pure bashでsort相当
「シェル操作課題 (cut, sort, uniq などで集計を行う) 設問編 - Yamashiro0217の日記」を見て、ごく普通の回答はさておき、AWK単体とかpure bashとかでやるとソートが大変だよなぁと思って、pure bashでsort相当のコマンドをまず書いた。
そしたら、「tsekine's miscellaneous thoughts: シェル操作課題への回答」が先にやってたので、ここまで。
ここでのソートの要件。
- カラムを指定してソート
- 文字列比較または数値比較を選べる
- 安定ソート
書いたシェルスクリプトはgistに。
実行例。
$ sort_stable -n -t , -k 2 < log.txt server3,1343363115,7,/login.php server1,1343363265,7,/video.php server1,1343363105,8,/profile.php server4,1343363225,12,/video.php server2,1343363110,20,/profile.php server2,1343363110,20,/profile.php server1,1343363124,30,/video.php server3,1343363205,30,/login.php server2,1343363205,35,/profile.php
結局、シェルのソートでシェルソート、だけどアルゴリズムは単純な挿入ソート、というオヤジギャグが言いたかっただけです。
神州纐纈城
頭が疲れて、普通の文章を読んでも頭に入らないときなど、ストーリーテリングに長けていて波瀾万丈のエンタメ小説やマンガが無性に読みたくなることがある。たとえば浦沢直樹のマンガとか。「天地明察」を読んだのも、そんなときだったかと思う。
今回は「神州纐纈城」を読んだ。
幻想的な描写が印象的な怪奇譚だが、トントンとリズムよい文章に惹き込まれ、気付くと最後まで到達していた。いや正しくは未完なんだけど。
いろいろ登場人物や人間の業と因果がもつれ絡まる内容なんだけど、主要人物どうしはあまり絡まずに終わるのが、未完をより感じるところでもあり、必要以上に話が通俗的なデッドシリアスにならないところでもあり。
解説で三島由紀夫も書くように、日本的な時代小説というより、ヨーロッパのロマン小説っぽい。もっというと、現代マンガの時代モノというか。
ちなみに、私は文庫本で読んだけど、青空文庫でも読める。