本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

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「Software Design」2013年9月号

 ようやく通読したのでメモ。

 第1特集が「今からはじめるsed/AWK再入門」。第1章で概要を説明したあと、第2〜3章が入門な解説になっている。で、第4章part1〜2で実用的な応用例を解説しているんだけど、トリがいきなり「AWKでマインスイーパ、ネットワークプログラミング、OpenGLによる3Dグラフィック」という大技。いいね。

 関連する記事で、シェルスクリプト連載が、CGIスクリプトをXHRで呼び出す話。XHRから呼び出したCGIスクリプトがsshでsarを実行するとか、豪気だ。

 第2特集が、エンジニアとMac。メインになるのが、それぞれ方向の異なるエンジニアさんがどうMacを使っているかの紹介。これを見る限りでは、最近はiTerm2よりTerminal.appのほうが使われているらしい。

 OSネタでは、Fedora 19の記事も。OpenShift Origin、OpenStack、MariaDB、Checkpoint / Restore機能、ライブストレージマイグレーションについて、「やってみよう」付きで解説。特にOpenShift OriginとOpenStackについては、かなり地雷を除けながら動かしてみせている。

 ほかOS関係では、Debian連載がDebian WheezyのRubyパッケージやrbenvについて。レッドハット連載が、Jboss AS(WildFly)の話と、レッドハットでのサポートの仕事内容について。Ubuntu連載が、LibreOffice 4.1について。Linuxカーネル観光ガイドが、TCPの再送の遅れを防ぐTCP TLPや、プロセスを保存・復元するCRIU関連、open()のO_TMPFILEフラグ、Linux 3.11のロゴなど。ハイパーバイザ連載が、Virtqueueとそれを使ったvirtio-netの実装について。

 ほか、Jenkins連載が、プラグインの紹介。Riak連載が、S3風バックアップを想定したRiak CSのセットアップと運用について。セキュリティ連載が、脆弱性について、この訳語が当てられた背景もまじえて。

 自宅ラック連載が、スイッチとルータ。結城浩氏連載が、Cacheという概念について。enchant連載が、UEIとマルチタッチについて。キーボード連載が、片手で入力できるキーボード。はんだづけカフェ連載が、Arduino・mbed・Raspberry Piの比較。Anrdoid開発連載が、2013年版の開発環境のセットアップガイド。iPhoneアプリ連載が、Labelによる文章表示や文字装飾について。Hack for Japan連載が、「オープンデータIDEA BOXブレスト in Sendaiの紹介とそこで出た意見の紹介。

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「ミニスカ宇宙海賊」1〜10

ミニスカ宇宙海賊(パイレーツ) (朝日ノベルズ)
笹本 祐一
朝日新聞出版
売り上げランキング: 79,491

 アニメ化もされている有名作品で、いまさらなので詳細は省略するとして、タイトル出オチ小説かと思ってたら、本格的なSFだった。ライトな雰囲気のバックで、ストーリーや設定、描写などは、しっかりと作られている。太陽帆船の帆を広げるところやら、ドックへの出入りや発進やら、宇宙港やら、レーダーを発信したときの条件やら、ディテールにもこだわって描かれているし。戦いも、ドンパチより前に、かけ引きやら情報収集やら電子戦やらが中心。

 というわけで、遅ればせながら、7月のKindleセールで1巻を買ったら面白かったので、10巻まで読んでみた。

「新仮面ライダーSPIRITS」8巻

新 仮面ライダーSPIRITS(8) (KCデラックス)
村枝 賢一
講談社 (2013-08-16)

ついにさ
追いついたんだぜ

 オッサンになった昭和の子供たちの心(の理想の部分)を石倉五郎がカッコよく代弁。行動でも男を見せまくるし、セリフもいちいち泣かせるなあ。

 あと、巻末は、阿部プロデューサー追悼。イラストコーナーでは納谷悟郎氏追悼も。次の巻では、やはり…

LL matsuriに行ってきた

スカイツリー

 毎年恒例のLLイベントの2013年版「LLまつり」に行ってきました。昼までデスクワークして、午後ちょっとたってから参加しました。

 マルチトラック制で、ホールの後ろで物販ブースをやっているのが、ちょっと祭っぽいなと思いました。あと、会場の隣にカレー屋さんがあって、出入口のあたりはいい匂いがしていました。

 まるまる見たセッションで、「Infrastructure as LL」は、ChefやPuppetの時代のDevOpsとはみたいなパネルディスカッションでした。レシピを書くのはDevsかOpsかとか、レシピが変更されたら自動実行という機能があるけどそこまで自動化するのは怖いとか、FacebookやGoogleの規模になるとまたリソースに対するアプローチが違うんじゃないかとか。

 「Beyond JS」は、Closure Compiler、Dart、ES6、Haxe、JSXに関するセッション。多機能なHaxeに対して、目的のために機能を削ったJSX、みたいなアプローチの違いが興味深く思いました。

 LTは、Makerっぽいネタとか、イベントの中の人による愉快話とかあった中、「みんなのはなもげら」なんてのも面白かった。

bash 4.3(beta)で変数のエイリアス

 ビール飲みながらbash 4.3 betaのNEWSファイルを見ていたら、namerefという新機能があったので、試してみました。簡単にいうと、変数のエイリアスのような機能です。

 まず、2つの変数、v1とv2が未設定になっているとします。

$ echo $v1

$ echo $v2

 変数v1に値として文字列“aaa”を設定します。

$ v1=aaa

 変数v2を変数v1のnamerefとします。

$ declare -n v2=v1

 ここでv2の値を参照すると、v1に設定した“aaa”が得られます。

$ echo $v2
aaa

 また、v2に“bbb”を設定すると、v1も“bbb”になります。

$ v2=bbb
$ echo $v1
bbb

「日経Linux」2013年9月号

 特集1「Linuxで復活 XPマシン」の執筆に参加したので、宣伝。恒例の、WindowsからLinuxへの移行ネタです。私はPart 2「WindowsでよくやることがLinuxだとどうなるか」のうち、ゴミ箱などのアイコンをデスクトップに表示する方法や、Nautilusの右クリックから「新しいドキュメント」を使う方法などのコネタを書きました。

 自分関係はそれぐらいにして、以下、通読メモ。

 特集2「お手軽ボードでモノ作り入門」は、けっこう豪華な執筆陣によるマイコン関連の特集。表紙にもなっているRaspberry Piロボット「ラピロ」を中の人が解説してPS3のDUALSHOCKで操作できるようにしたパートや、レゴ・マインドストームの最新版「EV3」が実はLinuxマシンなので増井雄一郎氏がクロス開発環境でプログラムを作ったり、DACキットを暇村氏の指導によりWebデザイナーさんがハンダづけしてVoyage MPDのRaspberry Pi「RaspyFi」からMPDで音楽を再生したり。さらに後半はマイコンをプログラミングする話で、無線マイコン「TWE-Lite DIP」でMMLを再生したり、Arduino互換ボード「がじぇるねGR-KURUMI」とWebベースの開発環境で音に反応する行灯を作ったり、PICと開発環境MLABXでLinuxマシンのロードアベレージに応じてLEDを光らせたり。

 ガジェット系ではほかに、Google Glass開発の短期連載が最終回で、位置情報から写真を表示するサンプル。Raspberry Pi連載が、MPDでインターネットラジオを聴く話。ビジュアルAndroidアプリ連載が最終回で、物理エンジンBox2DのProcessing版「PBox2D」の解説。

 特別企画で、PCIe接続のメニーコアコプロセッサ「Xeon Phi」のパフォーマンスを検証した結果の記事もあった。そっち方面では、Matz氏の連載がマルチスレッドでのデータについての解説で、ロックやキュー、イミュータブルデータ、STMについて。

 中井悦司氏の新連載も登場。サーバー構築自動化がテーマで、1回ずつ「libvirt」「KickStart」「Puppet」など各要素を解説する模様。今回は基礎となるKVMについて。ほか、システム構築系では、Samba 4連載が最終回で、RSATやWindowsのレジストリからSamba 4を設定する方法について。LPIC連載が、viのさまざまな機能の紹介。

 特別企画でFedora 19のレポートも。BIND 10が入ってるんだな。同じくFedora 19が、旧型PC連載でも取り上げられていて、ソフトウェアRAIDの構築に使われていた。美女Linux連載が、いきなりquotaのかけかた。

 ほか、亀澤氏のカーネル連載がTLBまわりについて。フリーソフト連載が、音楽ストリーミングサーバー「Streeme」。なぜかこの号、音楽再生ネタが多いな。毎度おなじみ「#!シス管系女子」がシェル関数。大野先輩がノリツッコミ。

「家電ベンチャーCerevoが語る「クラウドファンディング」最前線」

 Kickstarterなどのクラウドファンディングに、私はいままでセミプロっぽいイメージを持っていた。それに対して本書では、プロフェッショナルな部分を中心に、クラウドファンディングのプロジェクトの実際が、インタビュー形式で語られている。話しているのは、Kickstarterにプロジェクトを出したりクラウドファンディングサポートを始めたりしている、和蓮和尚ことCerevoの岩佐氏。

 特に、Dragon Innovationなどの支援会社が大きい役割を持っているとか、クラウドファンディングで集めた資金をどう使うかとかいったあたりは、知らない世界で面白かった。あと、実際に物を作るのにかかる時間や工程とか、認証取得の話とか。

 本書は、週間アスキーに載った記事のロングバージョンを電子書籍で販売する「週刊アスキー・ワンテーマ」シリーズの一冊。わりと勢い込んで話しているのを再現している感じの作りで、そのぶん話のつながりを読み返してようやく理解する部分もあった。

 以下、メモ。

  • 資金(作るリスク)より売るリスク(在庫)の解消
    • 売り数がわかっていると事業がシンプルになる
  • ヤフオクのようにプロダクトが多数あるのでそのままではプロモーションにならない
    • 人を呼んでくる仕組みが必要
  • Cerevo DASHではお断りすることも多い
    • 原価計算
  • Kickstarterのプロダクトは1商品1万個ぐらいのロット
  • Bluetoothと書くにはSIGの認証を受けないと特許訴訟される可能性がある
    • 認証に何百万円
  • 米国ではメディアがKickstarterの状況を逐一細かく取り上げているのが強力
    • プロジェクト側もメディアに載ったリストを作って見せる
  • 試作機ぐらい作らないとガジェットはダメ
    • 試作機作るぐらいしないと価格を出せない、お客さんもイメージできない
    • Kickstarterでも試作品がないと警告が付くようになった
  • つらいのはクラウドファンディング成立後
    • 生産までの時間。電気設計、金型など
    • 運送の手配やノウハウ
    • 「Pebbleが9か月たってやっと届いた」という記事に、「頭悪いなこいつ」
  • 成立しない=必要がない、とわかるのもクラウドファンディングのいいところ
  • 事前にアイデアを公開するリスク
    • スマートトリガーは発売日翌日に類似品が出た
    • よその出品の反応を見てマーケティングの参考に
  • すでに作ったもののPRに使うケース
  • 金型不要なケース
  • Cerevo DASHはフリーミアムモデル
    • 試作、レベニューシェア、人材
  • 最低限やらないことをまず知る
    • ACアダプターはPSE認定でないと法に触れる、など
      • 認定済みのACアダプターを買ってくればいい
  • 数を作ったときの価格計算
  • CESでKickstarter発のものが結構出ていた
  • Kickstarterのまわりにエコシステム
    • ビデオを作る業者
  • クラウドファンディング発のクールなガジェットのかなりをDragon Innovationがプロデュースしている
    • 価格決め、試作機、デザインレビュー、工場選定、マーケティング、スケジュールのプランニング、契約書、試験
    • CEOは元iRobotでアジアパシフィックを担当していた
  • ハードベンチャーのシードステージに特化したシードアクセラレーター
    • 日本にはいない
  • いかに中国の工場とうまくやりあうかがすべて
  • クラウドファンディングでお金を集めることで企業価値を上げる
    • 投資家の入るタイミングを遅らせることで株式比率を下げる
  • Dragon Innovationが公開している工程表が詳しい
  • ガワのインパクト重要
    • 3Dプリンター

「スマートテレビ」

スマートテレビ スマートフォン、タブレットの次の戦場 (アスキー新書)
アスキー・メディアワークス (2012-09-07)
売り上げランキング: 18,641

 日本のテレビ、特にテレビメーカーの置かれている問題と、そこからスマートテレビへの道についてまとめた本。

 新書ながら、取材した細かい事実を元に考察した内容で面白かった。例えば、サムスンの「LED TV」や「スマートTV」という言葉の使い方とか。

 なお、本書は2012年4月発行。私は2013年始のアスキー新書電子版セールスで買って読んだ。

 以下、メモ。

  • 液晶パネルは巨大なマザーガラスから切る
    • 無駄を出さずに切るのがコストのカギ
    • シャープ
  • 全力生産の設備は、需要が減ると利益率が落ちる
  • テレビがデジタルに
    • 主要パーツはLSIに
    • ムーアの法則で低価格化
  • 2005年くらいまでは、液晶やLSIなど垂直統合の強み
    • パナソニック、ソニー
  • サムスンやLGは大型パネル製造設備に投資
    • ソニーや東芝は液晶パネルメーカーから調達
  • 他社にパーツ販売する前提のラインと需給コントロール
  • 本当の最先端でなければ、お金を用意すれば液晶パネル工場は作れてしまう
  • 地デジ特需の先食いで需要が減る
  • 「LED TV」という名称はサムスンが使い始めた
    • LED表示でなく、LEDバックライト
    • 直下型にこだわったソニーと、サイドライト型を採用したサムスン
    • 性能ではなく、TVが薄くなるという価値を、デザインとマーケティングで押して、米国市場で成功
    • 米国やヨーロッでは、サムスンから始まった「デザイン重視」の流れ
      • 日本のメーカーが遅れている部分
  • 「スマートTV」は、2010年ごろからLGとサムスンがキャッチフレーズとして利用し始めた言葉
    • 機能としては2006年ごろから日本のテレビに搭載
  • デジタルテレビはコンピュータの技術
    • 倍速駆動、色調整、デジタルノイズリダクション、超解像
    • パネル製造を持たずにLSIで勝った東芝
  • 機能の差別化へ
    • 録画、ネット
      • 録画をここまで重視するのは実は日本市場ぐらい
      • 米国のコネクテッドTV需要
  • 10%程度だった米国のTVのネット接続率が40〜50%に急増
    • Netflix
      • 郵送費カットから
      • 操作性
  • スマートフォンの普及でTVのプロセッサもパフォーマンス向上
  • HTML5
  • PCと同じものが見られるから、モバイル機器と同じものが見られるへ
  • Android
  • リモコンの操作性
    • 番組を見るだけなら従来型リモコンのほうが使いやすい
    • Kinet?
    • Siri?
  • 動作速度という価値
  • TVとスマートフォンのライフサイクルの違い
  • TVを見る時間が減っているのに影響力がある
    • 実況視聴
  • 全録
    • すべての番組が見られる番組
  • タブレット
  • ノンパッケージ型コンテンツビジネスの課題
    • どのような商品があるかがわかりづらい
      • iTunes Cloud
    • 著作権保護
      • UltraViolet
      • NSM

「風雲児たち 幕末編」22巻

風雲児たち 幕末編 22 (SPコミックス)
みなもと 太郎
リイド社 (2013-05-30)

 5月に22巻が発売されてたのに気付いてなかった。

 前巻まるまるかけた桜田門外の変が(いったん)収束していく様子が前半。特に、薩摩藩の模様が中心に。

 で、三条実美(和宮降嫁計画)と村田蔵六(長州藩への誘い)がチラリと登場したあと、後半は咸臨丸&ポーハタン号の航海の話に移る。船酔いでの勝海舟と福沢諭吉とのわだかまりとか、ハワイ王朝とか、小栗忠順とか。ブルック船長、立派だなぁ。

 大陸横断鉄道建設あたりでの中国人労働者の話も、ちらりと。

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