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本を読む

読書やコンピュータなどに関するメモ

「トラックドライバーにも言わせて」

トラックドライバーにも言わせて (新潮新書)
橋本 愛喜(はしもと あいき)(著), 橋本 愛喜(はしもと あいき)(その他)
新潮社 (2020-03-13T00:00:01Z)
5つ星のうち4.5
¥836

 大型トラックというと一般運転者にはあまり近寄りたくない印象があるし、路駐や、“中身”入りペットボトルなど周囲に迷惑をかける行動もある。そういった印象や問題について、トラック運転手側からそうなる背景を語っている本。方向性としては「迷惑かけて申しわけないけど、ホント大変なんですよ」というところ。ちなみに著者は、留学を予定していた大学卒業の直前に父親が倒れて家業の工場を継ぎ、経営のかたわら自ら大型トラックのハンドルを握って働き、後に工場を畳んだという経歴の人だとか。

 事情というのはたとえば、想像以上に大きい死角や、渋滞をノロノロ進む事情、エンジンをかけたままハンドルに足を上げて休憩する理由、眠気や尿意との戦いなど。

 一方で世の中で物流のニーズと厳しさはどんどん増していく。一般消費者は神様、荷主は閻魔様と。

 さらに、2019年9月に横浜市神奈川区で起きた京急踏切脱線事故について、複数回の現場検証や、同業のトラッカーの証言から、複合的な原因を探る。

「新仮面ライダーSPIRITS」25巻

新 仮面ライダーSPIRITS(25) (KCデラックス)
村枝 賢一(著), 石ノ森 章太郎(原著)
講談社 (2020-04-16T00:00:01Z)
5つ星のうち4.2
¥726

スカイライダーは、航空自衛隊精鋭の生き残りパイロットの助けを借りて、重力低減装置を受け取って成層圏へ。

だからちゃんと……普通に帰ってくるよ

阿修羅谷では、やられキャラかと思われたヒデが活躍。

Nautilusスクリプトのシェルスクリプトでファイル名を受け取る

 GNOMEのファイルマネージャーであるNautilus(ファイル)には、Nautilusスクリプトという仕組みがあります。Nautilusスクリプトを使うと、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)から、Nautilus上で選択している1つまたは複数のファイル名を参照して、コマンドを実行できます。

 このNautilusスクリプトをシェルスクリプトで作る場合を考えます。題材としては、xzコマンドを1度だけ実行して、全ファイルを引数で渡す場合とします。なお、ファイル1つごとにxzコマンドを実行するものではありません(実用上はそれで問題ないのですが)。

ファイル名の受け取り方

 ファイル名のリストは、環境変数NAUTILUS_SCRIPT_SELECTED_FILE_PATHSで、1行1ファイル名の形式で渡されます。そのため、素朴な実装としては、次のように書けます。

#/bin/sh
xz $NAUTILUS_SCRIPT_SELECTED_FILE_PATHS

 ただし、ファイル名に空白などが入っていると、そこで別の引数に区切られてしまいます。いやー、IFSとかで引数展開の区切りを指定できて、"$@"形式で展開できるといいんですが。たとえばこんな感じにできれば。

#/bin/sh
IFS='
' set -- $NAUTILUS_SCRIPT_SELECTED_FILE_PATHS
xz "$@"             # これはうまくいかない

 Bashの機能を使うのであれば、配列を使って書けるんですが。

#/bin/bash
mapfile -t ary <<<"$NAUTILUS_SCRIPT_SELECTED_FILE_PATHS"
xz "${ary[@]}"

 まあこれ以上はPythonとかを使ったほうがいいでしょうね。

@satoh_fumiyasuさんの解

 てなことをTwitterでつぶやいたら、@satoh_fumiyasuさんがシェルで実現する解を考えてくれました

 ざっくりいうと、ラッパー関数を作り、それを呼び出すときにIFSを指定する方法ですね。

「日経Linux」2020年1月号

日経Linux 2020年 1 月号
日経Linux 2020年 1 月号
posted with AmaQuick at 2020.05.03
日経Linux(編集)
日経BP (2019-12-07T00:00:01Z)
5つ星のうち3.7
¥1,830

 これの次号がすでに出ているけど、通読メモとして。

 特集1が、「6コース×3ステップで学ぶ Linux超入門」。コース1が「Ubuntu」で、インストールや初期設定、コマンド入門。コース2が「アプリ活用」で、最初からインストールされるアプリの紹介や、追加方法。コース3が「Python」で、AnacondaでPythonやJupyter Notebookを使えるようにし、基本構文や基本的なデータ操作を解説する。コース4が「電子耕作」で、EtcherからRaspberry PiにRaspbianをインストールし、ブレッドボードに組んだ温湿度センサーから情報を読み取る。コース5が「AI」で、IBMのMAX(Model Asset Exchange)からDockerコンテナのモデルを実行する。コース6が「サーバー」で、WireGuardのVPNサーバーを立てて使う。

 特集2が「ラズパイ4のすべて」。Part 1では、11月に日本で販売開始されたRaspberry Pi 4 Model Bを紹介し、マルチディスプレイやベンチマークをテストして、熱問題も検証する。Part 2はそれを受けて、熱対策や、ファームウェア破壊の修理、EDID問題で画面が映らない場合の対策、ACアダプター問題について。Part 3ではさらに、さまざまな熱対策を実験。Part 4が、Ubuntu 19.10をインストールし、デスクトップ環境を導入して日本語化し、GPIOやi2cなどの権限を変更、Raspbianのuserlandをインストール、さらにSSDから起動できるようにする。

 特集3が「Windows 7 >>> LInux OS換装テクニック」で、Part 1が、WindowsやmacOSに似た画面テーマのFerenOSを2013年モデルのLavie Z PC-LZ650NSSにインストールし、Transfer Toolでデータを移行する。Part 2が、Ubuntu Serverを2012年モデルのコンパクトPCのEndeavor ST160Eにインストールし、Docker+Portainerで、WordpressやNextcloudを立てる。

 特集4が、なかば連載の「ラズパイで楽しむLinuxライフ」。Raspberry Pi 4BのRaspbianにVS Code(VSCodium)をインストールし、Python拡張ms-python.pythonを追加、Windows 10のVS Codeからリモート開発する。

 まつもとゆきひろ氏の「プログラマのこだわり」連載が、アンガーマネジメントをテーマとして「気分を重視」というポリシーについて。氏がしばしば挙げる「バベル17」を“言語の精神への影響”としてRubyの原点とし、Rubyのポリシーを「人間にフォーカス」「気分を重視」と。そして、コミュニティー運営などにアンガーマネジメントについて、宗教家でもある氏が語る。

 「ハード&ソフトをちょい足し! 新しいラズパイの遊び方」連載が、さまざまなI2S DACのHATの紹介と、国内発売されたRaspberry Pi 4B自体をAmazon Music Unlimited HD対応のUSB DAC化する方法。

 「PCとラズパイ両対応 ゆっくり学ぶLinuxの使い方」連載が、標準的に使われるGUIアプリケーションの紹介と、パッケージのインストール、ランチャーへの登録。「Linux 100%活用ガイド」連載が、シェルスクリプト入門で、実行方法まわりを中心に。LinuC/LPIC連載が、vim入門その1。カーネル新機能連載が、NVMeの温度監視機能。

 巻頭Linuxレポートが、Wine 5.0、Canonicalの仮想マシン管理ツールMultipass。世界のディストロ連載が、Windows風UIやスマホ連携機能のZorin OS。フリーソフト連載が、中央ストレージを介さないでインターネット経由でPCやスマートフォンのファイルを同期するSyncthing、ChromecastにLinux上のアプリの画面を表示するMKchromecast。

 みんな大好き「#!シス管系女子Season6」が、bgとdisownによりログアウトしてもプログラムを動かし続ける方法。tmuxを使っているならreptyrとかも便利ですね。そしていきなり1ページ目から大野先輩のさりげないボケw

 別冊付録が、過去の特集(フリーソフト96本)に前置き(定番23本)を加えた「Linuxフリーソフト119本 使い方大事典」。私が書いたものも入っていました。96本を列挙しておくと、WallpaperDownloader、Cairo-Dock、Conky、GNOME Tweaks、ranger、cfiles、Déjà Dup、TimeShift、GParted、dutree、Terminator、Byobu、CopyQ、QRencode、aria2c、Makagiga、Peek、ibus-skk、Ramme、Dropbox extension for Nautilus、Chromium、Vivaldi、Falkon、Midori Web Browser、KeePassXC、Bitwarden、Buttercup、Endpass、pass、Slack、Mattermost Desktop、Telegram Desktop、Simplenote、Joplin、Notable、Mailspring、Google Play Music Dektop Player、Spotify、Audacious、Climentine Music Player、cmus、EasyTag、Ardour、Shotwell、Geeqie、Pinta、Inkscape、ImageMagick、Exiv2、Pick、VLC media player、Kodi、KDenlive、Shotcut、HandBrake、OBS Studio、V4L2ユーティリティー、Motion、micro、Pluma、vim、Atom、uberWriter、AbiWord、Gnumeric、Scribus、Freeplane、MuseScore、nkf、Okular、aobook、MComix、poppler-utils、cpdf、PDF Mix Tool、wkhtmltopdf、forked-daapd、Rygel、Nextcloud、LogicalDOC、Mosh、Gufw、OSQuery、Zabbix、Cockpit、Wireshark、FileZilla、ncftp、sshfs、Eclipse、Visual Studio Code、PyCharm CE、Docker CE、VirtualBox、Fritzing、FreeCAD。

「日経Linux」2020年1月号

日経Linux 2020年 1 月号
日経Linux 2020年 1 月号
posted with amachazl at 2020.04.06
日経Linux
日経BP (2019-12-07)
売り上げランキング: 9

 次号がすでに出ていて次々号も近く出るタイミングだけど、通読メモとして。

 特集1が、Windows 7サポート期限終了に合わせた「Windows 7からLinuxへ安心の引っ越し全ノウハウ」。Part 1がGUIでの操作を比較。Part 2がUbuntuのインストール。Part 3がデータファイルやメール、アドレス帳、ブックマーク、日本語変換辞書の引っ越し。Part 4がLibreOfficeやOneDrive、Googleドライブのオフィススイート。Part 5が標準的なアプリの紹介。Part 6が、つまづきやすいWindowsとLinuxの違い。Part 7が、プリンター&スキャナー、共有フォルダー、Windows風デスクトップカスタマイズ、Bluetooth機器、ファイルの関連付け。

 特集2が、本号出版当時に出たばかりのUbuntu 19.10を紹介する「サクッと解説! Ubuntu 19.10」。Part 1が19.10の主な変更点で、ZFSインストール対応(実験的機能)、プロプライエタリなNVIDIAドライバ、GNOME 3.34、DLNAによるメディア共有、WPSサポート、Yaruのデザイン更新、Dockの外部ドライブ表示、システムモニターがdebパッケージに戻る、Chromiumがsnapパッケージのみに、LibreOffice 6.3、Linux 5.3など。Part 2がUbuntuのフレーバー6種の紹介。

 特集3が「Wineの使い方」。Wine最新版でサクラエディタをインストールする、はがきデザインキットのAdob AIR製インストーラーをWinetricksからインストールする、古いバージョンのiTunesをインストールする、WinetricksからKindle for PCをインストールする、AppDBの情報をもとにOffice 2010をインストールする、PlayOnLinuxで旧バージョンのWineを使う、という技を紹介。

 特集4が「AIで「鳩」を自動認識 ラズパイ4で3倍速」。Google Edge TPUを搭載した、Coral USB Accelerator+Raspberry Piと、Coral Dev Board+Mendel Linuxで、インプリンティング学習およびゼロからの学習を実行し、画像から鳩を検知する。

 特集5が、なかば連載の「ラズパイで楽しむLinuxライフ」で、Raspberry Piでbt-panを使ってBluetoothのPAN接続をし、UbuntuからSSHで接続したり、Raspberry PiどうしでリモートGPIOを使ったりする。

 新連載で「PCとラズパイ両対応 ゆっくり学ぶLinuxの使い方」が登場。第1回は、Linux概要と、UbuntuやRaspbianのインストール、基本的な初期設定、GUIの基本操作。

 まつもとゆきひろ氏の「プログラマのこだわり」連載が、自作プログラミング言語入門として、「RubyでつくるRuby」「Ruyで作る奇妙なプログラミング言語」「まつもとゆきひろ 言語のしくみ」の3冊の書籍を解説している。

 「Linux 100%活用ガイド」連載が、GitHubでgitリポジトリを使う方法と、さらにGitHubページでWebコンテンツを公開する方法。「ハード&ソフトをちょい足し! 新しいラズパイの遊び方」連載が、Raspberry Pi 3B+に商用DAWソフトのTracktion Waveform 10をインストールしてDTMを試す。

 カーネル新機能連載が、exFAT対応カーネルモジュール。「Linuxで旧型PCを復活! 改二」連載が、Surface BookにManjaro Linuxを、Surfaceシリーズ用カーネルモジュール集surface-linuxとともにインストールする。LinuC/LPIC連載が、圧縮・展開とアーカイブ関連のコマンドについて。

 巻頭Linuxレポートが、「みんなのラズパイコンテスト2019」発表、Fedora 31リリース。世界のディストロ連載が、GentooベースのFuntoo。フリーソフト連載が、シールや名刺などのラベル作成アプリgLabelsと、各種ソフトの一次ファイルを一括削除するBleachBit。

 みんな大好き「#!シス管系女子Season6」が、シェルスクリプトでアダムズ方式により選抜人数を計算するためにbcを使う方法。要件小出しは辛いw

 別冊付録が、過去のLinuxカーネル記事をまとめた「Linuxカーネルがわかる本」。

PDFtkはUbuntuのsnapで使える

 PDFtkは、PDFファイルに対してページ抽出や結合、回転など、いろいろな操作ができるコマンドラインツールです。しかし、PDFtkはGCJ(GNU Compile for Java)で作られていたため、GCC 7系以降でGCJが終了となって外されたことにより、今どきのOSでは簡単には使えません。

 と思っていたところ、PDFtkをDockerで使うという方法を聞きました。確かに、古いランタイムライブラリとそれを呼び出すプログラムを隔離環境で動かすのは理にかなっています。

 さてUbuntuでは、普通にコマンドとして使えるアプリケーションコンテナのパッケージとそのリポジトリとして、Snapがあります。もしかしてSnapでPDFtkがないだろうかと思って探してみたら、あっさり見つかりました。

$ snap find pdftk
Name          Version  Publisher  Notes  Summary
pdftk         2.02-4   smoser     -      command-line tool for working with PDF files
pdftk-smoser  2.02-4   smoser     -      command-line tool for working with PDF files [replaced by pdftk]

 2つあるうちの「pdftk-smoser」パッケージは、「pdftk」パッケージにに改名する前の古いものだそうです。というわけでpdftkパッケージをインストールします。

$ sudo snap install pdftk

 インストールしたら、こんな感じで普通に実行できます。

$ pdftk foo.pdf cat 2-3 output bar.pdf

 PDFtkの使い方については、適当にググってください。

 以上、「ただツールやライブラリの使い方を紹介するだけ」のエントリーでした。

「会議でスマートに見せる100の方法」

会議でスマートに見せる100の方法
サラ クーパー, Sarah Cooper, ビジネスあるある研究会
早川書房 (2016-12-08)
売り上げランキング: 91,424

 スマートそうに見せるけど実際は何も考えていない会議しぐさを紹介する、パロディというかパスティーシュっぽいお笑い本。動画「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」で笑った人なら、笑って読めると思う。

 いちばんツボったのは「No.6 それがなんであれ「スケールする?」と聞く」かな。あとは、「No.7 会議室を歩き回る」「No.17 反論しようのないあたりまえのことを言う」「No.50 紙とペンを持つ」「No.56 スライドを何枚か飛ばす」「No.63 シンプルだが深淵そうなたとえを言う」「No.70 フレームワークやプラットフォーム、モデルが正しいか問う」あたりとか。

 意外だったのは、米国の意識高い系ビジネスマンも、人脈作りのイベント(交流パーティー)に苦手意識を持ってるんだなあと。あと、電話会議の章が設けられてるのが、こちらが読んでいるタイミングにちょうどいいネタだった。

 というわけで、2016年の発売当時にカートに入れてそのままだった本書を、寝床で読む用に買って読んだ。

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