本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「きつねさんでもわかるLLVM」

 ちょっとLLVMの全体像というか、フロントエンドとバックエンドとミドルエンド(Pass)の関係とつながりかたとか、LLVM IRってどんな抽象度の命令体系なんだろうとか、そのへんを広く浅く知りたくなって、本書を買って読んだ。

 本書は、LLVMでコンパイラを実装する方法を解説する本。LLVMの概要やインストールに始まり、LLVM IRの解説、フロントエンドの作成、Passの作成、バックエンドの作成と進んでいく。コンパイラ実装者の目から見たLLVMについて、機能の使いどころなども含めて解説しているので、上に書いたような素人にも参考になった。もちろん、本来の対象である、コンパイラを作るような人にも役に立つはず。ただし、LLVMを使う部分に焦点を当てているので、コンパイラそのものの解説は、やや少な目。

 なお、本書はコミケで出した本を電子書籍化して達人出版会から発売したもの。表紙や題名はラノベとかそういう風だけど、中身はそっち路線ではない。とはいえ、語り口はやさしい感じ。

スポンサーサイト

「ベルセルク」37巻

 団体戦でガッツがとどめを刺す体勢ができてきたかな。そのメンバーで一路、妖精島へ。

 少年時代のエピソード「遠い日の春花」をはさんで、舞台はウインダムに。あの二人が来た。ファルコニアは平和だねぇ。この先、ガッツとグリフィスとキャスカはどうぶつかるんだろう。

FirefoxでのAdobe Blankフォントの表示

 Adobe Blankフォントをローカルにインストールして、単純なHTMLファイルを作る。

<html>
<head>
<style type="text/css">
.ab { font-family: "Adobe Blank"; }
</style>
</head>
<body>
<p>F<span class="ab">irefo</span>x<p>
</body>
</html>

 Chromiumで表示してみる。

ChromiumでAdobe Blankフォント

 Firefoxで表示してみる。

FirefoxでAdobe Blankフォント

 Firefoxだとエラーとかなのかな?

「Software Design」2013年4月号

 通読メモ。

 新人号、かな。第1特集は「裏口からのプログラミング入門」と題して、“私はこうしてプログラミングを学んだ”の体験談とアドバイス。前半で“すけべーからプログラマに”“美容師からプログラマに”“タワレコ店員からプログラマに”“書店員からプログラマに”といった方々の話が並ぶのが「裏口からの」というタイトルの由来か。

 第2特集は、また「間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ」のトム・エンゲルバーグが登場する「ソフトウェア開発に効くSmall Objectをご存じですか?」。物語仕立てで、ちょっと前にネット(の一部)でも話題になった“小さなオブジェクト”と、ドメイン駆動設計について解説し、軽減税率の話で締めくくっている。ただ、じゃんけんのエピソードのオブジェクト指向的な意味とか、私には難しくて、よくわからなかった。ある程度ドメイン駆動設計について学んだ経験のある人向けなのかも。

 特別企画が、前号にも少し載っていた、スクウェアエニックスのゲームエンジンLuminous Studioと、そこで使われているSkeedのContent Serverの話。Part 2は金子氏もまじえて座談会。ゲーム制作スタジオではend to endで10GbEが普通、と。

 BHyVe連載が、bhyverun.cのコードリーディング。Linuxカーネル観光ガイドが、パフォーマンスモニタリングユニットの値をperfでモニタリングする話。シェルスクリプト連載が、awkを使って、画像に放射状の線を合成したりsobelフィルタでエンボス加工したりする話。

 Debian連載が、ミラーサーバーやclangでのビルド状況のトラッキング、DPLなどの最新動向と、6.0.7/7.0RC1にまつわるstable版リリースの裏側の話。Ubuntu連載が、Ubuntu Minimal CDからGUIデスクトップ環境を作る話。レッドハット連載が、JBossのプリセールスでのユーザー側の担当者との交流について。

 ほか、iPhoneアプリ開発連載が最終回で、アイコンやUIのデザインにおいてユーザーの反応を意識するあたり。Androidアプリ開発連載が、Android SDKのEclipse用ウィザードについて。IPv6連載が、アドレスの計画。むかしばなし連載がProlog。はんだづけカフェ連載が、mbedの最新動向や、ライブラリのオープンソース化など。Hack for Japan連載が、デブサミのパネルディスカッションのレポートで、ふり返りやオープンデータなど。

「日経Linux」2013年4月号

日経 Linux (リナックス) 2013年 04月号 [雑誌]

日経BPマーケティング (2013-03-08)

 特集1「Linuxでやりたいレシピ101」の執筆に参加したので宣伝。デスクトップからサーバーまでの使い道やTipsの紹介記事です。私は18本を執筆しました。ただ自分のところについていうと、Open vSwitchを試す最小手順を1/2ページでとか無理だったかなと反省。Open vSwitchといえば、図の「eht0」は「eth0」の間違いでした、すみません。あと、パッケージを毎回ターミナルからインストールさせるのは良くないという指摘は、デスクトップについて了解。

 自分関係はそれぐらいにして、以下通読メモ。

 私から見た今号の目玉は、特集3のRuby 20周年特集。前半はRuby入門からSinatra&Pardinoまで、Rubyの特徴的な部分の紹介。そして後半は、まつもとゆきひろ氏が自らRuby 2.0を解説。Ruby 2.0構想の歴史から始まり、キーワード引数、Module#prepend、Refinement、Enumerable#lazyといったRuby 2.0の新機能について、「Rubyの言語設計者としてどう考えてきてその機能に至ったか」が解説されている。

 有名人記事では、Gitのメンテナーである濱野純(Junio C Hamano)氏のインタビューが掲載。ちょっと前に本人のブログで「日本の雑誌にインタビューされた」と書かれていて、気になっていた。

 ほかにも有名人で、富士通の亀澤寛之氏の連載「カーネルハッカーがやさしく教えるLinuxの本質」がスタート。今回はメモリー関連で、mmapによるページ確保と、file map域とannonymous域の話。

 新連載もう1本が、「Raspberry Piで遊ぼう」。今回は、Raspberry Piの概要や入手法、各種対応ディストリビューションの紹介。

 終了するのが、Android NDKの連載。JNIと、JNIで引数の値をチェックするためのCheckJNIについて。

 特集2は、古いノートや廉価タブレットやブロードバンドルーターにLinuxを入れたり、Sony Readerのrootを取ったりする話。いちばん斜め上だったのが、デスクトップを萌え化するだけでなく、ノートPCのペイントもやっているパート。なお、そのノートPCは読者プレゼントに出てた。

 人気の中井(悦)氏の連載は、ディスクのストライピングと、その効果を実際に実験して計測する話。パラメータを変えていろいろ実験する様子が会話形式で進行しているのが、TVの科学バラエティ(すイエんサーとか)っぽくてうまい。

 そのほか、巻頭レポートが、LibreOffice 4.0の新機能解説や、Touch Developer Preveiw for Ubuntuなど。Linux超入門連載が、アプリケーションの紹介。AndroidでのProcessing連載が、図形の描画や移動。LPIC連載が、パーミッションまわり。毎度おなじみ「#!シス管系女子」が、cutやsort、リダイレクトでCSVを加工する話。

「WEB+DB PRESS」vol.73

WEB+DB PRESS Vol.73
WEB+DB PRESS Vol.73
posted with amazlet at 13.03.14
設樂 洋爾 白土 慧 奥野 幹也 佐藤 鉄平 後藤 秀宣 mala 中島 聡 堤 智代 森田 創 A-Listers はまちや2 大和田 純 松田 明 後藤 大輔 ひろせ まさあき 小林 篤 近藤 宇智朗 まかまか般若波羅蜜 Mr. O
技術評論社
売り上げランキング: 966

 ようやく通読したのでメモ。

 特集2「詳解Rails 4」は、Railsの時期バージョンであるRails 4の変更点について、本当に詳しく解説。当然ながら、後方互換性を捨てていろいろ変わるんだな。イラストは、速度重視の部分とスポーツカー好きのDHHをかけたものかな。

 その関連では、Ruby連載がRuby 2.0の変更点について。ちょうど発売日の2月24日にRuby 2.0がリリースされた。

 特集3「Redis大活用」は、KVSのRedisについて、最新版2.6の新機能や、インストールや構成のTips、Redis特有の機能を解説している。ランキングに強いとか。

 特集1「たのしい開発実況中継」は、24時間のコーディングコンテストに参加した様子を、コードやプロダクトそのものというよい、アイデア出しとかチームワークとかの面からレポートしたもの。

 「Comparators」連載が最終回。コメント要不要論争を中心に、時代の変化によって第三の答えに収束していくケースを論じている。

 「フロントエンドWeb戦略室」も最終回。File APIを使ってファイルをクライアントサイドで分割して暗号化しアップロードする方法と、フロントエンドで処理することの意義について。

 そのほか、Perl連載が、Acmeモジュール群とそこで使われているテクニックの紹介。Java火消し連載が、JMXによる性能情報の取得。SQL連載が、述語論理の基礎と、リレーションとの関係。JavaScript連載が、テストの区分と、Mocha、Testem、Sinon.JSの解説。PHP連載が、アプリ内部の呼び出しもRESTfulにしたWebフレームワークBEAR.Sunday。会社訪問記が万葉の社長&専務コンビ。

「入門Chef Solo」

入門Chef Solo - Infrastructure as Code
伊藤直也 (2013-03-11)
売り上げランキング: 2

 著者さんも書いているように、サーバー設定ツールChefの豊富な機能の中から、「1人でWebアプリケーションを作って動かす」ぐらいのモデルケースに必要な範囲に絞って、コンパクトにChef Soloを解説している本。「WEB+DB PRESS」の特集や書籍でいうと、タイトルに「実践入門」と付きそうな路線だ。

 しかも構成がうまくて、Hello Worldに始まり、各ファイルとか設定要素とかについて一つ一つステップアップしながら解説していて、わかりやすい。Vagrantを使ったりした実例で学びながら、そこに設定の考え方とか著者さんの得た知見とかが入っていて、必要な知識を体系的に得られる。

 コンパクトに切れ味よくまとまった本なので、頭から目を通せば、モデルケースに合致するChef初学者も必要なrecipeが書けるようになるんじゃないかと思う。保証はしないけど。Chefなので、Chef Soloでreceipeの書き方を覚えれば、サーバークライアント構成でも通用するのでは。ちなみに、最後のほうでは、サーバークライアント構成もやや駆け足で解説している。

 というわけで、強風による架線トラブルでしばらく止まっていた電車の中で読んだ。

NHNテクノロジーカンファレンス#4に行ってきた

 NHNテクノロジーカンファレンス#4に行ってきました。テーマは「ザ・データセンター」。Facebookのデータセンターの話とか、データセンター関係の“あるある”ネタとかで盛り上がってました。

 以下、ほぼメモそのまま。正確なところは、あとで公式にスライドやビデオが公開されるとのこと。

Open Compute Japanについて(鵜澤(Agile Cat))

  • Open Compute
    • フェイスブックが始めた
  • すぐに写真がたくさんでてきた
    • オープンソースにする、と
  • Open Compute Summit 2103
    • 1月
    • 行ってきた
  • 背景
    • FacebookのDC
    • 人がスマホを10時間使うと
      • 2時間FBにいる
      • 1時間Googleにいる
  • DC 1棟を4人で管理
    • 25,000台を1人で管理
    • 自動化
  • Cisco調査
    • 2010年、モバイルトラフィック900PB/月
  • StatCounter調査
    • 中国市場のモバイルはAndroid
    • アジア、中国、南米はそう
  • インターネット接続デバイス
    • 2000年は60%が企業(Enterprise)
    • 2012年は85%が個人(Consumer)
  • Open Compute
    • なぜオープンソース?
    • インフラエンジニア間のコミュニケーションを増やしたい
      • ソフトウェアをオープンソース化したことで得られたのと同じこと
    • 楽市楽座、たくさんの買い手が集まる
      • エコシステム
  • Facebookがいちばん投資しているのはDCまわり
    • インフラ重要
  • コンペからエコシステムへ
    • 有象無象の大衆がターゲット
    • 小銭を大量の人から集めるビジネスモデル
  • Summit
    • OpenStackからEMCまで参加
  • オレゴンのFacebookのDCを見せてもらった
  • フロントパネルがない
    • 空調、コスト
    • スイッチとコネクタをフロントに
    • 背面のホットアイルにはファンだけ
  • v1.0
    • サーバーにネジがない
    • サーバーを置かずにバラせる
  • いまv2.0
    • 1.0はWebのみ、2.0は多様化
  • PRN1
    • 人工ミストによる気化熱
    • 結露したときに障害のもとなので純水を使う
    • Siemensの逆浸透圧システム
  • PRN2
    • ミストはやめた
    • そこまで冷やさなくても大丈夫、という判断か
    • オレゴンは夜は冷える
    • 陶器に水を吸い込ませ、その気化熱
  • エギゾーストファン
    • PRN1はフル回転、PRN2は止まっていた
  • Forest CityのDC
    • North Calolina
    • 高温多湿
    • チラーは未使用
    • アジアでもこの経験が使える?
  • OCP Japan
    • 2011年に翻訳をコントリビュート
  • 本家とOCP Japan
    • 本家の橋渡し
    • 日本からOCP Japanへコントリビュートしてもらえれば本家に
  • Q(伊勢):ソフトのオープンソースは進んだが、その下のオープンソースは珍しい
    • A:電源から、直流給電から
    • そうしないと間に合わない
    • グリーンピースにもツッコまれているw

データセンターの不可思議運用テクニック 機械にやさしい高密度実装TIPS

菊池(ブロケード)

  • 高密度ラックの基本
  • よくある扉付き施錠タイプはありえない
    • 空気が流れない
  • 妥協策としてメッシュのラック
  • きれいに配線
    • 風の流れを乱さない
  • 部品
  • 短い電源ケーブル
    • 付属品は長すぎる
    • 30cm〜50cmぐらい
    • 引き出し式のサーバーは遊びに注意
  • 極細タイプのケーブル
    • リールから自作しない
      • 精度の問題でよくわからない障害のもと
    • 市販の極細ケーブル(約0.4cm)
    • 長さもちょうどいいものを
  • エアフローが選べるスイッチ
    • 横方向は敵
    • 前面吸気後方排気
      • フロントに配置
    • 後方吸気前方排気
      • リアに配置
    • 同じモデルで選べるもの
    • 保安部品で変更
  • 実装編
  • OCPのようなのは風が流れるところ
    • 日本ではやれない
  • ぎっしりつまったラックはショールーム用
    • 2個1個ぐらいで空ける
  • 空けたところには遮蔽版
      • 気圧で逆流するので
  • 工作用紙で遮蔽版自作
    • 横がちょうど19inch
  • サイドフローをリヤに流す
  • 風力計の自作
    • コンビニの袋を切って短冊状に
    • 空気が止まっているとか逆流しているとかわかる
  • ToRスイッチ
    • わざわざケーブルを上まで持ち上げている
    • アメリカだとケーブルが天井から来るので合理的だが
    • 日本だと床から来る
    • ラックの下に配置したほうが合理的

芦田(シスコ)

  • エアフロー
  • アイルキャッピング
    • 冷気を閉じこめて、暖気を排気
  • 設置してからエアフローの問題で設置しなおし
    • 最近よくある
  • 製品選び
    • データシート
    • 古くからある製品ではデータシートでなくインストレーションガイドに書いてあったり
    • 「<型番> エアフロー」でぐぐる
  • エアフローが選べるスイッチ
    • オプションで変更可能
  • FCoE
    • SANとLANの配線を10G 1系統でまとめる
  • ケーブリング
    • ここにケーブルを通すと、FANが交換できない、というケース
    • メンテナンスを考える
  • デザインを阻む要因
    • コスト
    • 分業&縦割り
      • サーバー屋、ネットワーク屋、キッティング屋
  • Q:細いケーブルの電波特性。以前計ったら、細いのは全滅だった
    • A:昔はそうだった
    • 今はCAT6/6eの性能を出している
    • ただし数メートル以内
  • Q:実際のラックの中では電波が多い
    • 伊勢:UPSとかあると影響。直流給電とかw
  • 会場:ケーブリング、束ね方で対策
  • Q(伊勢):ホットとコールドが分かれていない1方向のDCでは扇風機が回っている。意味はあるか
    • A:ないと死ぬ
    • 扇風機よりエアサーキュレーター
  • Q(伊勢):ミストは温度より湿度という説。乾燥していると熱伝達効率が悪い。そのへんの議論はあるか
    • A:よくある。外気導入のとき、冬は加湿が必要

こんなデータセンターはいやだ(岩崎(楽天))

  • 業界を渡り歩いてきた各社での事例
  • 地方DC編
  • 昔のDC:地方のNTT電話局
    • 真冬の日曜日に障害、予備機交換
    • 豪雪地帯
    • 100km
    • 2〜3時間かけて車でハンドヘルド
  • 駅からバスが1時間に1本あるかどうか
    • ラスト1マイルw
    • 終バスが20時台
    • コンビニない
    • 地方は買い出しと暇つぶしの用意をw
  • 入館編
  • ルールが人依存(顔パス)
    • 18時になると「早く帰れ」
  • 最近
    • 面倒な手続き
    • 事前登録、当日手続き
  • 緊急時
    • セキュリティとイレギュラーが反する
    • 事前登録した人が急遽行けないとき
      • 深夜で承認者がつかまらない
  • 貸し出し編
    • 貸し出し可能リストの把握が大事
    • 最近はだいたい貸し出してくれる
    • 有料になるものを把握
      • けっこう高かったり
    • ネットワーク用部品自動販売機
      • 最近では地方DCでも見かけることが
    • サッカー
      • 吸盤器
      • 怪我注意
  • ファイバー編
  • DCへのキャリア回線ルート
    • けっこう知らない
  • キャリア冗長している、と油断していると入線が1系統だったり
    • よくある
  • チェックポイント
      • 引き込み口が複数あるか
      • 縦管経路が複数あるか
      • ルーム内への引き込み経路が複数あるか
        • 足をひかけて、など
      • 引き込み口が別でもMDF室が同じだったり
      • 縦管経路が交差していたり
  • 解決(知る)には粘り強い交渉が必要
    • 通常は保安のため非公開
    • 新規契約や回線敷設のときがチャンス
  • 電源編
  • 2系統同じでも電源盤が同じだったり
    • 言えばやってくれるが、言わないとやってくれなかったり
  • ルーム単位での総電源キャパの把握
    • 意外と起きるキャパ不足
    • DC事業者から、サーバー落としてくれと言われることも
  • 非常用電源
    • 災害時
      • 油優先供給は災害時には適用されない
      • 3.11では油ぎれで落としたところも
  • ブレーカーは超えると落ちる
    • 冗長電源配線
    • 若い頃、すべての機器を両系統から取っていた
      • A系統でブレーカーを落としたら、同じ容量なのでB系統も落ちた
    • ブレーカーをあげるには作業が大変
  • エアフロー編
    • データセンター設備だけで効率化は難しい
    • サーキュレーターが大量に
  • 自然冷却
    • 取り込み方
    • 昔はただ窓が開いているだけのDCもあった
      • 機器のファンが真っ黒に
  • Q:機器のホコリ。定期的に掃除している。したほうがいい?
    • A:DCによりホコリの有無が変わる
    • 掃除はするほうがいい
  • 会場:床下配線なしで、床下にホコリがたまらないDC
    • ルンバを導入
    • 広いので途中で電池が切れるw
  • 芦田:お願い
    • 最近の製品、電源の動作モードをコマンドで選択
      • 系統数
    • それを間違えるとラインカードが落ちる
    • 確認を

こんなデータセンターはいやだ

芦田

  • 「ここでお話できるのは、お話できるものだけです」w
  • ラックの前に布団が敷いてあったw
    • ファンに綿が詰まるのはご勘弁を
  • 閉まらないラック
    • DCも最近は奥行きの深いラックが増えている
  • ラックを加工
    • 「ヤスリありませんか?」w
  • 床下はほどほどに
    • エアフロー
    • 集合ケーブル、10Gなどで
  • ラックが物置になっている
    • 有事の際に二次災害。固定
  • 野良AP
    • 携帯のテザリングも注意

菊池

  • 「フィクションです」w
  • 入れないデータセンターと出られないデータセンター
    • 指紋認証
    • 認証が通らない
      • アレルギーで指が荒れる
      • センサーが汚れている
      • 出られない
        • 出口には緊急連絡先が書いてない
        • 出られないとトイレがw
  • 共連れ防止ゲート
    • 物理的に二人以上入れないサイズ
    • 1Uのサーバーを抱えて入ったら動けない
      • 手が届かない
  • 落とし穴
    • 二重床
    • パネルを空けたまま忘れて帰ってしまう
    • 痛い、血塗れのファイバー
    • エアフローの観点からもよろしくない
    • ダンボールでふたw
  • 立ち会い者多数
    • ルータの入れ替えに入館申請20人
    • スケジュールや作業者が確定していないだけ?
    • 本当に来た。作業者は2人
    • ケージで囲まれていて入れない
  • 手ぶら
    • 部品や工具を貸し出し
    • ネジ、ドライバ、ケーブル、L2スイッチw
  • Q:血塗れのファイバーはどうなった
    • A:きれいに拭き、影響がないことを確認。フィクションですが
    • 電源ケーブルだと拭いたときに感電の可能性も
  • Q:布団は和布団?
    • A:自分が見たわけではないが、リアルな布団
  • 伊勢:クリーンルームで「ヤスリない?」と言われたことがある

パネルディスカッション「日本のホスティング事業は何処へ向かうのか」

  • 技術出身経営者
    • さくらインターネット 田中邦裕
    • データホテル 嶋田健作
  • モデレータ:伊勢幸一
  • 伊勢:IDC Japan 2012レポート
    • データセンターアウトソーシング市場は右上がり
    • 本当に儲かってる?
  • 田中:最終的には儲けは出ている
  • 伊勢:がっつり?
  • 田中:部門によりw
  • 伊勢:決算報告と肌感覚の違いがあるのでは
  • 田中:決算説明会の資料で、サービスごとの利益
    • レンタルサーバーは儲かる
    • 定価で買ってくれる
    • 勝ち負けがはっきりしていて宣伝費があまりかからない
    • 専用サーバーやコロケーションは厳しい
    • 値切りがある
  • 嶋田:過酷な環境が増えると客入りがいい
    • 運用のケアまでやっている
    • ソーシャルアプリのように過酷なトラフィックなど
  • 伊勢:DC事業者は本当に調子いいと思う?
  • 会場:勝負は今年ですからw
    • 去年はだいたいよかった
  • 伊勢:結論が出てしまったようなw
  • 伊勢:AWSは敵か味方か
  • 田中:敵であるのは正直なところ
    • 向こうも大きな会社なのでこちらをチェックしていないだろう
    • その隙間をぬっていく
    • AWSはクラウドしかやっていない
    • マネージド、専用、レンサバ
    • 相手をどう位置づけるかによる
  • 嶋田:AWSでできるのに、できないの、と言われることもしばしば
    • 値下げとか
    • 隣に外人さんが引っ越してきたようなもの
    • まだ敵とも見方とも
  • 伊勢:AWS上でマネージドサービスというのは
    • 嶋田:AWSのトラブルも保証しなくてはならないので、無理
  • 伊勢:目障りな競合は。AWS以外で
  • 嶋田:目障りというか、大きな目で見ると、たくさんDCができて、今年後半に値下げしてくるだろう
  • 田中:そんなにないが、やはりAWSは、なにかと
  • 伊勢:ライバルとかよくあるが
  • 田中:DCはいろいろな要素がある
    • うちとビットアイルと比較されても違うし
    • 専用サーバーのAT Link
    • マネージドホスティングのデータホテル
    • 全部競合というのはない
    • AWSがちょいちょい値下げしてくるとかw
  • 嶋田:マネージドでもろに競合しているところも少ない
    • コンペされると価格とか
  • 伊勢:Amazonの人います?
    • (会場、一人手をあげる)
  • 田中:目障りというのは学ぶべきことがあるから
    • 邪険にするより、こっそり盗むとか
    • 個人的にS3使ってますw
  • 伊勢:人、物、金、技術、一番大事なものは?
    • 物と金はどうにかなるとして、最後に残るのは人と技術だと思うがどうか
  • 田中:そう思う
    • 人と技術はくっついている
  • 嶋田:データホテルのロゴには「人」が入っているw
  • 伊勢:SDNって必要か
  • 田中:SDNである必要はないと思う
    • 「顧客が本当にほしかったもの」の図
    • ほしいのはスケーラビリティ
  • 嶋田:DC間の接続にこういうのは必要だと思うが
    • お客さんがほしいということはない
  • 伊勢:OCPJをどう思う?
  • 嶋田:いいと思う
    • さくらもデータセンターを作った
    • うちもなんな作りたいという気に
  • 伊勢:インフラエンジニアはモテるか?
    • これは愚問ですね。モテるに決まってるw
  • 伊勢:何処へ向かうのか
  • 嶋田:使う技術に特化した会社
    • 海外と比較されるようになると思う
    • 国際競争力が求められる
    • シンガポールのデータセンターパークとの比較
  • 伊勢:設備? リソース?
    • 箱は日本企業がすでに世界中に
  • 嶋田:連携とか、知るとか
    • 国際化
  • 田中:東京の市場が今年から厳しくなる
    • 場合によっては東京のDCを減らす可能性も
    • 自社で持っているのは石狩のみ
    • 減らせるのは強み
    • それだけでは夢がないので
    • 日本のDCは伸び悩む
    • アジア全体は延びる
    • シンガポールが中心になったとき、そのバックアップ
    • アジアで、シンガポールの次の拠点として、日本の北が有利になる
  • 伊勢:世界から日本か、日本から世界か
  • 田中:世界規模のサービスで、アジアの第2拠点として
  • 伊勢:地震リスク
  • 田中:西日本や北海道は比較的少ない。米西海岸より有利では
  • 伊勢:電気代の問題
  • 田中:省電力や代替電力などに取り組んでいる
  • 伊勢:ホスティング事業は楽しい?
    • 技術出身の経営者として
  • 田中:私は人生ホスティングなので
    • 学生時代から、インフラを支えているという楽しみにより起業
    • ホスティングは結果は同じようなもの
    • 手段にこだわれる:OSのチューンアップ、自社製サーバー、石狩DCなど
    • エンジニア冥利につきる
  • 嶋田:楽しいと思う
    • 田中社長ほどのホスティング愛には負けるが
    • いじっていて楽しい
  • Q:電力事業が厳しくなっていく。そのあたりをどう考えるか
  • 田中:代替電力もあり、トータルでいうと下がってくるだろう
    • 発電は後発が安くなる
  • 嶋田:円安になって電力代が上がるほうが大きそう
    • いざとなったら、石狩を借りるとかw
  • 田中:みんな北海道にDCを作りましょうw
  • Q:石狩とか人里離れると、人の募集は
  • 田中:東京でも技術者を集めるのは難しいw
    • 実は札幌駅から車で20〜30分
    • 札幌にメーカーが拠点
    • 東京から千葉とかよりレスポンスタイムいい
    • 問題としては、石狩市民が少なくて、札幌市民が多い

「飛雄馬、インドの星になれ!」

 2012年頭、「『巨人の星』がインドでリメイク。競技は野球ではなくクリケットに」というニュースが流れた。インパクトがある話だったので、自分を含め、多くの人が話題にした。

 実はこのニュース、プロジェクトが座礁しかかっていたときに、意図的にリークしたものだという。話題性があった効果で支援がつき、無事放送にこぎつけ、現在「スーラジ ザ・ライジングスター」は好調な視聴率を得ているようだ。

 そのようなエピソードも含め、本書は、このインド版巨人の星のプロジェクトを企んだ古賀氏による手記だ。「クーリエ・ジャポン」の初代編集長の人で、それを退いたあとにインド事業に乗り出したのだという。本書では、学生時代にバックパッカー旅でインドに滞在したところから、たびたびインドに行って経済成長を見てきたことなどが背景として語られている。あと、インドでのクリケットの人気っぷりも、なるほど日本の高度成長期の野球に似てるなとか。

 プロジェクトは紆余曲折で、インドの日本人会の集まりでポロっと「インド版巨人の星を作りたい」と言ったところから、後にその縁でこのプロジェクトの相棒となる博報堂の宇都宮氏を紹介されるところが好調なところ。博報堂との関係やらスポンサーやら制作系やら政府の支援があったりなかたりやら。

 インドのビジネスマンとの交渉のタフさや、インド独自の慣習なども語られている。大リーグボール養成ギプスやちゃぶ台返しが放送コードにひっかかるとか、母親がいないのはいかがなものかと指摘されたとか。あと、インドの制作会社であるDQEはディズニーの仕事などをしている近代的なところだとか。

 作品へのこだわりもいろいろ。とくにこだわりが語られているのがキャラだ。星飛雄馬であるスーラジの造形については、何度も「もっと目を強く」という注文を付けて、なかなか伝わらなかったのだけど、人気俳優のアミール・カーンのようにと言ったら通じたとか。花形は世界共通でわかりやすいだろうなと思ってたけど、意外と伴や左門の太めキャラが共通だったとか。

 キャラといえば、川崎のぼる氏にインドアニメ化の了解をとりに訪問したときに、唯一言われた注文が「明子姉さんを、とにかく綺麗な人にしてほしい」だったという話も、ちょっといいな。

 ちなみに、主題歌に関するエピソードの関連で、演歌歌手のチャダさんが写真つきで出てきたときは驚いた。

 ジャンルとしてはライトなビジネスノンフィクションになるのだろうか。でも固い感じではなく、新書に近い感じの手記で、さらっと読めて楽しめた。

「SDN/OpenFlowで進化する仮想ネットワーク入門」

SDN/OpenFlowで進化する仮想ネットワーク入門 (Cloudシリーズ(Next Publishing))
株式会社インプレスR&D (2013-03-01)
売り上げランキング: 227

 従来のデータセンター(DC)のネットワークでは、North-South(図にしたときの上下、つまりインターネットとサーバーの間)のトラフィックが中心だった。横方向は、サイロ化され分割されていた。

 それに対し、最近のいわゆるクラウドと呼ばれるようなDCのネットワークでは、East-West(図にしたときの左右、つまりサーバー間やDC間)のトラフィックのほうが重視されると言われている。そのため、横方向のL2接続を大規模かつ柔軟に構成する必要がある。で、ファブリックとかトンネリングとかSDNとか。

 と、受け売りはそのくらいにして、本書はそうした現代のL2ネットワークの技術について、アーキテクチャや仕様を横断的に解説している書籍だ。

 具体的には、タグVLAN、GRE、MPLS、VXLAN、NVGRE、STT、MC-LAG、TRILL、SPB、OpenFlow(少し)について扱っている。このへんが技術的に、コンパクトに一冊にまとまって解説されている市販書籍は、なかなかないんじゃなかろうか。

 前書きでは、ネットワークエンジニア向けというよりサーバーエンジニアやビジネスマン向けと書かれている。まあそれはそれとして、このへんのアーキテクチャを技術的におさえておきたいエンジニアの人とかが、リファレンス的に読むのにいいと思う。

 なお、本書は電子書籍とプリントオンデマンドのみでの販売。

disclaimer:私は少しだけ関係者ですが、発売後の直接の利害関係はありません。本書も自分で購入しました。

「Software Design」2013年3月号

 第1特集はオープンクラウドねた。OpenStack、CloudStack、CloudFoundry、Scalr、Eucalyptusというそれぞれのレイヤーのクラウド構築オープンソースソフトを扱っていて、参考になる。あと、各パートとも、紹介→getting startedという構成が揃っている。

 第2特集が、ネットワークケーブルのワイヤリング。ネットワークの環境と配線の変化、工事の実際、光ケーブルの知識という3部構成。

 「社内LAN撲滅運動」は、ネット(の一部)でちょっと前に話題になったサーバーワークス社の取り組みで、興味深く読んだ。ここで撲滅されているのは主にL7のサービス。最後はActive Directoryと。

 連載改編期で、終了する連載と新連載がいろいろ。新連載としては、「Debian Hot Topics」が登場。Debianの開発者が見たもろもろを語る連載で、初回の今回は「ディストリビューション開発は(OSS開発と違い)パズルのようなもの」というたとえが面白かった。

 その一方の終了する連載としては、「Software Designers」最終回が、いままでの名言集と、著者自身の話。ほか、dankogaiさん連載が“fool”について。TechCrunch連載が、連載のハイライトなど。phaさん連載が流行の移りかわりなど。Emacs Win64連載が、.NETコンポーネント呼び出しと、それによるKeePassの利用。

 カーネル観光ガイド連載は、ちょうど雑誌が発売されたころにリリースされたLinux 3.8のhuge zero pageやSEEK_HOLEやext4のinodeインラインデータと、UEFI secure bootへの取り組みなど。

 そのほか、Ubuntu連載がLibreOffice 4.0。ハイパーバイザー連載が、BHyveの概要。シェルスクリプト連載が、画像をppm化してシェルスクリプトで加工する話。はんだづけカフェ連載が、Raspberry Pi + Webカメラでツイート。単発記事「SSDストレージ爆発的普及の理由」がPure Storage製品の紹介。IPv6連載が、Internet Week 2012レポートなど。iOS開発連載が、アプリに広告を載せて収入を得る話。Android開発連載が、JUnitによるテスト。Unixから学んだ連載が、BSDが動く一般向けのマイコンボードについて。Hack For Japan連載が、気象データハッカソンとオープンデータについて。

「春秋山伏記」

春秋山伏記 (新潮文庫)
藤沢 周平
新潮社
売り上げランキング: 160,824

 藤沢周平作品は何冊か読んだぐらいだったけど、半月ぐらい前のKindleセールで本書を買ってから、チェーンリーディングしている。まあ年相応か。

 本書は藤沢周平作品の中ではちょっと変わっていて(らしい)、庄内の村を舞台にした、ほのぼの短編集。主人公は山伏なんだけど、どっちかというと村の相談事やトラブルを解決する役割で、どこかの感想で見た「村の駐在さん」という形容がぴったりな感じ。

 とはいえ「安蔵の嫁」では山伏らしい活動も入ってきて、「人攫い」では本格的に山の民の村を目指して険しい山に入っていく。また、ほのぼの基調とはいえ、「火の家」では村のムラたる暗い側面も。

 そんなこんなで面白く読んで、上に書いたとおり藤沢周平作品をチェーンリーディング中。

Clojure 1.5のsome->

 Clojure 1.5がリリースされてた。

 ヌルい私にも、some->とsome->>が便利そうだと思った。

 ふつうの->だと、「値またはnilを返す」処理をはさむと面倒。

user=> (-> {:foo 3, :bar 4} :foo (* 2))
6
user=> (-> {:bar 4} :foo (* 2))
NullPointerException   clojure.lang.Numbers.ops (Numbers.java:942)

 some->だと、途中でnilだったらnilを返す。

user=> (some-> {:foo 3, :bar 4} :foo (* 2))
6
user=> (some-> {:bar 4} :foo (* 2))
nil

35歳と「プールサイド」と「キリン」

 最近、36歳以上の男性に関して語るブログエントリーが炎上したとか。それはよく知らないのだけど、35歳が人生の折り返し地点という考えは、しばしば見かけるなと思った。プログラマー35歳定年説とか。

 で連想したのが、村上春樹の「回転木馬のデッドヒート」に収録されている短編「プールサイド」。35歳を越えた男性が、順調な人生も含めて、自分がもう若者(あちら側)には戻れないのだなと感じる話。

回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)
村上 春樹
講談社
売り上げランキング: 20,682

 この作品にインスパイヤされていると言われているのが、バイクマンガ「キリン」の初期。タイトルからして「Point of no-return」。

 | HOME | 

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

emasaka

emasaka

フリーター。
連絡先はこのへん

Monthly


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。