本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「まるごとPerl! Vol.1」

 私の担当した本です。「まるごと」シリーズ担当から暖簾を借りて作りました。8/25発売です。

 見てのとおり、Perlの第一人者の方々に頼み込んで執筆してもらいました。

 「はてなBookmark」や「livedoor Reader」の実装の話を、開発者自身が語っているのも見どころです。また、ちょうど旬のSpamAssassin日本語化のネタや、OpenOffice.orgのODF形式を使ったWebアプリの話なども、それぞれの第一人者の方々に執筆してもらっています。

 一冊まるごと、見どころです。

まるごとPerl! Vol.1
まるごとPerl! Vol.1
posted with amazlet on 06.09.24
小飼 弾 宮川 達彦 伊藤 直也 川合 孝典 水野 貴明
インプレスコミュニケーションズ (2006/08/24)

「「超」整理法」

 恥かしながら、今になって読んだ。方法自体はよく紹介されているので知ってはいたのだが。

 驚いたのは、13年前に書かれた情報術の本にもかかわらず、内容が古くなっていないこと。いずれ電子メールに変わるだろうという前提で、パソコンFAXを電子メール風に使っていたりするし。

 そもそも時間順というのは本質じゃなくて「整理から検索へ」というパラダイムシフトが中心にあると思う。これって、今をときめくGoogleのアプローチではないかと。

「超」整理法―情報検索と発想の新システム
野口 悠紀雄
中央公論社 (1993/11)
売り上げランキング: 61,227

「人類の月着陸はあったんだ論」

 と学会の主要メンバーが、副島隆彦氏の「人類の月面着陸は無かったろう論」にツッコミを入れる書籍。これを読むと、原著がとても香ばしく見えて、つい読みたくなってしまうのが困りものだ(笑)。

 という本筋はさておき、興味深かったのが本書の構成。

 第1章が宇宙ジャーナリストさんによる宇宙開発史解説(約20ページ)。第2~4章が、と学会のメンバー3人+担当編集者による対談(約120 ページ)。第5章が、山本弘氏による「人類の月面着陸は無かったろう論」論(約80ページ)。最後に第6章がふたたび対談(約30ページ)。

 で、本書のメインと目される第5章の中で「〆切を過ぎている」とボヤいているのに対して、対談のパートで第5章の内容を引用している。これってつまり…

 と、著者の意図と関係ないところで、いろいろ想像してしまう本だった。いやー、胃が痛い(笑)。

人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート
山本 弘 江藤 巌 皆神 龍太郎 植木 不等式 志水 一夫
楽工社 (2005/11)

「天牌」34巻

 四川勝負あたりの神展開には負けるけど、この34巻までハイレベルで続いている麻雀劇画。まさにオカルト麻雀なんだけど。

 この巻では、外伝から入ってきたキャラの星野源八がいい感じ。

天牌 34 (34)
天牌 34 (34)
posted with amazlet on 06.09.22
来賀 友志 嶺岸 信明
日本文芸社 (2006/07/06)

「アフターマン 人類滅亡後の地球を支配する動物世界」

 5000万年後(人類絶滅後)の生物を想像した、ポピュラーサイエンス本。図解を多用し、想像上の姿を描いていて面白い。
 20年以上前に発行された本の復刻版だが、初めて読んだ。

 著者がマジメな人なのか、それほどブッ飛んだ想像は少ない。よく使っている手法としては、生態的地位(ニッチ)の空位にほかの動物が就くというもの。具体的には、シカのように進化したウサギ、狼のように進化したネズミ、クジラのように進化したペンギンなどだ。

 なお、表紙になっている動物は、地上の捕食動物に進化したコウモリ(体高1.5メートル)。

アフターマン 人類滅亡後の地球を支配する動物世界
ドゥーガル・ディクソン 今泉 吉典
ダイヤモンド社 (2004/07/09)
売り上げランキング: 7,305

「デトロイト・メタル・シティ」1巻

 マイミクな人の日記で紹介されていたので買ったマンガ。

 …電車で噴いた。

P.S.
読んでて「アマレスけんちゃん」を連想したので調べてみたら、本人かよ!

デトロイト・メタル・シティ 1 (1)
若杉 公徳
白泉社 (2006/05/29)

「銃・病原菌・鉄」上・下

 上下あわせて650ページに及ぶ大作。訳書の発売当時に買ったんだけど積ん読になっていて、ようやく読了した。

 題名は、ヨーロッパ人がアメリカを征服した要因を意味する。で、なんで5つの大陸で「持っているもの」に差ができちゃったのかを、時間と空間、学問分野を飛び越えて考察するのが本書だ。まとめると、人種の優劣はなくて、栽培・飼育に適した環境にいた人たちが文明を作っちゃった、ということになるんだけど。あとは文明の伝播のしやすさとか。
 下巻ではさらに、ヨーロッパになりそこねたネイティブアメリカンやオーストラリア、アフリカ、中国などを取り上げていて、刺激的だ。

 さまざまな事象にそれぞれじっくりと取り組んでいて面白い。しかも、語り口もわかりやすい。

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
ジャレド ダイアモンド Jared Diamond 倉骨 彰
草思社 (2000/09)
売り上げランキング: 7,761


銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
ジャレド ダイアモンド Jared Diamond 倉骨 彰
草思社 (2000/09)
売り上げランキング: 10,404

「素数ゼミの謎」

 北米で13年と17年ごとにまとめて現れる「素数ゼミ」について、なぜそうなったかを解説する本。子供向けに書かれていてわかりやすいうえに、大人が読んでも面白いというのがすごい。改めて進化のメカニズムについて考えさせられた。

素数ゼミの謎
素数ゼミの謎
posted with amazlet on 06.09.20
吉村 仁
文芸春秋 (2005/07/12)
売り上げランキング: 306

「誰も教えてくれない聖書の読み方」

 いわば「トンデモ聖書の世界」。いや、と学会本で紹介されていたので読んだのだけど。

 「聖書に書いてある内容」の妙ちきりんな部分やダークな部分に、軽いタッチでツッコミを入れる本。おまけに、信者の人が誤解していて、なおかつ聖書を読めば書いてあることなども、いろいろ解説している。
 いかにも訳者の山形氏が得意そうな書き方で、訳文もマッチしている。

 面白かった。

誰も教えてくれない聖書の読み方
ケン スミス Ken Smith 山形 浩生
晶文社 (2001/01)
売り上げランキング: 62,446

「宗像教授異考録」第二集

 星野之宣による、伝奇/考古学/民俗学/民族学ネタのマンガ。かつて「宗像教授伝奇考 」として続いていたシリーズが復活した2冊目だ。

 ネタとそれを語る部分はとても面白い。今回のネタは「花咲爺」「邪馬台国」「七夕伝説」の3つ。あいかわらず想像力を広げている。

 でも、「異考録」になってから特に、ストーリーがセリフのための付け足しっぽいように感じるのが残念。とってつけたように女性を出したり唐突にラブストーリーにしたりするのが、まるで連載打ち切りが近いマンガのような…

宗像教授異考録 2 (2)
宗像教授異考録 2 (2)
posted with amazlet on 06.09.20
星野 之宣
小学館 (2006/06/30)

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