FC2ブログ

本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「日経Linux」2018年11月号

 発売から1か月ぐらいたってしまったけど、通読メモとして。

 特集1が「やりたいことがすぐできるワザ57」。Part 1がWindowsとの合わせ技で、GNOMEのオインラインアカウント、Thunderbird、Chromeの同期、Chromeアプリ版LINE、Skype、LibreOffice、文字コード変換、RLogin、SMBによる相互ファイル共有、相互のリモートデスクトップ、GNOME拡張機能のUser Themesでのテーマ変更、Wine&Winetricks、VirtualBox。

 Part 2が便利技で、Dockのお気に入り、GNOME Tweaks、デフォルトアプリ変更、フォント追加、画面ロックの設定、CapsLockとCtrlの入れ替え、自動起動するアプリケーション、SimpleScreenRecorder、ホームディレクトリのパーミッション変更、Gnome Encfs Manager、リカバリーモード、ファイルの関連付けの変更、FlatpakアプリのUbuntuソフトウェアからのインストール、GPUドライバのインストール、LXD。

 Part 3が集約技で、VLC、SMPlayer、Open JTalkによるTTS、convertで画像にテキストを重ねる、動画編集のShotcut、3DモデリングのBlender、スマホの着信をPCで確認するGNOME SHell拡張機能GSConnect、qrencode&zbarimgによるQRコード生成・解読、Simplenote、AndroidとのUSB接続、scrcpy。

 Part 4がコマンドを使う呪文技で、スクリーンショットのscrot、コマンドラインからクリップボードを操作するxclip、標準入力を対話的に手動フィルタリングするfzf、プロセスをバックグラウンドで動かすdtach、バナー表示のtoilet、ターミナルを映画風にするhollywood、端末で画像表示するtiv、sdicをコマンドから引くシェルスクリプト、ファイラーのranger。

 Part 5がファイルやストレージを操作する操り技で、エンコーダーのHandbrake、LibreOfficeの画像やPDFへの変換機能、tar、find、ファイル復活のPhotoRec、lessによるISOやMP3のメタ情報表示、ISOのループバックマウント、HDDを完全消去するscrub&srm、Dropbox、Déjà Dup、curlftpfs&sshfs。

 特集2が、「Google工作キット2種が日本上陸」。Raspberry Piにつなぐ、画像認識AIカメラの「Google AIY Vision Kit」と、新型AIスピーカーキットの「Google AIY Voice Kit V2」を紹介している。組み立て方の手順を写真で図解しているのが特徴。Google AIY Vision Kitのほうは、笑顔検出のデモアプリと画像分類のデモアプリを動かしたあと、食事自動記録アプリを作る。Google AIY Voice Kit V2はのほうは、同梱のOSイメージをアップデートしてドライバを登録し、サンプルプログラムを動かして、GPIOにつないだLEDを音声からLチカする。

 特集3が、クラウドサーバーで初期化を実行するcloud-initを、LXDで体験する。Hello Worldで始まり、公開鍵を登録してSSHログインを設定しsudoersに追加する例を解説。AWSでcloud-initのYAMLを登録する方法も解説している。

 特集4が、「ラズパイで楽しむLinuxライフ 綺麗なWebページを簡単に作れるWordPressを使いこなそう」。Raspberry PiにWorldPressをインストールし、初期設定や、バックアップ用プラグインAll-in-One WP Migration、テーマなどを紹介。WordPressの静的サイトジェネレーターであるSimply Staticも解説している。

 「ラズパイ電子工作 お手軽レシピ集」が最終回。ラズパイ用ではないLEDディスプレイについて、Windowsで制御するところをアナライザーでプロトコルを解析し、ラズパイから制御する。

 LinuC連載も最終回。101試験がブートマネージャーとパーティションで、102試験がアカウントやポートなどのセキュリティ。

 まつもとゆきひろ氏の「プログラマのこだわり」連載が、この夏に話題となったサマータイムについて。歴史的な事例や世界的な例、日本の例、デメリット、プログラムで対応するときの注意点を挙げている。これを書いている時点では、批判意見が多かったことや、寒くなってきたことから、棚上げになってるけど。

 「ラズパイで学ぶ画像認識超入門」連載が、画像をImageMagickで前処理しOpenCVでエッジ検出して漫画風の画像に変換する。「Linux 100%活用ガイド」連載が、coreutilsの各コマンドの紹介。「Linuxで旧型PCを復活! 改二」連載が、デジタルサイネージ用に発売された2014年のタッチパネル対応一体型PCに、Ubuntu Desktop 18.04を入れて、タッチパネルで操作しやすいようにし、Google Assistant SDKをインストールしてAIスピーカー化する。カーネル新機能連載が、CIFSファイルシステムのcompounding(1つのパケットで複数のコマンドを送受信する機能)対応。

 巻頭レポートは、Ubuntu 18.10(出版当時はリリース前)、独立会社になったSUSE社のPeter Lees氏インタビュー。世界のディストロ連載が商用ディストロのSUSE Linux Enterprise。フリーソフト連載が、Windowsゲームも動かせるようになったSteamプラットフォームのSteam Play。

 みんな大好き「#!シス管系女子Season6」が、エイリアスでgrepの出力に色をつける話。ボケに巻き込まれる大野先輩w

 別冊付録が、「Windows版Linuxのすべてがわかる本」。WSLに関する記事を再編集したもので、WSLの基礎や、WSLのターミナル画面で使えるLiuxアプリ18選、WSLを有効に使うコマンドラインやシェルスクリプトの技、XサーバーのVcXsrvを使ってGUIアプリを動かす方法、Windows環境とLinux環境を組み合わせた技、コマンド&シェル超入門、Linuxの基本コマンド。第4章ではWSLでないWindows&Linux共存大作戦も。

「Q.E.D. iff」11巻、「C.M.B.」39巻

 人気ミステリーコミックシリーズの最新刊が、今回も2冊同時発売された。以下、ネタバレに気をつけているつもりだけど、未読の方は念のためご注意を。

 「Q.E.D. iff」は、「信頼できない語り手」と「溺れる鳥」の2編を収録している。

 「信頼できない語り手」は、タイトルに叙述トリックの「信頼できない語り手」をもってきて、物語には逆に嘘をつけない正直者の容疑者をもってきて、さらに……という話だ。話が込みいっているわりには、最後に納得感があった。

 「溺れる鳥」は、C.M.B.に続いて未来編。AI裁判官の判決を、弁護士見習いの水原さんと天才富豪の燈馬想(初対面)が引っくり返す。ポイントは、情報が足りないシチュエーションをどう解釈するか。

 「C.M.B.」は、「想像の殺人」「パラオパラドキシア」「ミグラスの冒険」「空き地の幽霊」の4編を収録。いずれも訓話っぽい。

 「想像の殺人」は、自分の人生は本当はこんなじゃないと考える男が、元カノにしばらくぶりに会って、そのヒモっぽい夫から別れさせようという脳内の想像にとりつかれる話。

 「パラオパラドキシア」は、「勉強することになんの意味があるの?」と行き詰まった気分でいる高校生が、化石採掘する森羅君に出会って、人生の方向を見出す話。

 「ミグラスの冒険」は、マウもの。殺人事件の遺品である、なろう系のデキの悪いものみたいなファンタジー小説が盗まれた事件を追う。

 「空き地の幽霊」は、同級生もの。郵便ポストに現れる幽霊と、閉店したラーメン屋跡の問題が描かれる。最終ページのオチにクスッとした。

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly