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読書やコンピュータなどに関するメモ

「ねじとねじ回し」

ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語 (ハヤカワ文庫NF)
ヴィトルト リプチンスキ Witold Rybczynski
早川書房
売り上げランキング: 24,216

 21世紀を目前にして、ニューズウィークの編集者から「このミレニアム(千年紀)で最高の工具は」というお題をもらった著者が、いろいろ頭を悩ませたあげく、タイトルどおり“ねじ回しと、ねじ回しで回すタイプのねじ”にたどりつく。

 それだけだと出オチになってしまうのだけど、とにかくそれにまつわる蘊蓄が、軽妙な文体でふんだんに語られているところが面白い。答にたどりつくまで、のこぎりや鉋、ハンマーなどの歴史や蘊蓄が披露され、いずれも古代ローマや古代エジプトなどに起源を持つことが明かされる。ちなみに、ボタンとボタン穴はヨーロッパでは13世紀に突如現れたのだとか。

 答となったねじ回しの起源についてはもちろん、ことさら丁寧に資料を追いかけ、解説している。詳しくは本書を読むとして、少なくとも16世紀後半の文献には登場するらしい。そこから形の改良や産業化、採用例などの様子が追跡される。ちなみに、18世紀ごろまで旋盤は紳士のたしなみだったとか。

 ねじ回しタイプではなく、ボルトのようなねじ構造は、それよりかなり古く、古代ギリシャに遡るという。詳しくは本書を読むとして、アルキメデスによる発明という説もあるとか。羅針盤・火薬・紙・印刷を発明した古代中国でも、ねじ構造は発明されなかったらしい。

 巻末の小関智弘氏による解説も、日本の戦後のねじ産業について蘊蓄が語られていて面白い。これ、文庫本版だけだとしたらもったいない。

中国出張で跨境王SIMを使ってみた

 今月、中国に出張に行きました。多くの国ではホテルなどの回線を使ってスマホのパケット料金を節約できます。しかし、中国本土(Mainland China)の回線ではGoogleなどいくつかのサイトが金盾のグレートファイアウォールでブロックされます。AndroidとGoogleサービスを常用していると、これは厳しいところです。

 今回、中国からグレートファイアウォールを越えられる香港のプリペイドSIMとして、Amazon Japanなどで日本から買える「跨境王(Cross Border King) 4G」を買ってみました。

 買った時点でHK$80ぶんがチャージされています。実用的に使うにはデータパックを買うことになります。データパックにはHK$68で500MB(30日間有効)やHK$118で1GB(30日間有効)があり、余裕を見るとHK$40(約560円)程度を追加チャージして1GBパックを買うのがよいでしょう。つまり、合計2,000円ちょっとです。

 ネットには3G回線モデル時代の情報が多かったので、現行の4G回線モデルを使った利用手順をメモしておきます。

日本でやっておくこと

  • 跨境王 4G SIMを買う。だいたい1,500円ぐらい
  • SIMをSIMフリースマホに入れて電源を入れる
  • APNを設定。私のZenFone 2 laserでは自動認識されてました
  • SMSで香港の電話番号が送られてくるのでメモ
跨境王で香港の電話番号が送られてくる
  • SIMのパッケージに書かれているリチャージサイトにPC等でアクセスし、香港の電話番号をIDとしてログインして、クレジットカードでチャージする
  • 念のため、SIMのパッケージに書かれている、1GBパックを購入する電話番号(「*118*504#」)をメモ

中国や香港に着いたらやること

  • 飛行機が着陸して電子機器全面OKのアナウンスが機内放送されたら、スマホをオンにして、1GBパック購入の電話番号にかける
  • 電話はかかるだけでそのまま切れる
  • パックが有効になったとSMSで連絡が来る
  • 跨境王でパック適用

ちなみに、SMSの中国語メッセージを読むために、スマホにはGoogle翻訳を入れておくとよいでしょう。

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