 あと、Matz氏の連載がひとまず最終回で、ここまでを「コードの未来」として書籍化、と。テーマはクロージャ。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://emasaka.blog65.fc2.com/tb.php/1012-c792073a

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly


FC2Ad