本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「Q.E.D」24巻

 毎度おなじみ、本格推理マンガ。今回もマンガの特性を生かして、思わぬところにさりげなく伏線をちりばめてくれます。1冊で2度おいしい。

 2編を収録。「クリスマスイブイブ」は、ときどきやっているドタバタもの。が、あそこからああいう伏線を張っていたとは、と驚き。

 もう一編の「罪と罰」は…おっと、どう説明してもネタばれになってしまいそうなのでパス。

Q.E.D-証明終了- 24 (24)
Q.E.D-証明終了- 24 (24)
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加藤 元浩
講談社 (2006/05/17)

「仮面ライダーSPIRITS」9巻

 激熱の男泣き系マンガ家、村枝賢一アニキの最新作。
 オビのキャッチにも使われていますが、

「それでも 戦っていいんだぜ
 村雨良 君は… 人間のために戦っても いいんだ」

にシビれました。

 あとベイカー姐さんキター!
仮面ライダーSPIRITS 9 (9)
石ノ森 章太郎 村枝 賢一
講談社 (2006/05/23)


「ニッポンの挑戦 インターネットの夜明け」

 Web放送やってた、日本のインターネット黎明期インタビューの書籍版。書籍なので、インタビューの言葉だけでなく、いろいろ説明がついている。

 JUNETを使ってたわりに裏側の話はあまり知らなかった私には、へぇがいろいろでした。

ニッポンの挑戦 インターネットの夜明け
松岡 美樹
RBB PRESS (2005/08/23)
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「金儲けがすべてでいいのか」

 生成文法のチョムスキーが米国政府の「グローバリム」を批判する論文集。論文といっても、難解な用語もなくてさくっと読める。

 チョムスキーは、かつての大英帝国などを例にひきながら、「支配者に都合のいい部分でだけの自由主義」や「米国流の押しつけによる国際収奪」を批判する。さまざまな事例をあげていて、読ませる。

 とはいえ、グローバルな権力の批判が、ドメスティックな権力の擁護につながりやすいというのは皮肉だ。よくも悪くも、チョムスキーの批判対象は米国なのだなと。

金儲けがすべてでいいのか
ノーム チョムスキー 山崎 淳
文藝春秋 (2002/09/27)
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「風雲児たち幕末編」9巻

 本屋に並んでいたのでさっそく買った。大河歴史ギャグ漫画。

 この巻では、福沢諭吉や村田蔵六(大村益次郎)、勝海舟あたりが活躍。勝海舟かっこいいね。

 と同時に、同時代に起きたクリミア戦争とその世界的影響あたりをとりあげて解説している寄り道っぷりがすばらしい。さすが、幕末漫画の前ふりに20年かけた作品だ(笑)。

 ちなみにこの巻では手塚良仙も登場する。「福翁自伝」に登場しているとは知らなかった。あと、帯の推薦文は手塚眞。

風雲児たち 幕末編 (9)
風雲児たち 幕末編 (9)
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みなもと 太郎
リイド社 (2006/04/26)

「喰いしん坊」7巻

 毎度おなじみ、大食い対決マンガ。

 あいかわらずネタとマジの間をいく作風が楽しい。この巻では、6巻で登場した欠食坊主が活躍しています。敵はミスターオクレもどき。(このマンガの中では)オーソドックスな展開。

喰いしん坊! 7巻 (7)
喰いしん坊! 7巻 (7)
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土山 しげる
日本文芸社 (2006/05/11)

「ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する」

 全米ベストセラー「Freakonomics」の翻訳。といっても私は原書を知りません。が、訳書が発売されてちょっとした話題になっているようなので読みました。

 こりゃ面白いです。「反社会学講座」とかを面白く読んだ人にはウケるんじゃないかと(元ネタか?)。

 相撲の八百長とか、教師のインチキとか、KKKとか、麻薬の売人とか、犯罪発生率と中絶率とか、子育てと学力とか、とにかくやや下世話なテーマについて経済学や統計学のやりかたで切り込んでいます。訳者あとがきにあるように、専門家が妙に下世話なテーマに近付いてみました感みたいなのが少ないのも特徴。

 本書のおもな切口となっているのは、2つの現象の相関関係で、面白い発見がいろいろある。が、そこは悪ガキ教授、相関関係と因果関係は別物だよということで、因果関係の仮説をいろいろ引っぱっては崩してみせるのが面白い。「終章」は、それアリかよと思わされたし。

 ただし、紹介されるエピソードがネタっぽいのが難点か。2章のKKKネタがリライトされたそうだし、どこまで信じていいかは読者しだいということかと。

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
スティーヴン・レヴィット スティーヴン・ダブナー 望月 衛
東洋経済新報社 (2006/04/28)

「たのしいRuby」

著者: 高橋 征義, 後藤 裕蔵, まつもと ゆきひろ
出版社: ソフトバンククリエイティブ

 Rubyに最近入門するにあたって、とても役に立ちました。

 とにかくわかりやすいです。その時点で説明していない技を使ってしまうというミスは入門書でもわりと見掛けるのですが、それがあまりないのがすばらしい。それでいてRubyを使ううえで必要なことをカバーしている。さらに、優れたサンプルが豊富に載っているので、自分なりに応用する方法も思い付きやすい。

 Rubyをこれから始める人におすすめです。

たのしいRuby―Rubyではじめる気軽なプログラミング
高橋 征義 後藤 裕蔵 まつもと ゆきひろ
ソフトバンククリエイティブ (2002/03)
売り上げランキング: 9,338

「Q.E.D.」23巻

著者:加藤元浩
出版社: 講談社

 当代随一の緻密な論理をキープしている本格推理マンガ。小説・マンガを問わず、本格推理が好きならおすすめするシリーズだ。
 22巻のAmazonアソシエイトを設定していて、23巻が出ていることにいまごろ気づいた。さっそく読む。

 「ライアー」「アナザー・ワールド」の2編を収録。どこを説明してもネタバレになりそうなので内容は省略する。2編とも、結末には(Q.E.D.にしては)ややモヤモヤとしたものが残るものの、伏線の張りかたが本当にみごと。

Q.E.D.―証明終了 (23)
Q.E.D.―証明終了 (23)
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加藤 元浩
講談社 (2006/03/17)

「 グーグルGoogle―既存のビジネスを破壊する」

著者:佐々木 俊尚
出版社: 文藝春秋
ISBN: 4166605011

 ボトムアップで語るGoogle論として評判のようなので読んでみた。ウェブ進化論と同じく、インターネットを積極的に使っている人たちがなんとなく考えているようなことを改めて整理した本。

 この本の場合は取材による掘り下げが面白い。京浜島の駐車場の話とか。で、「Googleとはこれだ」的な、わかりやすい結論にあまりまとめないところが特徴ではなかろうか。第6章はまとめきれず散漫になっている気もするが。


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